FIRE

サイドFIREを実現するにはいくら必要か?到達までにかかる年数は?

サイドFIREを実現するために必要な金額と年数を解説します

金融資産等から得られる不労所得で生活費の半分を賄い、残りを労働収入で賄うライフスタイルが”サイドFIRE”です。

サイドFIREは従来のFIREよりもハードル(目標金額)が下がるという点に大きな魅力がありますが、

・サイドFIREを実現するには具体的にいくら必要なの?
・サイドFIREに到達するまでにどれくらいの年数がかかるの?
・サイドFIREに早く辿り着くためにはどうしたらいい?

といった様々な疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

上記のような悩みを解決するために、本記事ではサイドFIREに必要な金額と到達するまでにかかる年数の計算方法を紹介します。

サイドFIREを実現するために必要な金額と年数は人によって違いますが、本記事を参照にしていただければおおよその目安が分かるようになりますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

また、サイドFIREまでの道のりを短縮するポイントも併せてお伝えさせていただきます。

こんな人におすすめ!!

・サイドFIREを目指して資産形成に取り組んでいる
・サイドFIREに必要な金額がいくらか知りたい
・サイドFIREを実現するためにどれくらいの年数がかかるのか知りたい

サイドFIREとは

サイドFIREとは、金融資産等から得られる不労所得で生活費の半分を賄い、残りを労働収入で賄うライフスタイルを指します。

従来のFIREは金融資産のみで生活費を賄うのに対し、サイドFIREは金融資産と人的資本で相互に補完し合って生活費を賄うというイメージになります。

なので、サイドFIREは一定の労働が必要にはなるものの、FIREよりも目標とすべき金融資産額が圧倒的に少なくなり、市場暴落時も焦りにくいといったメリットがあります。

サイドFIREについては以下の記事で詳しく解説しておりますので、併せて参照にしていただければと思います↓

サイドFIREを実現するにはいくら必要?

では、サイドFIREを実現するにはいくら必要になるのでしょうか?

先に結論をお伝えしますと、サイドFIREを実現するために必要な資金の目安は「年間生活費×12.5」となります。

「なんだ、はっきりした数字じゃないのか…スッキリしないな…」
と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、これには理由があります。

なぜなら、FIREの必要金額の目安は1988年にトリニティ大学で提唱された「4%ルール」(生活費を投資元本の4%に抑えることができれば、資産を目減りすることなく暮らしていくことが可能だというシンプルな仮定)に基づいているからです。

この「4%ルール」に従い、年間生活費を投資元本の4%以内に抑えるということを数式化すると、

ポートフォリオ資産×4%≧年間生活費

となります。

上記の数式をもとに年間生活費を4%で割る(つまり、25をかける)ことによってFIREに必要な金融資産額が逆算できるという訳です。

ポートフォリオ資産≧年間生活費×25

この式がFIREを実現するために必要な金融資産の目安となりますので、生活費の半分を労働収入で賄うサイドFIREに必要な金融資産の目安は「年間生活費×12.5」という式が導き出されます。

ただ、これだとイメージが湧かないと思いますので、年間生活費ごとにサイドFIREに必要な資産額の目安をまとめてみました。

年間生活費月の生活費サイドFIREに必要な資産額(目安)
2,000,000166,66725,000,000
3,000,000250,00037,500,000
4,000,000333,33350,000,000
5,000,000416,66762,500,000
6,000,000500,00075,000,000
7,000,000583,33387,500,000

お気づきかと思いますが、年間生活費が低い人ほどサイドFIREに必要な金額も少なくなります。

年間生活費が200万円の人であれば、サイドFIREに必要な金額(目安)は2500万円となりますが、年間生活費が400万円になると必要な金額も倍の5000万円となります。

また、それぞれの属性や家族構成、生活の価値観によって目標とすべき金額は大きく変わりますね。

自身の年間生活費が分からないとサイドFIREに必要な金額も算出できないので、まずは1年間家計簿をつけて年間の支出額を把握しましょう。

私は「マネーフォワードME」を使って年間の支出額を把握しており、年間生活費は240万円程度を想定しているので、サイドFIREの目標資産額は3000万円としています。

サイドFIREを実現するまでにかかる年数は?

サイドFIREを実現するために必要な資金の目安が分かれば、シュミレーションサイトでサイドFIREに到達するまでにかかる年数が把握できるようになります。

FIRE達成までの年数をシュミレーションする場合は『When Can I Retire?』というサイトが便利です。

年間の手取り収入、年間の貯金額、現在の金融資産が把握できていれば算出可能です。(上記の項目が把握できていれば年間の支出額と貯蓄率は自動で算出してくれます)

試しに年間の手取り収入が400万円、年間の貯蓄額が160万円、年間の支出額が240万円、貯蓄率40%、現在の金融資産が700万円と入力してみました↓

サイドFIREに到達するまでにかかる年数のシュミレーション

すると、17.6年でリタイア(FIRE)できるとの結果が出ました。

ただし、このサイトはFIREを実現するためにかかる年数を算出するサイトなので、サイドFIREの場合はもうちょっと年数が短くなります。

以下の試算も同時に出力されるので、サイドFIREの目標金額を3000万円としている人だと、金融資産が3000万円を超える10年後におおよそサイドFIREが実現できることが分かります。

サイドFIREに到達するまでにかかる年数のシュミレーション

これまで述べてきたように、人によってサイドFIREに必要な金額も変わってきますし、収入や支出、現在の金融資産もバラバラですので、自身の状況に照らしあわせてあとどれくらいの年数でサイドFIREに到達できるか知りたいという方はぜひ同じように試算してみてください。

サイドFIREを早く実現するためのポイント

これまでサイドFIREに必要な金額と到達までにかかる年数を把握する方法をお伝えしてきましたが、いずれも現時点におけるシュミレーション結果にすぎません。

なので、今後の努力次第によってはサイドFIREに到達するまでの年数を縮めることも可能となります。

FIRE 最強の早期リタイア術』(クリスティー・シェン&ブライス・リャン)で紹介されていたように、早期リタイア(FIRE)の鍵は貯蓄率が握っています。

つまり、貯蓄率を上げることがサイドFIREへの近道ということです。

貯蓄率は(収入-支出)/収入という式で表され、収入のうち何%を貯蓄にまわすことができたかを示す指標になります。

そのため、①収入を上げる②支出を下げるという2つの方法によって貯蓄率を改善することが可能です。

①収入を上げる

収入を上げるというアプローチは少し難易度が高く感じるかもしれませんが、効果は絶大です。

支出を下げるという方法には限界があるものの、収入の上げ方には限界がありません。

実際、20∼30代でFIREを実現している方には副業や起業で収入を大きく上げた人が多いのも事実です。

ただ、いきなり副業や起業で収入を大きく増やすということは難しいので、まずはできることから小さく初めていきましょう。

具体的には、

・転職して年収をアップさせる
・副業に取り組んでみる
・少しでも多くの金額を投資にまわす

といった方法がおすすめです。

特にサイドFIREを目指している方の場合、今のうちに不労所得を増やすことができれば将来の労働量を減らせるので、不労所得を増やすことに注力しましょう。

少しでも多くの金額を投資にまわして資産収入を得たり、ブログやYoutubeなど不労所得性の高い事業に取り組むのがいいと思います。

②支出を下げる

支出を下げるということは比較的容易であり、効果も大きいです。

特にサイドFIREを目指している方だと、年間の支出額を下げれば下げるほど目標とすべき金額も小さくなっていくので支出を下げる努力が必要です。

既に説明したように、年間生活費が300万円の人はサイドFIREの必要金額の目安は3750万円ですが、年間生活費を200万円まで切り下げると必要金額の目安は2500万円になります。

年間生活費が100万円違うだけでも必要な資産額が1250万円も変わってくるので、いかに支出を切り下げることが効果的かがお分かりいただけると思います。

ただ、支出を下げるという行為には限界があるため、一定の施策を打つと頭打ちになってしまう点に注意が必要です。

なので、支出を下げるためには無理のない範囲で不要な固定費を見直しましょう。

効果的なのは、不要な保険を見直したり、格安SIMを活用したり、サブスクで毎月一定のお金を払っているけれどあまり使っていないサービスであれば解約したり…といったアプローチです。

固定費の削減に加えて、日常生活において無駄遣いしていないか、本当にこれは必要なのかという意識に目を向ければ年間生活費も十分下げられると思います。

まとめ:サイドFIREを目指そう!

以上、サイドFIREを実現するためにはいくら必要なのか、どれくらいの年数がかかるのかについて算出方法を紹介させていただきました。

人それぞれの置かれた環境によってサイドFIREに必要な金額と年数は変わってきますが、まずは自身の現在地(=資産状況や年間生活費等)を把握し、あとどのくらいの年数でサイドFIREが実現できるのかをシュミレーションしてみてください。

また、収入や支出、資産額等は年々変化していきますので、都度情報をアップデートすることも非常に重要です。

そして、収入を上げる努力と支出を切り下げる努力を日々積み重ねていくことで、間違いなくサイドFIREは近づいていきます。

一緒にサイドFIREを目指して資産形成に取り組んでいきましょう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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