FIRE

【サイドFIREの魅力を徹底解説】サイドFIREこそが理想のライフスタイル!!

FIREとは、Financial Independence, Retire Earlyの頭文字を取った言葉で、経済的に自立して早期退職(アーリーリタイア)を目指すライフスタイルを指します。

近年はアメリカのミレニアル世代を中心に流行しており、現在インターネットを通じて世界に広まりつつある考え方です。

この動きはFIREムーブメントと呼ばれ、日本でも三菱サラリーマン(穂高唯希)さんが30歳という若さでFIREを実現して脚光を浴びました。

そのような背景もあって日本でも資産形成に取り組む若者を中心にFIREを目指している人が増えてきているように感じます。

FIREという生き方が浸透してきたことによって資産形成を取り組む若者には非常に明るい希望がもたらされましたが、同時に目標とすべき金融資産額の高さにガックリしている方も多いんじゃないかなと思います。

そこで、本記事ではFIREよりも少し難易度が下がった自由な生き方「サイドFIRE」について考え方や魅力、どういったメリットがあるのかを紹介していきます。

「サイドFIREってそもそも何?」
「サイドFIREにはどんなメリットがあるの?」

といった悩みを解決していきますので、「サイドFIRE」に関心がある方はぜひ最後までご覧いただければと思います。

アーク
アーク
私もサイドFIREを目指して、日々資産形成に取り組んでいます!
こんな人におすすめ!!

・サイドFIREという概念について詳しく知りたい!
・サイドFIREの魅力やメリットを知りたい!
・FIREに対して少し実現難易度が高いと感じている…

サイドFIREとは

「サイドFIRE」とは、金融資産から得られる不労所得で生活費の半分を賄い、残りを働いて稼ぐというライフスタイルです。

従来の「FIRE」だと金融資産から得られる不労所得のみで生活費を賄えますので労働する必要はありませんが、「サイドFIRE」は生活費の半分くらいは労働で賄おうという考え方です。

「FIRE」は金融資産のみで生活費を賄っているのに対し、「サイドFIRE」は金融資産と人的資本で相互に補完し合って生活費を賄っているというイメージですね。

「なんだ、結局労働が必要じゃんか…」と思われた方もいらっしゃると思いますが、
「サイドFIRE」のように生活費の半分を労働で賄うということであれば、これまでのように正社員として週5日残業までして働かなくてもよくなります。

生活費が極端に高いという人を除けば、生活費の半分を労働で賄うといったハードルはだいぶ低いはずです。

たとえば、労働にあまり負担のかからないアルバイトで働くのもいいですし、自営業やフリーランスであればこれまで週5働いていたのを週3、4日に減らすこともできます。

また、最近では正社員でも週休3,4日を導入する企業も増えてきているので、現職を続けながらそういった制度を活用すれば会社員の方でも労働日数を減らすことが可能になるでしょう。

サイドFIREはいわゆる“セミリタイア”に近いライフスタイルですね。

サイドFIREの3つのメリット

「サイドFIRE」とは、金融資産から得られる不労所得で生活費の半分を賄い、残りの半分を労働で稼ぐというライフスタイルのことでしたが、「サイドFIRE」には大きな3つの魅力があります。

①目標とすべき金融資産額が少なくなる
②幸福の3つの資本のバランスが良い
③市場暴落時に焦らない

1つずつ解説していきます。

メリット1:目標とすべき金融資産額が少なくなる

まず、なんといっても大きな魅力の1つが目標とすべき金融資産額が圧倒的に少なくなるということです。

「FIREを目指して資産形成に取り組んでいるものの、目標金額が高すぎてFIRE実現までかなり時間がかかりそう…」といった方は非常に多いと思います。

FIREの目標額を算出するにあたっては、「年間生活費の25倍」の金融資産を構築するのが一般的とされています。(詳しく知りたい方は、4%ルールを参照ください。)

例えば、年間の生活費が300万円だとすれば、FIREを実現するのに必要な目安の目標金額は7,500万円となります。

アーク
アーク
ちょっとこれだと、数年で目標金額に到達するのは難しく感じますよね…

しかし、「サイドFIRE」であれば、生活費の半分を労働で賄うという考え方なので、単純に目標とすべき金融資産額が半減します。

同じように年間の生活費が300万円の人を例にすると、「サイドFIRE」を実現するのに必要な目安の目標金額は3,750万円となります。

3,750万円の金融資産を4%で運用して150万円を取り崩し、残りの150万円を労働で稼ぐという計算です。

アーク
アーク
先ほどの例と比較しても目標金額のハードルがグッと下がりましたし、年収150万円の仕事を探すのも難しくないと思います!

また、加えて重要なのは年間生活費が少なければ少ないほどリタイアするために必要な金融資産が少なくなるということです。

先ほどの例では、年間の生活費300万円で目標金額を算出しましたが、生活水準を下げて年間生活費を200万円にするとFIREの目標金額は5000万円、サイドFIREの目標金額は2500万円とハードルがグッと下がります。

メリット2:幸福の3つの資本のバランスが良い

私が「サイドFIRE」を目指したいと思っている1番の理由は幸福の3つの資本のバランスが良いということです。

幸福の3つの資本とは、橘玲さんの著書『幸福の資本論』で提唱されているもので、人は「金融資産」「人的資本」「社会資本」の3つを運用して”幸福”という富を得ています。(参照:『幸福の資本論』の要約記事

金融資産…(不動産を含めた)財産
人的資本…働いてお金を稼ぐ能力
社会資本…家族や友達のネットワーク

金融資産とは、不動産を含めた財産のことで金融資産を運用することによって不労所得が得られます。
つまり、金融資産は自由の土台となります。

人的資本とは、働いてお金を稼ぐ能力のことで、最も重要な富の源泉とも言えます。
人的資本を運用しながら幸福を感じるために重要なのが、いかに自己実現に近づけるかということになります。
自己実現とはかけがえのない自分になるということで、結局のところ自分の好きなことで稼げた方がハッピーになれるということです。

社会資本とは、家族や友達などのネットワークのことで、幸福は社会資本からしか生まれないという特徴があります。
いくら金融資産と人的資本が充実していたとしても社会資本が充実していなければ、幸せには感じられないということです。

前置きが長くなりましたが、「サイドFIRE」は「金融資産」「人的資本」「社会資本」のバランスがめちゃくちゃいいんです。

前述のとおり、必要な生活資金の半分を金融資産で賄い、残りの半分を労働(=人的資本)で賄うので、金融資産と人的資本のバランスが非常に良いです。

さらに労働時間も従来の週5日勤務と比較すると、余暇時間が生まれるので家族や友人と過ごせる時間(=社会資本)も長くなります。

このように「サイドFIRE」は幸福の3つの資本のバランスがめちゃくちゃいいというのが個人的に感じる最大の魅力です。

金融資産を運用して生活費の半分を捻出できるので、経済的な余裕が大きいですし、労働で稼ぐ金額も従来より少ないので、本当に自分が好きな仕事に打ち込めるようになります(=自己実現しやすくなる)。

そして、自分が大切にしている人により多くの時間を避けるようになるので、精神的にも豊かになれると思います。

「FIRE」だと金融資産が突出していて、人的資本がゼロといった状態になりますので、自己実現を感じにくく、結局労働に戻るという人が多い印象を受けています。

また、毎日が自由だとしても家族や友人といった周りは基本的に週5日仕事だったり、学校があるものだと思いますので、1人でいることが苦じゃないという方を除けばコミュニティや趣味を探さなければ少し退屈に感じると思います。

メリット3:市場暴落時に焦らない

また、市場暴落時に焦らないという点も非常に大きなメリットです。

FIREにしてもサイドFIREにしてもある程度の金融資産が必要になりますので、株式市場が暴落したとすると精神的に大きなダメージを負うことになるでしょう。

FIREは人的資本がゼロで、金融資産に大きく依存している状態ですので、株式市場が暴落した時はメンタル的なダメージが非常に大きいです。

しかし、サイドFIREであれば、人的資本がある程度残っているので、株式市場の暴落時でも多少の安心感があります。

FIREに関連する書籍を読んでいても、FIRE実現後の相場の暴落に耐えることが精神的負担が大きいと書かれています。

『FIRE 最強の早期リタイア術』(クリスティー・シェン&ブライス・リャン)でもFIRE後のバックアッププランとして「サイドFIRE」が紹介されているくらいです。(参照:『FIRE 最強の早期リタイア術』の書評記事

安心してリタイア後の生活を送るためにも、人的資本は常に磨き続けていた方がよさそうです。

まとめ:サイドFIREは理想のライフスタイル

以上、「サイドFIRE」の概要と魅力を紹介させていただきました。

サイドFIREは「金融資産」「人的資本」「社会資本」のバランスが非常に取れた理想的なライフスタイルです。

FIREよりも実現難易度が下がり、大きなデメリットも感じられないライフスタイルだと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

私自身もこれからサイドFIREを実現できるよう日々資産形成に取り組んでいきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

【関連記事】
FIREを目指している人にぜひ読んでほしいおすすめのFIRE本5冊を以下の記事で紹介しています↓