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【書評】『時間革命』堀江貴文| 「他人時間」を減らして、「自分時間」を増やす

毎日仕事で疲れる…もっと時間がほしいな…
もっと自分のやりたいことに時間を使いたい!

上記のような悩みを抱いている方におすすめしたいのが、堀江貴文さんの著書『時間革命』です。

本書はホリエモンが何よりも大切にしている「時間」だけをテーマにした初の著書ということもあって非常に読み応えがありました。

時間こそ、皆が平等に与えられていて貴重なものであるということを知りながらも結構浪費しちゃったりします。

本書を読んで、改めて時間はかけがえのないものであるということを再認識したと同時にこれからはもっと自分の時間を増やしていきたいと思いました。

本記事では、「自分時間」と「他人時間」について、また資産形成と絡めた長期的な視点で自分時間を創出するにはどうすべきかについて自分なりの考えをまとめてみました。

こんな人におすすめ!!

・ついつい時間を浪費してしまう
・もっと自分のやりたいことに時間を使いたい
・これからをよりよく生きていきたい

時間には2種類しかない

時間は大きく分けて2つに分類されます。
自分時間」と「他人時間」の2つです。

「自分時間」とは、文字通り自分のための時間のこと。
具体例を挙げれば、好きな仕事や趣味、やりたいこと、楽しいイベント、気の合う仲間との飲み会などです。

対して「他人時間」とは、他人のための時間のこと。
やらされている仕事や通勤、したくもない電話やメール、気を遣う飲み会などが挙げられます。

私も現在のサラリーマンという立場上、仕事をしているときは「他人時間」を生き、仕事終わりの平日や休日は「自分時間」を生きているというのが正直なところです。

先述の例からもイメージが容易だと思いますが、「自分時間」が多ければ多いほど人生の質は高くなり、「他人時間」ばかり過ごしていると自分の人生の質に満足できる可能性は低くなります。

本書でホリエモンが語りたいことの核心は、以下のシンプル極まりない事実にあります。

自分時間を増やす+他人時間を減らす→人生の質が高くなる

アーク
アーク
なるほど!めちゃくちゃ核心を突いている。

次項にて、現在サラリーマンの立場からいかに自分時間を増やし、他人時間を減らして人生の質を高められるかを考えていきたいと思います。

長期的な視点で自分時間を創出するために

自分時間を増やし、他人時間を減らすにあたって一番手っ取り早い方法は「会社を辞めて好きなことをする」に尽きるでしょう。

ただ、この案に関しては多くの人にとって現実的ではありません。

会社は安定的に給与を支払ってくれますし、いきなり収入が途絶えると生活に苦しむ人も多いでしょう。

会社を辞めることによって「他人時間」が減り、結果的に「自分時間」は増えますが、好きなことで生計を立てない限りは結局は同じ道を辿ってしまいます。

会社をいきなり辞めるというのは大きなリスク(収入源が途絶える)が伴うので、リスクを抑えるには会社員としての立場を維持しながら少しずつステップを踏んでいくのが理想じゃないかと思いました。

要は会社員としてのメリット(=安定的な給与)を活かしながら、好きなことで少しずつ収益化し、いずれは好きなことで生計が立てられるようになれば会社を辞めて独立するというのがいいと思います。

では、会社員という立場を続けながら、好きなことで生計を立てられるようにはどうすべきか。

個人的には以下の2つを考えています。

①ブログ

ブログこそ、従来では成し得なかったネット時代が到来したからこそ実現した好きなことで収益化できる最たる手法だと思います。

ブログは自分が好きなこと(ジャンル)で記事を書いて、読者に読んでもらうことで広告収入が得られる仕組みになっています。

私も資産形成や読書といった好きなことを発信して、ブログを収益化しています。

まだまだ大きく稼げてはいませんが、最初にブログ収益が1円発生した時は感動しました。

1円とは言えど、好きなことをやった対価として収益が生まれたということなので、個人的には大いなる一歩でした。

このように好きなことで収益化できる時代になったとはいえ、ただそれだけで生計を立てられるようになるのは相当大変です。

すぐに会社を辞めて好きなことで生計を立てられるようになれる人はごくわずかだと思います。

だからこそ、時間はかかりますが、会社員という立場を維持しながら好きなことで収益化していくというのはリスクを最小限に抑えられるのでいいと思います。

これからのサラリーマンの稼ぎ方については、以下の記事も参考になりますので併せてご覧いただければと思います。

②安定的な不労所得

安定的な不労所得といえば、株式からの配当金または不動産による賃貸収入などを思い浮かべる人が多いと思います。

安定的な不労所得>生活費」という状況さえ作り出せれば、会社に依存する必要はなく、「自分時間」を増やすことが可能になります。

ただ、こちらもブログ同様、すぐに理想的な状況に持っていくには時間がかかります。

何せ、「不労所得>生活費」という状況を作り出すのに大きな元手が必要となってきます。

仮に配当利回りが3%だとして、毎月20万円(=生活費とする)の不労所得を得るにはどれだけの資金が必要となるのか試算してみましょう。

年間必要な配当金は20万円×12=240万円です。

税金を引いたあとに240万円残すためには税引前に240万円÷0.8=300万円の配当金が年間で必要となります。

毎年配当利回りが3%で、年間300万円の配当金を得ようとすると元手となる資金は300万円÷3%=1億円となります。

あくまでも試算ですが、かなり莫大な金額となりました。

ただ、この試算は完全リタイアが前提となっています。

いきなり1億円という資金を用意する必要はなく、社会人生活を続けながら少しずつ高配当株などを買い足していくことが重要だと思っています。

少しずつ高配当株投資を実践すれば、もらえる不労所得も積みあがっていきます。

少額でも不労所得が積み上がりさえすれば、「他人時間」(労働時間)の削減につなげることができます。

サラリーマンも毎月の給与はある程度決まっており、言い換えると時給で働いていることになります。

例えば、基本給が20万円で毎日の労働時間が8時間(20営業日)だとすると、時給換算すると1,250円(20万円÷8÷20)となります。

仮に月に10万円の不労所得を得ることができるようになれば、同じ時給のままだとすると80時間分の給与を0時間の労働で得られたことと同義になります。

時給1,250円で毎月20万円稼ぐのに、労働だけでは160時間必要だったのが、仮に10万円の不労所得があるとすれば80時間だけの労働で済みます。

なので、月に不労所得が10万円得られる場合というのは、月20万円の収入を得るにあたり、従来の会社を辞めて(=「他人時間」の削減)時給1,250円の労働を80時間すれば、「自分時間」を80時間増やすことができます。

以上の例のように、不労所得も大きく積みあがってくれば、「他人時間」を減らし、「自分時間」を増やす一助となります。

不労所得の代表例である株式投資の配当金に関しては、以下の記事で配当金の再投資の驚異的な威力について紹介してますので、併せてご覧いただければと思います。

まとめ

以上、堀江貴文さんの著書『時間革命』の書評でした。

改めて本書を読んで、時間の重要性を再認識したと同時に、どうやったら「他人時間」を減らして「自分時間」を増やすことができるのかについて考えるいいきっかけとなりました。

本記事の後半部分は本書に記載があったものではなく、あくまで私が個人的に辿り着いた考えです。

会社員を続けながら長期的な視点で将来的に「自分時間」を増やせるようにこれからも地道に頑張らなきゃと思いました。

本書はホリエモンがお金よりも大切にしている「時間」だけをテーマにして考えを述べている非常に濃い内容となっているので興味のある方はぜひ本書を手に取ってみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。