FIRE本

【FIRE本おすすめ5冊を紹介】アーリーリタイアを目指すなら読むべし必読書

早く会社を辞めて自由な生活を送りたい!
自分の時間を取り戻して自分の理想とする生き方を実現したい!

上記のような想いを抱いている方々に希望をもたらしてくれるのが、FIRE(Finacial Independence,Retire Early:経済的自立と早期退職)という生き方です。

FIREとは、経済的に自立して早期退職(アーリーリタイア)を目指すライフスタイルのことを指します。

最近では、アメリカのミレニアル世代(2000年代に成人した現在20~30代の層)を中心にFIREが流行しており、現在インターネットを通じて世界に広まりつつあります。

この動きはFIREムーブメントと呼ばれ、日本でも三菱サラリーマンさん(穂高唯希さん:@FREETONSHA)が30歳という若さでFIREを実現しました。

このような背景もあって最近ではメディアでFIREについて取り上げられることも増えており、みなさんも一度は「FIRE」という単語を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

また、「FIRE」という生き方に憧れて資産形成に取り組み始めたという方も多いと思います。

FIREについてもっと詳しく学べるおすすめの書籍はないの?

本記事では、上記の悩みを解決するためにFIREを実現した著者の生き方や考え方を学べるおすすめのFIRE本5冊を紹介します。

私自身、サイドFIREを目指して日々資産形成に取り組んでいますが、本記事で紹介するFIRE本5冊はいずれも影響を受けた良書ばかりです。

それぞれのFIRE本の書評記事も併せて載せておりますので、もっと内容を詳しく知りたい方はぜひそちらもご覧いただければと思います。

こんな人におすすめ!!

・FIREについて詳しく学べるおすすめの本を知りたい!
・アーリーリタイアして自分の好きな人生を歩みたい!
・お金の知識を身につけて少しでも家計を楽にしたい!

FIREで重要なのは資産形成の公式の最大化

おすすめのFIRE本を紹介する前にまず知っておいていただきたいのが、FIREを実現するために重要なのは資産形成の公式の最大化に注力するということです。

資産形成の公式とは、収入-支出+(資産×運用利回り)で表されます。

これから紹介するFIRE本の著者は、収入を増やして、支出を減らし、余剰資金を投資にまわして高い運用利回りでお金に働いてもらっているという共通点があります。

つまり、FIREの基本形は収入-支出+(資産×運用利回り)であり、FIRE実現者は収入・支出・投資のいずれかで突出した成績を残している、もしくは全てにおいて高い水準を誇っています。

このFIREの基本形を意識したうえで、おすすめのFIRE本5冊を紹介する際にどのような点に特徴があるのかについても触れていければと思います。

FIRE本おすすめの5冊を紹介!!

①『FIRE 最速で経済的自立を実現する方法』(グラント・サバティエ)

まず1冊目に紹介するのは、2019年12月30日に出版された『FIRE 最速で経済的自立を実現する方法』(グラント・サバティエ)です。

FIREの本質が時間価値にあることを教えてくれる

・{収入-支出+(資産×運用利回り)}×時間の最大化がFIRE実現への道

本書の著者はFIREムーブメントの第一人者であるグラント・サバティエさんです。

本書を手にとっていただければお分かりになるかと思いますが、500ページに及ぶ大作で十分枕としても使えるレベルの分厚さを誇っています。

ページ数が多くてとっつきにくいと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、FIREについてここまで網羅的に解説されている本はありません。

本気でFIREを目指したいという方には非常におすすめできる1冊です。

私が本書を読んで最も強く感じたのは、FIREの本質は時間価値にあるということです。

たとえば、収入を増やすということは自分の時間価値を上げるということであり、それは将来の時間を買うことと同義です。

収入を増やすことこそが経済的自立に向けて成果を出すのに最も効果を発揮します。

収入を上げて、時間価値を最大化していき、将来自由に使える時間を多く生み出していくことこそがFIRE到達への最短ルートだということを教えてくれます。

著者のグラント・サバティエさんは会社を立ち上げたり、副業にも取り組むなど収入の最大化に取り組んだことによって、5年で純資産100万ドル越えし、FIREを実現しています。

FIREの基本形でいうと、収入を上げる部分について突出しているタイプと言えます。

また、支出を減らすことは時間を無駄にしないことだと教えてくれました。

FIREを目指すのであれば、物を購入する際に自分の人生の何時間を差し出しているかという視点が重要になります。

時間価値の考え方がベースにあれば、支出が増えるほど将来自由に使える時間が減ることが分かります。

投資については若ければ若いほど時間×複利の効果を味方につけることができるため、FIREを実現するために必要な金額が少なくてすむということが紹介されていましたが、この考え方は目から鱗でした。

収入を増やすことによって将来の時間を買い、支出を減らすことによって将来の時間を無駄にしない。そして、余剰資金を投資にまわし、時間×複利の効果を最大限活用する。

つまり、資産形成の公式={収入-支出+(資産×運用利回り)}×時間の最大化こそがFIRE実現への道だということを本書は教えてくれます。

本書を読んでほしい人

・FIREするために重要な時間価値について考え方を知りたい
・最速で経済的自立に到達したい

②『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』(ジェイエル・コリンズ)」

2冊目に紹介するのは、2020年1月22日に出版された『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』(ジェイエル・コリンズ)です。

・非常にシンプルで再現性の高いFIRE本

・支出は稼ぎより少なくする。余りは投資する。そして、借金しない。

本書はFIREに特化した本という訳ではありませんが、経済的自立を目指すための考え方や手法を学ぶにはとてもいい本です。

前述の『FIRE 最速で経済的自立を実現する方法』(グラント・サバティエ)は、稼ぐ力を高めることによって最速でFIREを実現するという印象が強めでしたが、本書は長期的な資産形成でFIREを目指す比較的再現性の高い本だと感じました。

著者が意識していることは、以下の3つです。

①支出は稼ぎより少なくする。
②余りは投資する。
③借金しない。

非常にシンプルかつ、資産形成の本質を突いています。

FIREの基本形=収入-支出+(資産×運用利回り)を抑えた内容ですが、具体的には収入の50%を貯蓄していたり、バンガード社のコストの低いインデックス投資を徹底しています。

また、時間×複利の効果についても詳しく触れられています。

投資だと、時間×複利の効果を味方につけることができますが、借金だと時間×複利を敵にまわしてしまいます。

そのため、本書では借金をしてはいけないことが強く説かれており、著者も人生において1度も借金をしていません。

ゆっくりと時間をかけて経済的自由を勝ち取りたい人や資産形成をはじめたばかりの人には非常に参考となる良書です。

本書を読んでほしい人

・ゆっくりと時間をかけて経済的自由を勝ち取りたい
・再現性の高い方法でFIREを目指したい

③『FIRE 最強の早期リタイア術』(クリスティー・シェン&ブライス・リャン)

3冊目に紹介するのは、2020年3月18日に出版された『FIRE 最強の早期リタイア術』(クリスティー・シェン&ブライス・リャン)です。

お金の本質から、FIREに向けた取り組み、そしてFIRE実現後の防衛術まで網羅されたFIREの決定版

本書は、欠乏マインドやフリーダムマインドなどFIREを目指す根底の考え方やFIREを実現するにあたっての重要な要素などが紹介されています。

本書を読むことによって、FIREを実現する鍵は貯蓄率であることを教えてくれます。

著者の場合、貯蓄率は52~78%くらいで31歳でFIREを実現しています。

著者はFIREの基本形をバランスよく高い水準で実践しているタイプで、収入-支出を最大化し、その余剰資金をコストの低い投信やETFの運用に充てています。

また、前述の2冊と違って興味深いのが、本書はリタイア後に資金が底をつかないようにうまく戦略が練られているところです。

FIRE後のバックアッププランとして、現金クッション利回りシールドというリタイア後の相場暴落への備えが紹介されています。

また、リタイア後も副業に取り組むというサイドFIREという手も有効な選択肢の1つだと教えてくれます。

本書を読んでほしい人

・FIREを達成する有効な取り組みについて知りたい
・FIRE実現後の防衛術について知りたい

④『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』(穂高唯希)

これまで紹介してきた3冊は、いずれも海外でFIREを実現した著者によるものでした。

日本国内でも30歳でセミリタイアを実現し、若年期に経済的自立を自力で達成してFIREのロールモデルとなってくれた方がいます。

その方が三菱サラリーマンこと穂高唯希さんです。

穂高唯希さんの『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』は2020年7月10日に出版されました。

日本国内でもFIREという生き方が実現可能だと勇気づけてくれる1冊!

FIREを目指すに至った経緯やFIREを実現した投資手法は非常に参考になる

著者の穂高さんは、三菱サラリーマンの名前が意味するとおり、三菱グループに属する大企業勤めのサラリーマンです。

平均よりも高い給与を得られている方ですが、あくまで属性は会社員であり、ビジネスで大金を稼いでFIREを実現した訳ではありません。

30歳という若さでFIREを実現していますが、着目すべきは「入社初日から掲げた”30歳でセミリタイアする”という目標への想いの強さ」と「”給与の8割を投資にまわす”という圧倒的な資産形成スタイルを確立したこと」だと思います。

既に紹介した『FIRE 最強の早期リタイア術』において、FIREを実現する鍵は貯蓄率にあると述べましたが、穂高さんの貯蓄率は驚異の8割となっています。

給与が入ってきたら、8割を投資にまわし、残りの2割で生活するというスタイルです。

また、これまで紹介してきたFIRE実現者と違うのが「インデックス投資」ではなく、「高配当・連続増配株」に投資をしているということです。

FIREを目指すにあたって用いる投資手法も様々ですが、「高配当・連続増配株」投資に興味がある方は本書で穂高さんが実際に投資している銘柄なども詳しく紹介されていますので、非常に参考になると思います。

それと、やはりFIREを語るうえで決定的に重要なのが「生き方」であるということを教えてくれます。

経済的自由とは理想の生活を手に入れるための切符です。

理想の生活は人によって大きく異なりますが、FIREを達成すれば理想の生活が手に入ります。

その理想の生活を手にしたあとに夢や目標があるか。

夢や目標があれば、その先の展望も描けるので、経済的自由を目指す意義はさらに増します。

FIREを目指すにあたって「自分がどういう生き方をしたいのか」について考えるきっかけとなる本です。

本書を読んでほしい人

・日本国内のFIRE実現例を知りたい
・高配当/連続増配株投資でFIREしたい
・FIRE実現後の生き方について考えたい

⑤『お金か人生か 給料がなくても豊かになれる9ステップ』(ヴィッキー・ロビン&ジョー・ドミンゲス)

最後に紹介するのは2021年5月18日に出版された『お金か人生か 給料がなくても豊かになれる9ステップ』(ヴィッキー・ロビン&ジョー・ドミンゲス)です。

・FIREの原点とも言われる『Your Money or Your Life』の著者が急速に進展するFIREムーブメントの流れを受けて今の時代に即した内容に更新された本

・お金との向き合い方や本質を学び、自分の人生を見つめ直すきっかけとなる最良の本

『Your Money or Your Life』はFIREムーブメントの原点とされている本で、これまで紹介してきたFIRE本の著者達も非常に大きな影響を受けています。

そんなFIREの原点とも言われる『Your Money or Your Life』の著者が急速に進展するFIREムーブメントの流れを受けて今の時代に即した内容に更新された本が『お金か人生か 給料がなくても豊かになれる9ステップ』なのです。

FIREの原点本ということもあって、本書で学んだ内容を生活の中で実践することでお金との関わり方を根本的に変えることができるようになり、以下の4つのFIをマスターすることができます。

経済的理解(Financial Inteligence)
…お金に関する思い込みや感情からいったん距離を置き、客観視する能力

経済的調和(Financial Integrity)
…自分の収入と支出が自身の家族、そしてこの地球に与える真の影響を理解することで達成できるもの

経済的自立(Financial Independence)
…自分の人生をコントロールするために、お金に頼る生活から自身を解放してくれるもののすべて

経済的相互依存(Financial Interdependence)
…お互いのために何かをやる、お互いから何かを受け取る、お互いに協力して何かをつくるといったことは私たちの人生を豊かにしてくれる

また、本書を読んで最も重要だと感じたのがお金に対する考え方です。

お金は自分の生命エネルギーを差し出して手に入れるものだと述べられていますが、まさにこの考え方こそがFIREの本質だと思います。

お金が自身の生命エネルギーであることを知ることでお金との関わり方は大きく変わっていきます。

本書を読んでほしい人

・FIREムーブメントの原点となった考え方に触れたい
・今の人生に違和感を感じており、自分の人生を歩んでいきたいと思っている

まとめ:FIRE本を読んでFIRE達成者のノウハウを取り入れよう!

以上、アーリーリタイアを目指すなら読むべき必読書【おすすめのFIRE本5冊】を紹介させていただきました。

FIRE達成者には「収入-支出といった貯蓄率をできる限り最大化し、余剰資金を投資にまわす」といった共通点がありますが、FIREを目指すに至った考え方や道のりは様々です。

今回紹介させていただいたFIRE本5冊はそれぞれの著者に特徴があり、学べる内容も様々です。

いずれもFIREを目指す人にとっては参考になる書籍ばかりですので、ぜひ気になった本があれば読んでFIRE達成者のノウハウを少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。

FIRE本は読むことによって資産形成のモチベーションを高めてくれますし、改めて資産形成の重要性を気づかせてくれます。

ぜひ読者の皆様にとって参考となる書籍に出会ってもらえれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。