ミニマリズム

【書評】『捨てればいいってもんじゃない』エヌケン|シンプリストという生き方

部屋にモノが溢れていて作業に集中できない…
もっとシンプルで洗練されたデザインの部屋にしたい!
ミニマリストを目指しているけれど、挫折しそう…

上記のような方々にぜひおすすめしたいのが、エヌケンさんの著書『捨てればいいってもんじゃない』(KADOKAWA)です。

本書は「シンプリスト」(後述)という考え方に出会い、理想の暮らしを手に入れたエヌケンさんが「シンプリストとは何か」、「シンプリストになることのメリット」などを綴った内容となっています。

本記事では『捨てればいいってもんじゃない』より”シンプリスト”という考え方やメリット、具体的なアクションプランを紹介していきたいと思います。

こんな人におすすめ!!

・シンプリストという考え方が気になる
・ミニマリストを目指しているけど、挫折しそう…
・シンプルな思考、シンプルな暮らしを手に入れたい!

著者:エヌケン

著者はIT関連企業に勤務する会社員、エヌケンさんです。

シンプルな暮らしや考え方、生き方をインスタグラムで投稿し続けたところ、1年でフォロワー数が20万人超に。

以前はミニマリストを目指していましたが、理想の暮らしと程遠くなり、「シンプリスト」という考え方に出会ってから理想の生活を手に入れます。

現在もインスタグラムを中心に、充実したライフスタイルを送るコツから、SNSを活用した夢を叶える方法まで、日々精力的に情報発信に努めています。

シンプリストとは

シンプリストとは、ものの数に関係なく、暮らしの要素を単純化して効率の良い統一感のあるライフスタイルを目指す人々のことです。

暮らしの要素の単純化というのは、朝起きたらベットメイクをするとか、手洗いのついでに洗面所を拭くなど、「生活のルーティン化」や、ものにはすべて住所をつけ、使ったら必ず同じところへ戻すという「片付けの仕組み化」を指します。

このシンプリストの根本には、ミニマリストの思考があります。

ミニマリストは、なるべくものは持たず、不要な要素はすべて捨てて、必要最低限のもので生きることで人生を豊かにすることを目的とした生き方をしている人々を指します。

シンプリストもミニマリストも、ものを少なくしてシンプルな生活を送るところは同じですが、シンプリストの特徴は「ものの数に関係なく」ものを残すところです。

ただ、これにも条件があって、数に関係なく所有するのは「気分や自分自身を高めてくれたり、理想の暮らしを叶えてくれるもの」限定です。

つまり、極限まで削ぎ落した生活に、自分の好きなものをプラスして、効率的かつ快適な暮らしを実現するというのがシンプリストのライフスタイルになります。

シンプリストになるために

では、シンプリストを目指すにはどう行動したらいいのでしょうか。

著者のエヌケンさんは以下の3つを挙げています。

①自分にとって必要なものを見極めて捨てる
②自分軸やビジョンに沿って統一感を持たせる
③行動の仕組み化をする

①自分にとって必要なものを見極めて捨てる

まずは、もののないまっさらな状態まで捨てます。

一定期間以上使っていないもの、用途が分からないものは即、処分です。

そして、自身の持っているものを振り返り、暮らしを見つめ直します。

エヌケンさんの場合、「ものが少ない快適な空間で暮らしたい」ということだそうです。

②自分軸やビジョンに沿って統一感を持たせる

次はどんな暮らしをしたいか、どんな部屋にしたいのか、そのために必要な「ものとの付き合い方」を考えます。

自分軸に沿ったものの取捨選択、ものの置き場所、統一感などを考え、整えていきます。

エヌケンさんの場合、「おしゃれなカフェ風の部屋にしたい」ということだそうです。

③行動の仕組み化をする

最後にAをやったらBをやる、という習慣のセットで無駄な行動を減らし、生活の効率化を図っていきます。

このように暮らしをルーティン化することで、やるべきことに時間を充てられるようになります。

エヌケンさんの具体例としては、起きたらベッドメイキング、手を洗ったら洗面所を拭く、ものを使ったら元の場所に戻すといったことが挙げられます。

習慣をセット化(=行動の仕組み化)するという点に関しては、『ジェームズ・クリアー式複利で伸びる1つの習慣』が非常に参考になりますので、併せてご覧いただければと思います。

シンプリストになるメリット

また、エヌケンさんはシンプリストになるメリットとして以下の4つを挙げています。

①ミニマリスト思考が身につく

前述のとおり、シンプリストの土台はミニマリストです。

ミニマリスト思考を持つことで「引き算思考」が身につきます。

「あれもこれも」という考え方から、自分はこれで十分という「足るを知る」状態になれば、物欲に惑わされず快適な暮らしが実現できます。

②ものが多くても快適に過ごせる

自分軸(=いちばん大事にしたい考え方)に沿ったものであれば、ものが多くても快適に過ごせます。

③暮らしが豊かになる

持ちものを見直して、必要最低限にはするけれど、用途価値がなくとも自分を高めるものは残していいのがシンプリストです。

自分が好きなテイストで統一し、簡素で効率的な生き方を実現すれば、自分らしい、心が豊かになるような暮らしが実現できます。

エヌケンさんもシンプリストになったことで、QOL(生活の質)が格段に上がったと言います。

④暮らしを見直すことで人生が充実する

「暮らしを見直す」という行動を起こさなければ、大量のものに集中力と選択する時間を奪われていきます。

自分にとって必要なものを知ることで人生は格段に充実し、お金の使い方も上手になります。

まとめ:シンプルを追求すれば本質に近づく

以上、エヌケンさんの著書『捨てればいいってもんじゃない』より、シンプリストという考え方、メリット、具体的なアクションプランを紹介させていただきました。

シンプリストを目指すことで、本当に自分が必要なものに目が向き、大切なものと向き合えるようになります。

また、シンプリストな生活を送ることができれば、物事もシンプルに考えられるようになります。

シンプルに考えることができれば、物事の本質を掴んでいるも同然です。

暮らしと思考をシンプルにすることで、理想の生活を手に入れましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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