FP資格

FP2級に合格したらAFPを目指すべきか?AFPになるメリット/デメリットを紹介

AFP資格を取得するメリットとデメリットを紹介

FP2級の試験に見事合格し、FP2級の資格を取得をした後に気になることとして、
併せてAFP資格も取得しておいた方がいいのかな…」
という疑問を抱くことがあると思います。

知識が中心のFP技能士資格と違ってAFP資格はより実務に近い内容を学ぶことになるので、AFP資格認定者になればより信頼度が増しますが、認定研修を受講したり、登録に費用がかかったりします。

このようにAFP資格の認定者になることによって様々なメリットとデメリットがありますので、実際にAFP認定者である私が感じたAFPになるメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。

これからAFP資格に挑戦しようか迷っているという方の参考に少しでもなれば幸いです。

こんな人におすすめ!!

・FP2級取得後にAFPを目指そうか悩んでいる
・AFPのメリットを知りたい
・AFPのデメリットを知りたい

AFP資格を取得するメリット

まず、私がAFP資格認定者になって実際に感じたAFP資格を取得するメリットは以下のとおりです。

AFP資格を取得するメリット

①FPとしての信用や信頼性が高くなる
②FPに関する最新情報を入手しやすくなる
③FPとしての実務能力を磨くことができる
④就職や給与面で有利になる
⑤CFPの受験資格が得られる

①FPとしての信用や信頼性が高くなる

資格取得の代表的なメリットですが、AFP資格を取得することでFPとしての信用や信頼性が高まります。

日本FP協会のHPでは、「AFP認定者は信頼性が高い」といわれる理由を以下のように紹介しています。

AFP認定者は信頼性が高いと言われる理由
日本FP協会HPより

AFPになるためには2級FP技能検定への合格とAFP認定研修の修了が要件となっているため、AFPに認定されることによってFPとして十分な知識を有していて、より実践的に適切なアドバイスができる信頼の証となります。

また、後述しますが、AFPになることでFPに関する最新情報を入手しやすくなったり、資格の更新のために継続してFPの知識を学ぶ必要があるので最新の知識を学んでいることも信頼性が高くなる1つの材料といえます。

②FPに関する最新情報を入手しやすくなる

AFPの認定者になると毎月日本FP協会から「FPジャーナル(会報)」が送られてくるようになります。

FPジャーナル2021年9月号

「FPジャーナル」には、FPに関連する様々なテーマを深堀する特集記事が組まれていたり、最新の経済ニュースやマーケット情報、識者のコラムなどが記載されているので、FPに関する最新情報を入手しやすくなります。(参照:FPジャーナルの最新号

また、日本FP協会の会員ホームページ(Myページ)が用意されており、ホームページにアクセスするとFPとして役に立つ情報がタイムリーに掲載されています。

具体的には、FP業務に関連する時事性の高いテーマを取り扱ったFP協会のオリジナルコラム「FPいまどきウォッチング」や著名なエコノミストが生活に密着した話題を解説する「エコノミストの視点」、日経BP社のコラムからFPに役立つ注目コラムをピックアップした「FPビジネスコラム」などが閲覧できます。

③FPとしての実務能力を磨くことができる

AFPに認定され、日本FP協会の一員になると、上述ようにFPに関する最新の知識が入手できるほか、FPとしての実務能力を磨くことができます。

日本FP協会では会員の実務能力向上をサポートするために、実務実践型の研修が整えられています。

実務実践型の研修では、「みなし実務研修」や「レジデンシーコース」、「プロフェッショナルFP研修」などが用意されており、これらの研修に参加することでより実務能力を磨いたFPに近づけます。

また、ブロック・支部主催継続教育研修会やスタディーグループの勉強会、FPフェアなどに参加することによってFPとしての人脈を広げることができたり、FPとして活躍している人に直接話を聞くことができるようになります。

④就職や給与面で有利になる

AFP資格は一般的には認知度が低くなっていますが、金融機関では認知度が高く、評価されている資格です。

なので、金融機関への就職や転職を考えているのであれば、AFP資格を取っておくことで有利に働く可能性があります。

採用にはその人の人柄や会社への志望動機など重要な要素がありますが、AFP資格を保有していればある程度の金融知識を有していることの証明にもなりますし、金融関係への志望度もアピールすることができます。

また、金融機関ではより高度なコンサルティングが求められているため、AFP資格の取得によって補助金がもらえたり、給与アップにつながる可能性もあります。

会社によってはAFPやCFP資格の保有がキャリアアップの要件となるところもあるので、金融機関やFPとしてより高度なキャリアを目指したいのであればAFP資格を取得しておきたいところです。

⑤CFPの受験資格が得られる

AFP資格を取得することで最上位資格であるCFP資格を受験することができるようになります。

CFPの受験資格に「AFP保有者であること」という要件があるからです。

FPの民間資格の最上位であるCFPの取得を将来的に考えているのであれば、AFPの資格を今のうちに取得しておきましょう。

私もCFPの資格取得を目指して日々勉強に励んでいます。

AFP資格を取得するデメリット

これまでAFP資格を取得するメリットを5つ紹介してきましたが、AFP資格を取得するデメリットはどんなものがあるのでしょうか。

個人的に感じるAFP資格を取得するデメリットは以下の2つです。

AFP資格を取得するデメリット

①費用がかかる
②継続教育の受講が必要

①費用がかかる

AFP資格を取得するデメリットとして費用がそれなりにかかるということが挙げられます。

AFPに認定されるとFP協会の一員となるわけですが、FP協会への入会金が10,000円かかり、毎年支払う年会費が12,000円かかります。

また、AFPの認定要件となっているAFP認定研修についても最安で基本過程が22,000円、技能士過程で8,800円かかります。

AFPになるためには費用が3~5万円程度かかりますし、AFP資格を維持するためにも年会費が12,000円かかりますので、これまで説明してきたメリットに魅力を感じなければ結構負担が大きいと感じるはずです。

ちなみに私は学生時代にAFPに認定され、学生割引制度を利用して入会金の免除と初年度の年会費を半額にしてもらえたので、学生でAFPを目指している方であれば費用の負担を軽減することができます。

②継続教育の受講が必要

2つ目のデメリットがAFP資格を維持するために継続教育の受講が必要ということです。

ファイナンシャルプランナーとしての信頼を保つためには、顧客に対して最新の知識を提供できるように継続的に知能や技能の維持・向上に努めることが必要です。

そのため、AFP認定者には2年ごとの更新手続きが求められており、以下の4つを満たす必要があります。

私もかれこれ4年くらいAFPを続けているので、AFP資格の更新手続き自体は大変ではないのですが、本業が忙しかったり、FP分野について勉強するモチベーションがなかったりすると手間に感じると思います。

まとめ:AFP資格を目指すべき人

以上、AFP資格を取得するメリットとデメリットを紹介させていただきました。

再度まとめると、こんな感じです↓

AFP資格を取得するメリット/デメリット

メリット
①FPとしての信用や信頼性が高くなる
②FPに関する最新情報を入手しやすくなる
③FPとしての実務能力を磨くことができる
④就職や給与面で有利になる
⑤CFPの受験資格が得られる

デメリット
①費用がかかる
②継続教育の受講が必要

これから金融機関への就職・転職、キャリアアップを考えている人やFPとして実践的に活躍していきたいという人にはAFP資格を取得するメリットが十分あると思います。

一方で、自分のファイナンシャルリテラシー向上のためにFP2級まで合格したけど、これから実務でFPとして活動するつもりはないという方には費用がかさむのであまりおすすめできません。

ぜひ、本記事を参考にこれからAFPを目指してみるかどうかを検討していただけたら幸いです。

もし、AFPの取得を目指してみたいと思われた方は以下の記事でAFP資格の取得の流れを解説していますので、併せて参考にしていただければと思います↓