FIRE

【アーリーリタイア目指す人へ】おすすめのFIRE本4冊を紹介

こんにちは、20代の資産形成家アークです。

経済的自立の実現に向けて、日々資産形成に取り組んでいます。

2020年に入ってからFIRE(Finacial Independence,Retire Early:経済的自立と早期退職)に関連する本の出版が目立つようになりました。

当ブログでもこれまでFIREに関連する本を取り上げてきましたが、本記事ではおすすめのFIRE本4冊の特徴をそれぞれ紹介したいと思います。

経済的自立やアーリーリタイアを目指している方々にとって、よきFIRE本との出会いの場になれば幸いです。

こんな人におすすめ!!

・FIREを目指している
・資産形成を加速させたい
・FIREに興味がある

FIREの基本形

FIREとは前述のとおり、Finacial Independence,Retire Earlyの頭文字をとった言葉で、経済的に自立して早期退職(アーリーリタイア)を目指すライフスタイルを指します。

アメリカのミレニアル世代(2000年代に成人した現在20~30代の層)を中心に流行しており、現在インターネットを通じて世界に広まりつつある考え方です。

この動きはFIREムーブメントと呼ばれ、日本でも三菱サラリーマン(@FREETONSHA)さんが30歳という若さでFIREを実現しています。

私もFIREには関心があり、後に紹介するFIRE本を読んだり、FIREを実現された方々の情報に触れる機会が増えました。

そこで気づいたのは、FIREを実現した方々は資産形成の公式の最大化に注力されているということです。

資産形成の公式とは、収入-支出+(資産×運用利回り)です。

つまり、FIREを実現された方々は、収入を増やして支出を減らし、余剰資金を投資にまわして高い運用利回りでお金に働いてもらっているという共通点があります。

FIREの基本形は、収入-支出+(資産×運用利回り)であり、FIRE達成者は収入・支出・投資のいずれかで突出した成績を出している、もしくは全てにおいて高い水準を誇っています

おすすめのFIRE本4冊を紹介する際にもこのFIREの基本形を意識して、どのような点に特徴があるのかについても触れていきたいと思います。

おすすめのFIRE本4冊を紹介!!

①『FIRE 最速で経済的自立を実現する方法』(グラント・サバティエ)

まず1冊目に紹介するのは、2019年12月30日に出版された『FIRE 最速で経済的自立を実現する方法』(グラント・サバティエ)です。

FIREの本質が時間価値にあることを教えてくれる。

収入-支出+(資産×運用利回り)}×時間の最大化がFIRE実現への道。

本書を読んで最も強く感じたのは、FIREの本質は時間価値にあるということ。

収入を増やすということは、自分の時間価値を上げるということであり、それは将来の時間を買うことと同義です。

収入を増やすことこそが経済的自立に向けて成果を出すのに最も効果を発揮します。

収入を上げて、時間価値を最大化していき、将来自由に使える時間を多く生み出していくことこそがFIRE到達への最短ルートです。

著者は会社を立ち上げたり、副業にも取り組むなど収入の最大化に取り組んだことによって、5年で純資産100万ドル越えし、FIREを実現しています。

FIREの基本形でいうと、収入を上げる部分について突出していると言えます。

また、支出を減らすことは時間を無駄にしないことを意味します。

物を購入する際に、自分の人生の何時間を差し出しているかという視点が重要です。

時間価値の考え方がベースにあれば、支出が増えるほど、将来自由に使える時間が減ることが分かります。

投資についても、若ければ若いほど時間×複利の効果を味方につけることができるため、必要な金額が少なくてすむということも紹介されています。

収入を増やすことによって将来の時間を買い、支出を減らすことによって将来の時間を無駄にしない。そして、余剰資金を投資にまわし、時間×複利の効果を最大限活用する。

つまり、資産形成の公式={収入-支出+(資産×運用利回り)}×時間の最大化こそがFIRE実現への道だと感じました。

本書を読んでほしい人

・時間価値について考え方を知りたい
・最速で経済的自立に到達したい

②『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』(ジェイエル・コリンズ)」

2冊目に紹介するのは、2020年1月22日に出版された『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』(ジェイエル・コリンズ)です。

非常にシンプルで再現性の高いFIRE本

支出は稼ぎより少なくする余りは投資する。そして、借金しない

本書は特別にFIREに特化した本ではありませんが、経済的自立を目指すための考え方や手法を学ぶにはとてもいい本です。

前述の『FIRE 最速で経済的自立を実現する方法』(グラント・サバティエ)は、稼ぐ力を高めることによって最速でFIREを実現するという印象が強めでしたが、本書は長期的な資産形成でFIREを目指す比較的再現性の高い本だと感じました。

著者が意識したことは、以下の3つ。

①支出は稼ぎより少なくする。
②余りは投資する。
③借金しない。

非常にシンプルかつ、資産形成の本質を突いています。

FIREの基本形=収入-支出+(資産×運用利回り)を抑えた内容ですが、具体的には収入の50%を貯蓄していたり、バンガード社のコストの低いインデックス投資を徹底しています。

また、時間×複利の効果についても触れられています。

投資だと、時間×複利の効果を味方につけることができますが、借金だと時間×複利を敵にまわしてしまいます。

そのため、本書では借金をしてはいけないことが強く説かれており、著者も人生において1度も借金をしていません。

ゆっくりと時間をかけて自由を勝ち取りたい人や資産形成をはじめたばかりの人にも読んでいただきたい良書です。

本書を読んでほしい人

・少しずつ自由を勝ち取りたい
・再現性の高い方法でFIREを目指したい

③『FIRE 最強の早期リタイア術』(クリスティー・シェン&ブライス・リャン)

3冊目に紹介するのは、2020年3月18日に出版された『FIRE 最強の早期リタイア術』(クリスティー・シェン&ブライス・リャン)です。

お金の本質から、FIREに向けた取り組み、そしてFIRE実現後の防衛術まで網羅されたFIREの決定版

本書は、欠乏マインドやフリーダムマインドなどFIREを目指す根底の考え方やFIREを実現するにあたっての重要な要素などが紹介されています。

本書を読めば、FIREを実現する鍵は貯蓄率であることが分かります。

著者の場合、貯蓄率は52~78%くらいで、31歳でFIREを実現しています。

FIREの基本形のとおり、収入-支出を最大化し、その余剰資金をコストの低い投信やETFの運用に充てています。

また、前述の2冊と違って興味深いのが、本書はリタイア後に資金が底をつかないようにうまく戦略が練られているところです。

FIRE後のバックアッププランとして、現金クッション利回りシールドというリタイア後の相場暴落への備えが紹介されています。

また、リタイア後も副業に取り組むというサイドFIREという手も有効な選択肢の1つだと思います。

本書を読んでほしい人

・FIREを達成する有効な取り組みについて知りたい
・FIRE実現後の防衛術について知りたい

④『高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法』(生方正)

これまで紹介してきた3冊は、2020年度になってから出版された本で、いずれも海外でFIREを実現した著者によるものでした。

実は、日本でも既にFIRE本?が出ていたので最後に番外編として1冊紹介したいと思います。

2018年6月14日に出版されている『高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法』(生方正)という本です。

日本が誇る隠れFIRE本。

サラリーマンや公務員でもFIREを実現できると勇気づけてくれる本

本のタイトルからも分かるとおり、著者は高卒で海上自衛隊に入隊し、40代で資産2億円を築き、46歳でアーリーリタイアしています。

FIREの基本形に着目すると、支出を下げることに注力しています。

本書の第1章が極限まで無駄を省く節約術ですが、節約には力を入れており、収入の6割を貯蓄に回しています。

著者の属性は自衛隊(国家公務員)であり、副業は禁じられています。

なので、収入を増やすために不動産投資や国内株投資を行っています。

極限まで節約し、余剰資金を投資にまわすというシンプルな方法でアーリーリタイアを実現されています。

これまで紹介してきた3冊は、いずれも海外の著者が実践してきた方法でした。

本書はわれわれと同じ日本人の著者が、節約によって支出を減らし、余剰資金を投資にまわすというシンプルな方法でアーリーリタイアを実現しています。

本書を読むことで、会社員や公務員といった属性でもアーリーリタイアすることが可能だと勇気づけられます。

本書を読んでほしい人

・日本人でより身近なFIRE実現例を知りたい
・節約術を参考にしたい

おわりに

いかがでしたでしょうか。

それぞれ特徴があって、FIREを目指している人にとっては参考になる書籍だと思います。

振り返ってみると、やはりFIREの基本形を意識することが重要だと思いました。

いずれの著者も収入-支出を最大化して余剰資金を捻出し、それをコストの低い投資商品(インデックス投信、ETF)に投資していました。

改めて、FIREは資産形成のエッセンスが詰まっており、勉強になると感じます。

ぜひ、読者の皆さまにとって参考となる書籍に出会えれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。