投資信託

eMAXIS Neo ウェアラブルの評価は?組入銘柄や特徴を解説!!

アップルウォッチなどのウェアラブル機器を身につけている人は年々増加しており、睡眠時間や健康状態も簡単に計測できるようになりました。

今後もウェアラブル端末は機器の小型化や医療、軍事、製造現場など適応領域の拡大によって、2024年には約6億台まで増加することが予想されています。(2020年は約4億台)

そこで、ウェアラブルの将来性に魅力を感じ、ウェアラブルをテーマにしている注目ファンド「eMAXIS Neo ウェアラブル」に興味を持たれている方も非常に多いと思います。

eMAXIS Neo ウェアラブルってどんなファンドなの?評価は?

上記の悩みを解決するために、本記事では「eMAXIS Neo ウェアラブル」の特徴をはじめ、組入銘柄や運用成績、展望を紹介していきます。

アーク
アーク
私もeMAXIS Neoシリーズのワクワクするようなテーマ性に惹かれ、同シリーズに投資をしています。

ぜひ、参考にしていただければと思います。

こんな人におすすめ!!

・eMAXIS Neo ウェアラブルの中身を詳しく知りたい
・ウェアラブルというテーマに将来性を感じる
・eMAXIS Neo シリーズに興味がある

eMAXIS Neo ウェアラブルの特徴

では、まず最初に「eMAXIS Neo ウェアラブル」の特徴を紹介します。

AIが銘柄を選定する”新時代のインデックスファンド”

三菱UFJ国際投信HPより

まずはeMAXIS Neoシリーズの概要を説明します。

eMAXIS Neoとは、eMAXISシリーズでお馴染みの三菱UFJ国際投信が設定している投資信託のシリーズのことです。

最大の特徴は、AI(人工知能)が米国の金融商品取引所に上場している銘柄の中から対象のテーマごとに銘柄を選定し算出する「S&P Kensho ニューエコノミー指数」に連動することを目指す、新時代のノーロード・インデックスファンド・シリーズであるということです。

同シリーズは2020年末で合計純資産残高が200億円を突破しています。(2020年12月29日時点)

将来性や高い成長性が期待される9つの革新的なテーマを取り扱っています。(「遺伝子工学」「ロボット」「宇宙開発」「ドローン」「バーチャルリアリティ」「ナノテクノロジー」「フィンテック」「ウェアラブル」「自動運転」)

eMAXIS Neoシリーズ9ファンドの2020年12月28日時点の純資産は以下のようになっています。

 ファンド名設定日純資産総額
1eMAXIS Neo 自動運転2019/5/2888.9億円
2eMAXIS Neo バーチャルリアリティ2018/12/325.3億円
3eMAXIS Neo ナノテクノロジー2018/12/318.4億円
4eMAXIS Neo 遺伝子工学2018/8/615.2億円
5eMAXIS Neo 宇宙開発2018/8/613億円
6eMAXIS Neo ウェアラブル2019/5/2812.4億円
7eMAXIS Neo フィンテック2019/5/2811.7億円
8eMAXIS Neo ドローン2018/12/38.6億円
9eMAXIS Neo ロボット2018/8/67.9億円
【2020/12/28時点】

今回紹介する「eMAXIS Neo ウェアラブル」の純資産総額は12.4億円(2020年末時点)となっています。

これまでにもAIが一部運用するようなファンドはありましたが、eMAXIS Neoは銘柄選定を全てAIが行っています。

AIが数百万ページ以上の企業の開示資料等を自動で読み込み、テーマに関連するコトバの有無を基本に銘柄を自動で選んでいます。

AIが運用することによって、銘柄の取りこぼしが少なく、テーマの恩恵を十分に享受することが期待されています。

人間と違ってAIには迷いや不安といった感情が一切ないため、読み込んだ過去のデータに基づきより精緻な運用ができるのでしょう。

AIの運用技術自体もこれから注目されると思いますので、AIの腕前を見るという点でも興味深いファンドだと思います。

Kensho Wearables Indexに連動

「eMAXIS Neo ウェアラブル」はKensho社が開発したS&P Kensho Wearables Index(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指しています。

Kensho Wearables Indexは、消費者、軍事、及び医療向けの装着型機器及び埋め込み型機器に特化している企業のパフォーマンスを測定するように設計されています。

S&P500指数と対比した過去3年間のパフォーマンスは以下のとおりです。

2021年3月4日時点

3年前(2018年3月4日)を100とした場合、
S&P Kensho Wearables…279.32
S&P 500…146.65

過去3年の動きを比較すると、S&P Kensho Wearables IndexはS&P500指数を圧倒しています。

コストは少し高い

「eMAXIS Neo ウェアラブル」の基本情報をまとめました。

購入時手数料:なし
信託報酬:年率0.792%(税込)
信託財産留保額:なし
設定日:2019年5月28日
信託期間:無期限
決算日:8月17日
純資産:2157百万円(2021/1/29時点)

コストは少し高いといったところでしょうか。

購入時手数料と売却時のコスト(信託財産留保額)はかかりません。

信託報酬は年率0.792%となっており、業界最安のインデックスファンド(約0.2%)と比較すると相対的に高く、アクティブファンド(約1.6%)と比較すると相対的に安いといった立ち位置です。

まさにインデックスファンドとアクティブファンドのちょうど中間といったコストですね。

売買委託手数料や有価証券取引税、その他費用を加味した実質コストは0.954%となっています。

買付時手数料
…投資信託を購入する時に販売会社である証券会社や銀行などで注文を取り次ぎするための対価として支払う手数料のこと。

信託報酬
…投資信託を管理・運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続ける費用のこと。ただし、別途支払うのではなく、信託財産の中から「純資産総額に対して〇%」といった形で毎日差し引かれる。

信託財産留保額
…投資信託を解約する際に投資家が支払う費用のこと。ただし、別途投資家が支払うのではなく、「基準価額に対して〇%」といった形で解約代金から差し引かれる。

設定日は2019年5月28日で同シリーズの「フィンテック」「自動運転」と同時期に設定されています。

純資産は2021年1月29日時点で21億5700万円となっています。

eMAXIS Neo ウェアラブルの組入銘柄

「eMAXIS Neo ウェアラブル」の投資地域と業種、組入上位10銘柄は以下のようになっています。(2021年1月の月次運用レポートより抜粋)

投資地域は米国が72.8%を占めており、オランダ(8.9%)、スイス(6.5%)、イギリス(4.5%)、アイルランド(4.3%)、ケイマン諸島(3.7%)と続いています。

セクターは「耐久消費財・アパレル」が40.0%、「ヘルスケア機器・サービス」が34.3%、「テクノロジー・ハードウェア・機器」が15.2%と上位3セクターの合計で約9割を占めています。

また、特徴的なのは組入銘柄が15銘柄しか入っておらず、集中投資になっていることです。

同ファンドは”新時代のノーロード・インデックスファンド・シリーズ”と謳われていますが、実態はアクティブファンドに近いです。

集中投資のため、リスク・リターンは非常に高いですし、テーマ型は流行り廃りも激しいので注意が必要です。

組入上位3銘柄を紹介

では、組入上位3銘柄を紹介していきます。

1位 ビュージックス(組入比率19.1%)

組入銘柄第1位は米国の画像装置メーカービュージックス(VUZI)です。

映画、コンピューターデータ、インターネット、ビデオゲームなどのビデオやデジタルコンテンツを視聴することが可能な映像スクリーンを搭載した、眼鏡タイプのウェアラブル画像装置を提供しています。

主な製品にはスマートグラス、ビデオ・アイウェアなどがあります。

2位 フォッシル・グループ(組入比率14.5%)

米国のファッション・アクセサリーメーカーのフォッシル・グループ(FOSL)が組入銘柄第2位となっています。

主要製品はファッション時計とジュエリー、ハンドバッグ、皮革製財布、ベルト、サングラス、衣類を含んでいます。

同社名FOSSILに加え、ライセンス契約によりSKAGEN、ENPORIO、ARMANIなどのブランド名で、百貨店や小売店、ウェブサイト、アウトレットストアで販売しています。

3位 アップル(組入比率7.2%)

言わずと知れた米国のIT機器大手のアップル(AAPL)が組入銘柄第3位となっています。

メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン、製造、販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「Apple Pay」なども展開しています。

また、デジタルコンテンツやアプリも販売しています。

設定来の運用成績

決算期(8月17日)における設定来の運用実績を紹介します。

基準価額期中騰落率純資産総額(百万円)
2019/5/28(設定日)10,000300
2019/8/19(1期)10,0990.99%323
2020/8/17(2期)15,73055.76%621

直近2期の決算を見てみると、2期で大きく上昇していることが分かります。

なお、2021年3月5日時点では基準価額は24,078円、純資産は28億2200万円となっており、直近のパフォーマンスは非常に良好となっています。

【展望】ウェアラブル市場の成長率は年率15.51%

最後にこれからのウェアラブル市場の動向について触れたいと思います。

ウェアラブル端末の代表的なものにはAPPLEが手掛けている「Apple Watch」をはじめ、Googleが手掛ける「GoogleGlass」といったスマートグラス、他にも「Ringly」などのスマートジュエリーがあります。

このような世界のウェアラブル技術市場は2019年に約280億米ドルと評価されており、2020-2027年の予測期間中に15.51%以上の成長率で成長すると予測されています。

ウェアラブルは今後もセキュリティや消費者向けアプリケーション、ライフスタイル、健康とレジャー、ビジネスと製造など様々な分野で使用されるでしょう。(参照レポート

アーク
アーク
ヘルスケア意識の向上により、今後もウェアラブル端末の普及が進んでいきそうな予感です!

まとめ:ウェアラブル端末の普及余地は非常に大きい

以上、「eMAXIS Neo ウェアラブル」の特徴や組入銘柄、運用成績等を紹介させていただきました。

技術の発展とともに、これからもウェアラブル端末の機能性が向上し、ウェアラブル端末を身につけるだけで自身の健康状態が正確かつスピーディーに把握できるような未来が近々訪れそうです。

『2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ』では、ウェアラブル端末によってリアルタイムで正確に自身の健康状態を把握し、異常が見つかればナノテクノロジー×遺伝子工学の融合(コンバージェンス)によってオーダーメイドで的確な処置が可能になると述べられています。

テクノロジーの進化は凄まじく、これからも我々の生活は豊かになっていくのでしょう。

「ウェアラブル関連の銘柄に投資をしたいけれど、個別株はちょっと怖い…」という方には「eMAXIS Neo ウェアラブル」はおすすめできるかもしれません。

「eMAXIS Neo ウェアラブル」への投資を考えている方にとって、本記事を少しでも参考にしていただければ幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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