資産形成のヒント

【要約】『私の財産告白』本多静六|社会人になる前に読んでおきたい貯金のバイブル

本多静六さんの著書『私の財産告白』(実業之日本社)はお金を貯めたいと思っている人にぜひ1度は読んでほしい”貯金のバイブル”です。

私自身、社会人になる手前の大学4年時に『私の財産告白』を読んだことで、お金が貯まる仕組みを構築することができました。

本記事では、著者の本多静六さんが貧しい時代から実践し、莫大な貯蓄を築き上げる基礎ともなった「四分の一天引き貯金法」を紹介します。

私自身も、この「四分の一天引き貯金」は社会人1年目から実践しており、社会人3年目で約300万円程度の資産を構築できています。

貯金するには仕組み作りが重要で、「四分の一天引き貯金」は誰でも実現できる再現性の高い貯蓄法です。

「お金を貯めようと思っているけどなかなか貯まらない…」
「今から資産形成に取り組もうと思っている」
という方に参考になるかと思います。

著者:本多静六

まずは、著者の本多静六さんについて簡単に紹介します。

本多さんは1866年(慶応2年)、埼玉県生まれの方です。

1892年に東京農科大学(現在の東大農学部)の助教授となり、「月給4分の1天引き貯金」(後述)と1日1頁の原稿執筆を行い、莫大な資産を築き上げます。

研究生活の傍ら植林・造園・産業振興など多方面でも活躍され、日比谷公園の設計や明治神宮の造林などを手掛けています。

1927年の停年退官を期に、全財産を匿名で寄付しています。

モットーは「人生即努力、努力即幸福」で、働学併進の簡素生活を続け、370冊余りの著作も残しているという方です。

四分の一天引き貯金法

本書において非常に参考となる考え方が「四分の一天引き貯金法」です。

著者の本多さんも結果的には莫大な資産を築き上げるに至ったわけですが、もともとは貧乏な暮らしをしていました。

そこで、生活が苦しいながらもこのままではお金が貯まっていかないということに気づき、実践したのが「四分の一天引き貯金」です。

名前のとおり、収入が入ってきたら容赦なくまずその4分の1を天引きにして貯金してしまうというシンプルな手法です。

そして、残った4分の3でなんとか生活を工面していきます。

収支がいつもギリギリという方がこの方法を取り入れると最初は苦しく感じるかもしれませんが、収入が入ってきた瞬間に4分の1を差し引き、もともと4分の3しか収入がなかったと考え、その範囲内で生活をやりくりすることで自然と毎月収入の25%の金額が貯蓄できるようになります。

そして、貯まった貯蓄を投資にまわしていくことで将来的には生活が楽になっていくというわけです。

本多さんが生きていた時代は1866年~1952年ですが、昔から現代にかけても資産形成の本質が変わっていないことが伺えます。

資産形成のスタートはお金を貯めることですが、お金を貯めるには仕組みづくりが非常に重要です。

本多さんが取り入れていた「四分の一天引き貯金」は非常に有効ですが、もし収入のうち4分の1(25%)も貯蓄にまわすほどの余裕がないという方は『バビロンの大富豪の教え』にもあるとおり「収入の十分の一(10%)を貯金する」ことから始められてもいいかもしれません。

まとめ

以上、本多静六さんの著書『私の財産告白』より貯蓄の参考となる「四分の一天引き貯金法」について紹介させていただきました。

私自身も活用していて非常に参考となる貯蓄法です。

ぜひ、お金を貯めようと思っている人は有効活用していただければと思います。

本記事では、「四分の一天引き貯金法」についてしか触れませんでしたが、その他人生論も展開されていて非常に読み応えのある1冊となっています。

ぜひ興味を持たれた方は本書を手に取っていただければと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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