- 大学生のうちにFP資格を取得する具体的なメリットは?
- 大学生でFP資格を取得していれば、就活は有利になる?
- 大学生でFP資格に挑戦するなら何級まで取得すべき?
就職活動でのアピールや自分の人生に役立てるための知識として、大学生のうちからファイナンシャルプランナー(FP)資格の取得を目指している方も多いのではないでしょうか。
私自身も同じように考えていた過去があり、大学3年生でFP3級を取得し、大学4年生の時にFP2級とAFP資格を取得しました。
本記事では、学生時代にFP資格を取得し、就職活動で金融機関から複数内定をゲットした私のリアルな実体験を交えて大学生がFP資格を取得するメリットを紹介していきます。
結果論として、私は大学生の時にFP資格を取得して良かったと思うことが多々ありますし、皆さんにも大学生のうちにFP資格を取得しておくことをおすすめしたいです。
就活での実体験や実際に私が学生時代に行なっていたFP資格の勉強方法も紹介しておりますので、ぜひ興味がある方は最後までご覧ください。
大学生がFP資格を取得する3つのメリット
私自身の実体験より、大学生のうちにFP資格を取得して良かったと感じたことは主に3つあります。
1.履歴書の資格欄に記載することができる
FP資格はれっきとした国家資格であり、一般的な知名度や信頼性も非常に高いです。
FP資格を受験して合格することができれば堂々と履歴書の資格欄に記載できます。
20XX年 XX月 3級ファイナンシャルプランニング技能士取得
20XX年 XX月 2級ファイナンシャルプランニング技能士取得
私自身もそうでしたが、学生の頃は大したスキルや実績もなかったので、何か1つでも履歴書の資格欄を埋めたいと思っていました。
他にも国家資格はありますが、FP資格は比較的取りやすく、幅広い業種で活用できる基礎的な知識が学べるので個人的にはおすすめです。
1度FP資格を取得しておくと今後もずっと履歴書に記載できるのもいいですね!
2.特に金融機関への就活アピール手段として有効
私自身が金融機関を中心に就職活動をしていた経験があるのでお伝えしておくと、FP資格を保有することで金融機関への就活でアピールすることができます。
履歴書にFP資格を記載しているので、面接時に「FP資格を取得しているんだね」と触れられることは多々ありました。
FP2級を取得していれば他の就活生と大きく差別化を図ることができますし、FP3級を保有しているだけでも金融業界に興味があることを資格の裏付けがあったうえで伝えることが可能です。
ちなみに私が新卒で入社した大手証券会社では入社時にFP資格を保有してる人の割合は10%前後くらいでした。
もちろん、就活では学歴や人柄の方が評価される項目ではありますが、FP資格の取得はプラスに働くので取っておいて損はしません。
3.お金に関する基礎知識を幅広く身につけられる
FP資格の勉強を通じて、お金に関する基礎知識を幅広く身につけられるのも大きなメリットだと感じています。
FPで勉強する範囲は6分野(ライフプラン、保険、金融資産運用、税制、不動産、相続)と広いですが、これらで学べる知識は今後の人生においても絶対に役立つ知識ばかりです。
私は特に金融資産運用や税制の勉強が好きだったので、学んだ知識を活かして在学中につみたてNISAを始めたり、社会人1年目からふるさと納税の制度を有効活用することができました。
若いうちから資産運用やお金に関する基礎知識を身につけて実行することができれば、長い時間を味方につけられるのでお金持ちになれる確率が高まります。
我ながらFPの勉強をしていたことで社会人1年目から資産形成の好スタートを切れたと思っています!
大学生はFP何級まで取得するべき?
ここまで読んで学生のうちにFP資格を取得しておこうと思われた方もいらっしゃると思いますが、もう少し具体的なイメージを掴んでおきたいですよね?
ということで、FP3級と2級ではどれくらい評価が異なるのかをまとめてみました。
とりあえず資格を取りたいならFP3級まででOK!
- とりあえず履歴書の資格記入欄に国家資格を記入したい
- FP分野の基礎的な知識を身につけたい
という方はFP3級の取得までで十分目的を果たすことができます。
FP3級は国家資格ながら合格率は70%を超えていますし、学生でも比較的容易に取得できる資格です。
難易度が低いにもかかわらず、FP分野に関する基礎的な知識を身に付けるには十分ですし、合格すれば立派な国家資格として履歴書に記載することができます。
また、金融機関への就職を考えている方はFP2級ほど大きな差別化を図ることはできませんが、FP分野に興味があることを伝える材料としては十分です。
金融機関への就活で差別化を図りたいならFP2級を取得すべし!
- 金融機関に就職するために少しでも差別化を図っておきたい
- 将来FP分野で副業・独立してみたい
という方は学生時代にFP2級の取得にチャレンジしておきましょう。
既にお伝えしたように、就活生でFP2級まで取得できている人はかなり少ないので、FP2級を取得することで大きな差別化を図ることができます。
もちろん、就活では学歴や人柄、その企業との相性といった要素も重要になりますが、履歴書にFP2級を取得している記載があれば面接官に残る最初の印象としても良いです。
実際に私もFP2級を取得した状態で大手証券会社に入社しましたが、それだけでも結構喜ばれました!(2018年の話)
FP2級を取得していれば金融機関に絶対に就職できるという訳ではありませんが、取得していてマイナスになることはないですし、プラスの方向に働くことは間違いないと思います。
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【実例あり】大学生におすすめのFP資格勉強法
では最後に、大学生におすすめしたいFP資格の勉強方法をお伝えします。
FP資格の主な勉強方法には
- 独学
- 通信講座
の2つがありますが、大学生は比較的時間に余裕があるという強みを持っているので、それなりに勉強時間を確保することができれば独学でも合格を狙えます。
ただ、就活までにFP2級を取得しておきたいなど期限が迫っている場合は通信講座を活用するのも1つの手です。
通信講座は独学と比べて費用がかかりますが、より効率的な学習で合格を目指すことができますし、AFP認定研修に対応している講座を受講すれば3級を飛ばしていきなりFP2級に挑戦することもできます。
通信講座を受講する場合はスクールごとに効率的な学習スタイルが定まっているので、ここでは独学でFP3級と2級の合格を目指す人向けに解説していきます。
私自身もこれから紹介する勉強方法で学生時代にFP3級と2級に合格しているので、比較的再現性は高いと思います!
FP3級の攻略法
FP3級はFP資格の中でも最も難易度が低く、合格率も70%を超えているので、独学で十分に合格を目指すことが可能です。
全くFP分野の知識がない人でも50〜100時間くらいの勉強時間を確保することができれば十分合格できるでしょう。
私自身も取り組んでいたFP3級に合格するための効率的な勉強法がこちらです。
- FP3級の過去問を解く
- 分からなかった、間違えた箇所を解説やテキストを読んで確認する
- 空いた時間はスマホ学習で知識を定着させる
詳細は下記の記事で丁寧に解説しておりますので、興味がある方はご覧ください↓
また、FP3級に関して言うと、独学とあまり変わらない値段で通信講座を受講することもできます。
カリキュラムに沿って効率的に勉強したいという方は業界最安値の通信講座「スタディング
スタディングの「FP3級合格コース」は4,950円と格安なので、独学で用意するテキスト代+αの金額で受講できますよ!
FP2級の攻略法
FP2級はFP3級よりも難易度が少し上がり、合格率は例年40%前後で推移しています。
出題される分野はFP3級と同じですが、より専門的な内容が増えるので難しくなるというイメージです。
とはいえ、ある程度の勉強時間をしっかり確保し、効率的に勉強すれば独学でも合格できます。
もちろん人によって差はありますが、FP2級に合格するために必要な勉強時間の目安は150~300時間になるでしょう。
ちなみに私自身は3,4ヶ月かけて200時間前後の勉強量で合格できました!
独学でFP2級に合格するための勉強方法はFP3級とほとんど同じです。
- FP2級の過去問を解く
- 分からなかった、間違えた箇所を解説やテキストを読んで確認する
- 空いた時間はスマホ学習で知識を定着させる
上記の学習法で私自身も大学生の時に独学でFP2級に合格できていますが、人によっては最初から通信講座を活用した方がいいケースもあります。
もっと効率的に勉強してFP2級に合格する確率を上げたいという方は、下記の記事でFP2級のおすすめの通信講座を4つに厳選して紹介しておりますので併せてご参照ください。
まとめ:大学生でFP資格を取得するメリットは大きい
以上、私自身の実体験を交えて、大学生のうちにFP資格を取得するメリットについて紹介させていただきました。
今振り返ってみても、私は大学生のうちにFP資格に挑戦したのは良かったと思っています。
就職活動の際にも役立てることができましたし、FP分野の基礎知識を習得することができたので社会人になってからも資産形成の好スタートを切ることができました。
FP資格の勉強をすることで今後の人生に役立つお金の知識が学べますが、特に大学生のうちに学んでおければこれからの人生をかなり有利に進められます。
資産形成においてもかなり長い時間を味方につけることができますし、税金対策も早いうちから施策を講じれます。
大学生でFP資格に興味を持たれたことは非常に素晴らしいことだと思いますので、ぜひ頑張ってFP資格の取得に励んでください。
少しでも本記事の内容が参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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