サウナ

サウナで「ととのう」とは?医学的な12の効用を紹介!|『人生を変えるサウナ術』

最近、またもや素晴らしい文化に触れてしまいました。

それが、今回の記事で紹介する”サウナ”です。

友人にサウナー(サウナ愛好家)がいたことがきっかけで、一緒に”サウナでととのう”(後述)を体験したところ、これがものすごく気持ちよかったんです。

それから興味本位で『人生を変えるサウナ術』(本田直之&松尾大)を読んだところ、ますますサウナの魅力にはまっていきました。

私はまだまだ数回程度しかサウナでととのったことのないビギナーですが、今回の記事でサウナの魅力と効用について紹介していきたいと思います。

本記事で伝えたいこと

サウナで”ととのう”ことの効果は絶大!!

ビジネスマンこそ、サウナで”ととのう”べし!

こんな人におすすめ!!

・サウナの魅力について知りたい
・現代の生活に疲れていて、リラックスしたい
・サウナでのととのい方について知りたい

サウナの最大の効用”ととのう”

私も最初は友人のサウナーから「ととのいに行くか?」と誘われたことがきっかけでした。

ととのうという単語を聞いたのは初めてでしたし、最初は「ととのうって何?」って感じでした。

ただ、実際に温泉に行って、友人の教えを受けながらサウナでととのってみると「何これ?すごい!めっちゃリラックスできる」となる訳です。

本書『人生を変えるサウナ術』では、”ととのう”についてこう表記されています。

「ととのう」という状態を一言でいうならば「心と身体がリフレッシュされた、調和のとれた理想的な状態」であろう。

『人生を変えるサウナ術』本田直之 松尾大

実際にサウナは、そのあまりに素晴らしすぎる効用ゆえ、「副作用のないドラッグ」と揶揄して呼ばれることもあるそうです。(笑)

”サウナでととのう”の効用についてなんとなくイメージ伝わったでしょうか?

いえ、これだけだと「何言ってんだ?こいつ」状態ですよね。(笑)

サウナでととのったことがない状態だと”ととのう”のイメージも効用も全然実感が湧かないと思います。

私もこれまで温泉ではサウナをあまり活用する側ではなかったので、これだけ聞くと「ほんとかよっ」って思ってしまいそうです。

以降で、サウナでのととのい方と効用について紹介していきたいと思います。

サウナで”ととのう”とは?

では、サウナの最大の魅力”ととのう”について紹介していきたいと思います。

私も友人に教えてもらうまでサウナはあまり活用したことなく、サウナに対して熱くて何分も入っておられず、苦手だというイメージを持っていました。

そのようなイメージを持っていらっしゃる方は多いと思います。

ただ、サウナー(サウナ愛好家)が使う「サウナに入る」は意味合いが違います。

もちろん、狭義の意味では「サウナ室」に入ることを指しますが、基本的に「サウナ室に入り、その後水風呂に入り、その後外気浴をする、というサイクルを何度か繰り返すこと」を指します。

サウナには、水風呂と外気浴がセットになっているというのがベースの考え方であり、サウナ→水風呂→外気浴でワンセットということです。

むしろ、外気浴、すなわち休憩の時間を味わい尽くすためにサウナと水風呂があるといっても過言ではないと本書でも述べられています。

ここのサウナ→水風呂のフローを経て、ベンチでゆっくりと外気浴しているときに訪れる快楽状態のことをサウナー間で、”ととのう”や”サウナトランス”と呼んでいるのです。

簡単に仕組みを説明すると、サウナ→水風呂で大きく交感神経優位になっていたところから、外気浴によって反発して逆に副交感神経優位の状態になり、身体全体が一気にリラックスモードに入るという状態です。

この交感神経優位から副交感神経優位に自律神経がスイッチする際の感覚、極端に暑かったり寒かったりした環境から、平常の環境に戻ってくると「ホッとする」、この、自分の基準である体温や脈拍へと一旦リセットされ、リブート(再起動)されるときの、いうなれば野性的な感覚が、サウナにおける感覚であり「ととのう」という感覚の正体だ。

『人生を変えるサウナ術』本田直之 松尾大

なんとなく、”サウナでととのう”についてイメージしていただけたでしょうか?

サウナ→水風呂→外気浴で1セットを紹介しましたが、本書では目安として4:1:5の比率がおすすめされていました。

ただ、サウナの入り方に正解はなく、自分で理想の比率や温度(サウナ、水温)を追求していくのもサウナーの醍醐味だそうです。

アーク
アーク
どの世界も奥が深い…

ビジネスマン必見!サウナの12の効用

私も実際に1度”サウナでととのう”を知ってから1人で”サウナにととのい”に行くようになりました。

実際にサウナでととのってみると様々なメリットを体感することができますが、ここではより医学的に”サウナでととのう”メリットを紹介していきたいと思います。

フィジカル的効用①運動後の爽快感、リフレッシュ効果

私もはじめて”サウナでととのう”を体感したときにものすごくリラックスできたことを覚えています。

この運動後に得られる爽快感やリフレッシュ効果がサウナの効果で最も代表的と言われるものです。

2019年に医学雑誌に掲載されたドイツの研究によると、25分間のサウナ浴と30分間の休憩によって心臓にかかる負荷は、中程度の強度のエアロバイクを漕いだ人々にかかる負荷に相当し、サウナには軽いトレーニングと同程度の心臓や血管を鍛える効果があるそうです。

これは、運動があまり好きではないといった方や運動するための時間が取れないという方にとっては朗報ですね。

サウナが他の運動とは異なり、30分~1時間というごく短時間の間に運動と同様の効果を得られたり、ただサウナや水風呂に入って休憩するだけでよく、特別な身体能力や技能、努力を必要としないということが直近サウナが流行っている理由の1つではないのでしょうか。

フィジカル的効用②良質な睡眠が得られる

サウナの発祥、本場フィンランドでは、「サウナに入れば睡眠薬は必要ない」と言われるほど、睡眠効果が高いそうです。

本書で紹介されている、帯広の北斗病院と慶應義塾大学に勤務し、がんの遺伝子検査を専門とする”サウナドクター”こと加藤容崇医師は、「サウナが睡眠に与える影響」を検証すべく、サウナに入った日と入らなかった日の自身の睡眠状態を計測しています。

すると、サウナに入らなかった日の夜は、脳や身体の疲労を回復させる深い睡眠の割合が全体の14%だったのに対し、サウナに入った日の夜は約28%と、全体に占める深い睡眠の割合が2倍近くになっていたそうです。

サウナに入った日の方が睡眠の質が改善し、ぐっすり眠れてたということです。

私も1度休日前の日の夜にサウナでととのったことがありますが、いい感じで眠気がきてすぐに眠ることができ、翌日ぐっすりと眠ることができました。

サウナー界でも、サウナに入った後に電車で寝てしまうと乗り過ごしてしまうということや仕事の前日にととのってしまうとぐっすり眠れてしまって遅刻寸前にといった話も出るくらいの効力を発揮するみたいです。

フィジカル的効用③ご飯が驚くほど美味しくなる

サウナの後はご飯が美味しく感じられるといいます。

しかも、体感的には通常の2倍くらいに。

この具体的なメカニズムについては解明中とのことです。

サウナ後のご飯のことを”サウナ飯”というそうです。

私も1度この”サウナ飯”を体験してみましたが、めちゃくちゃ美味しく感じました。

舌が研ぎ澄まされているという感覚なんでしょうか。(笑)

特にサウナによる発汗で体内から塩分が出てしまっているため、身体が欲しているしょっぱいものや塩分は特に美味しく感じるらしいです。

この「究極のサウナ飯」の探求も、サウナーにとって大きな楽しみの一つだそうです。

フィジカル的効用④免疫力が高まり、風邪をひきにくくなる

オーストラリア・ウィーン大学の研究チームが、週に2回以上サウナに入るグループと、サウナに入らないグループの風邪の罹患率を6ヶ月にわたって調査したという論文によると、サウナに入る人はそうでない人に比べて約50%も風邪にかかる率が低かったそうです。

また、6ヶ月のうち後半の3カ月間においてその差が顕著に表れており、これは習慣的にサウナに入ることで身体の免疫力が上がったことを意味していると考えられると述べられています。

ビジネスマンにとって体調管理は非常に重要ですし、サウナを習慣的に入ることは非常に大きな意味をもたらしてくれそうです。

フィジカル的効用⑤心臓病、アルツハイマー病などの健康リスク低減

サウナには長期的な健康にとってもすごい効果があるといいます。

1つは心臓病のリスク低減です。

東フィンランド大学は、フィンランドの東部に在住する中高年男性(42~60歳)2315人を対象とした調査を実施し、突然心臓死、冠状動脈性心臓病による死亡、心疾患による死亡、そして全死因による死亡などのリスクとサウナ入浴との関連性を調査しています。

それによると、週に4回以上サウナに入る人は、週に1回しかサウナに入らない人に比べて、突然心臓死のリスクが63%も低かったといいます。

また、同様に循環器疾患、すなわち、心筋梗塞や狭心症になるリスクについても、日常的にサウナに入る人はそうでない人に比べてそのリスクが半減しています。

そして、結果的にサウナに日常的に入る人は、寿命も長くなるといいます。

また、東フィンランド大学のロッカネン博士が、心臓病の際と同じ手法でサウナの入浴頻度と認知症発症リスクの関連性について調査したところ、ほとんど毎日サウナに入浴する人は、週1回以下しかサウナに入らない人に比べ、軽度の認知障害になるリスクは66%低く、アルツハイマー病になるリスクは65%も低かったという結果に至ったそうです。

アーク
アーク
サウナの効用おそるべし!

メンタル的効用①自律神経が鍛えられ、精神が安定する

これまでフィジカル的効用について紹介してきましたが、メンタル的にもサウナには効用があります。

まず、メンタルの安定にもサウナは絶大な効果をもたらします

熱いサウナ、冷たい水風呂と外気浴での休憩というサイクルの中で血液の流れが促進され、交感神経と副交感神経のスイッチングが繰り返されることで、自律神経の働きが鍛えられるといいます。

現代社会では、交感神経と副交感神経のバランスが不規則な生活やストレスによって崩れて、身体の不調を感じたり、自律神経失調症やうつ病といった疾患に至ることが多いそうです。

私はまわりにサウナーの友人はあまりいませんが、著者がいうには周りのサウナーでイライラしている人やメンタルが不安定な人はあまり見かけないそうです。

メンタル的効用②幸福を感じやすくなる

「サウナに入ると幸せになれる」と聞くと、いよいよ怪しく感じてくるかもしれません。(笑)

興味深いのは、サウナの発祥地であるフィンランドが2018年、2019年と2年連続で世界幸福度ランキングで1位に輝いているということです。

著者たちは、フィンランドが世界一幸福な国である秘密は、サウナにあるのではないかと考えているそうです。

メンタル的効用③デジタルデトックスとマインドフルネス

今やスマートフォンやインターネットと切り離すことができない生活を送っています。

なかなかスマートフォンやインターネットから離れた時間を取ることは難しいですが、サウナなら解決してくれます。

サウナに入ることで強制的にスマホから引き離し、溢れる情報をシャットアウトして、ひとりでじっくりと思考に没頭する時間がもてるようになるのです。

サウナでその日のことを内省することもできますし、考えに煮詰まったときなどにアイデアが出てきやすくもなります。

ブロガーとサウナは相性がいいんじゃないかと個人的に感じました。

脳科学的にも、サウナがストレスフルな外界の情報をシャットダウンしてリラックスさせ、頭をクリアにして自身の内面と向き合わせる、究極のマインドフルネスということも分かってきているそうです。

サウナは精神安定の拠り所であり、自分と向き合う時間をつくるためのきっかけであり、世界をもっと前向きに捉えるための魔法にもなり得るのだ。

『人生を変えるサウナ術』本田直之 松尾大

ソーシャル的効用①心と身体の距離がゼロになる

これだけサウナの効用の述べてきたのに、まだあるのかというところですが、ソーシャル的効用についても3つあるそうです。

1つ目が心と身体の距離がゼロになるということ。

サウナ室内では誰もが平等で、いきなり親密なコミュニケーションを取ることが可能になるといいます。

高級そうな身なりをしている人も、ボロボロの身なりをしている人もサウナ室内に入れば、先入観や偏見を持たずに相手と向き合えるようになります。

サウナ好きの経営者などはサウナでビジネスミーティングをすることで、究極の時短を行っている人もいるそうです。

ソーシャル的効用②サードプレイスとしてのサウナ

サードプレイスとは、職場でも家でもない、第3の場所のことです。

私もリラックスできる場所として、決まったカフェをサードプレイスとしていますが、とても落ち着きます。

職場や家庭にどこか息苦しさを感じるという場合はサウナをサードプレイスとして活用してみるのもおすすめです。

たった、1000円ちょっとで心と身体のコンディションをととのえてくれる夢のような場所は、ビジネスパーソンにとって最も合理的なサードプレイスでもあるのだ。

『人生を変えるサウナ術』本田直之 松尾大

ソーシャル的効用③サウナでつながるコミュニティの輪

サウナの常連になったり、サウナー専門のグッズを身に着けていれば、突然裸の付き合いがはじまるといいます。

サウナという共通項をきっかけに「ホームサウナ(最も通っている本拠地サウナ)はどこですか?」といった会話や「あそこに新しいサウナができたんですよね」とサウナに関する情報を交換しあったり、「今度一緒に行きますか」という言葉が自然と発せられることもあるそうです。

同じような趣味の友人が増えればよりおもしろいと思うので、サウナをきっかけにコミュニティの輪を広げていくのもおもしろいかもしれませんね。

その他効用:モテる!?

本書によるとサウナを習慣にするとモテるらしいです。

美容の効果でいうと、サウナで汗をかくことが習慣化することにより、老廃物の排出や物質交換が進み、肌のコンディションが良い状態が保たれるといった美肌効果が期待できます。

また、先述のとおり、サウナに入ると身体の調子が良くなり、メンタルも安定します。

ストレスの要因が減るし、ちょっとしたことがあってもイライラしにくくなります。

幸せを感じやすくなり、ポジティブな感覚は研ぎ澄まされる一方で、ネガティブな感覚は鈍感になっていきます。

そうして、「余裕のある、良い人」に変化していき、魅力的な人間になれるので、モテるようになるのではないかと著者は結論づけています。

アーク
アーク
サウナさんよ、ちょっと魅力すぎやしないか!!

おわりに

いかがでしたでしょうか。

サウナの魅力が少しでも伝わったでしょうか。

私もサウナーの友人がきっかけでサウナの世界へ誘われましたが、また新しい価値観に出会えました。

実際に自分でも”ととのう”を体感してみて、本書に述べられていた効用を感じることができたので、今後もサウナは定期的に行きたいと思っています。

また、本書の巻末にはおすすめのサウナも紹介されており、各地のサウナ施設にも行ってみたいと思えました。

サウナをはじめる入門書として本書はおすすめです。

ぜひ、サウナに興味を持たれた方は本書を読んでみてください。

また、サウナはお酒を飲んだあとや体調が悪い時などは危険も伴います。

サウナも投資と同じように自己責任でお願いします。

最後までご覧いただきありがとうございました。