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eMAXIS Neoロボットを徹底評価!評判はどう?

近年、高度なセンシング技術が登場し、テクノロジーの進化によって処理能力も向上した結果、様々な場面でロボットを目にする機会が増えてきました。

これまでは産業部門が中心でしたが、医療や日常生活にもロボットが積極的に使われるようになりましたね。

ロボットが活躍することによって人手不足が解消されるなど社会課題の解決にもつながるので今後のロボットの進化にも目が離せません。

これからのロボット市場に将来性を感じ、ロボットをテーマにしている注目ファンド「eMAXIS Neoロボット」に興味を持たれている方も非常に多いと思います。

eMAXIS Neoロボットってどんなファンドなの?評価/評判は?

本記事では、上記のような悩みを解決するために「eMAXIS Neoロボット」の特徴をはじめ、組入銘柄や運用成績、評判を紹介していきます。

「eMAXIS Neoロボット」に興味を持たれている方の参考になれば幸いです。

こんな人におすすめ!!

・eMAXIS Neoロボットの中身を詳しく知りたい
・ロボットというテーマに将来性を感じる
・eMAXIS Neoシリーズに興味がある

eMAXIS Neoロボットの基本情報

「eMAXIS Neoロボット」の基本情報をまとめてみました。

ファンド名eMAXIS Neoロボット
運用会社三菱UFJ国際投信
カテゴリー国際株式・北米
連動指数S&P Kensho Robotics Index
設定日2018年8月6日
信託期間無期限
決算日毎年8月17日
購入時手数料0%
信託報酬0.792%
実質コスト0.971%
信託財産留保額0%
純資産総額21億6400万円【2021/8/17(3期)時点】
モーニングスターレーティング☆2

eMAXIS Neoシリーズは三菱UFJ国際投信が手掛けており、将来性や高い成長が期待される11の革新的テーマが取り扱われています。

最大の特徴は、AI(人口知能)が米国の金融商品取引所に上場している銘柄の中から対象のテーマごとに銘柄を選定し算出する「S&P Kensho ニューエコノミー指数」に連動することを目指す、新時代のノーロード・インデックスファンド・シリーズであるということです。

eMAXIS Neoシリーズの特徴や魅力、注意点を詳しく知りたい方は以下の記事でまとめておりますので、併せて参照していただけたらと思います↓

「eMAXIS Neo ロボット」はKensho社が開発したS&P Kensho Robotics Index(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指しています。

Kensho Robotics Indexは、ロボット工学産業や重要なサブシステムに特化している企業のパフォーマンスを測定するように設計されています。

S&P500指数と対比した過去3年間のパフォーマンスチャートが以下です。

Kensho Robotics Indexのチャート
白…Kensho Robotics Index  青…S&P500 【2021/10/19時点】

3年前(2018年10月19日)を100とした場合、
S&P Kensho Robotics168.17
S&P 500…172.34

直近3年間の動きを見てみると、ほとんどS&P500指数と似た動きをしていますね。

続いてコスト面に着目すると、「eMAXIS Neoロボット」は購入時手数料と売却時のコスト(信託財産留保額)がかからないものの、信託報酬が年率0.792%と若干高く設定されています。

AIが銘柄を選定する新時代のインデックスファンドとあって、業界最安のインデックスファンドの信託報酬(約0.1%)と比較すると相対的に高く、アクティブファンド(約1.6%)と比較すると相対的に安いといった立ち位置です。

まさにインデックスファンドとアクティブファンドのちょうど中間のコストと言えます。

売買委託手数料や有価証券取引税、その他費用を加味した実質コストは0.971%となっています。

買付時手数料
…投資信託を購入する時に販売会社である証券会社や銀行などで注文を取り次ぎするための対価として支払う手数料のこと。

信託報酬
…投資信託を管理・運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続ける費用のこと。ただし、別途支払うのではなく、信託財産の中から「純資産総額に対して〇%」といった形で毎日差し引かれる。

信託財産留保額
…投資信託を解約する際に投資家が支払う費用のこと。ただし、別途投資家が支払うのではなく、「基準価額に対して〇%」といった形で解約代金から差し引かれる。

eMAXIS Neoロボットの組入銘柄

2021年9月30日時点の「eMAXIS Neoロボット」の組入上位10銘柄は以下のようになっています。

 銘柄ティッカー業種組入比率
1インテュイティブサージカルISRG精密機器4.00%
2ジョンビーンテクノロジーズJBT輸送用機器3.80%
3グローバスメディカルGMED医療機器3.60%
4オムニセルOMCLソフトウェア3.60%
5ブルックスオートメーションBRKS機械3.60%
6ストライカーSYK医療機器3.40%
7アセアブラウンボベリ ADRABB重電機3.30%
8リンカーンエレクトリックホールディングスLECO金属製品3.30%
9アプライドインダストリアルテクノロジーズAIT重電機3.10%
10アキュレイARAY医療機器2.90%

投資地域は米国が83.5%を占めているので、ほとんどが米国株式です。

組入上位3業種を見てみると、「ヘルスケア機器・サービス」が32.3%、「資本財」が27.9%、「医薬品・バイオテクノ・ライフ」が13.9%となっています。

また、特徴的なのが組入銘柄数が全部で39銘柄と集中投資になっているということです。

eMAXIS Neoシリーズは”新時代のノーロード・インデックス・ファンド”と謳われていますが、実態はアクティブファンドにかなり近いと言えます。

集中投資になっているので、リスク・リターンは非常に高いですし、テーマ型は流行り廃りも激しいので注意が必要です。

決算期ごとの運用成績

決算期における「eMAXIS Neoロボット」の基準価額と純資産総額は以下のようになっています。

基準価額期中騰落率純資産総額(百万円)
2018/8/6(設定日)10,000300
2019/8/19(1期)9,277-7.23%652
2020/8/17(2期)10,74915.87%695
2021/8/17(3期)15,12140.67%2,164

直近2期の動きはなかなか冴えていませんでしたが、3期で基準価額、純資産ともに大きく増加しました。

期間1年3年(年率)
トータルリターン51.27%11.16%
カテゴリー順位42/23290/189
標準偏差19.06%26.64%
カテゴリー順位184/232147/189
シャープレシオ2.690.42
カテゴリー順位105/232126/189

「eMAXIS Neoロボット」の直近1年間のトータルリターンは+51.27%であり、同じカテゴリー内で比較すると平均よりも+10.66%アウトパフォームしており、順位も42位(232位中)と結構いい成績を残しています。

標準偏差の方は同カテゴリーの平均に対して+3.04%ほど高い19.06%で、順位は184位(232位中)です。

運用の効率性を示すシャープレシオは2.69と同じカテゴリーの平均よりも+0.07ほど高く、順位は105位(232位中)でした。

シャープレシオ
…「(ファンドの平均リターン-無リスク利子率)÷標準偏差」で計算される。数値が大きいほど運用効率が高い。

eMAXIS Neoシリーズのようなテーマ型のファンドは一般的にリスク・リターンが高くなる傾向にありますが、「eMAXIS Neoロボット」は相対的にバランスがよい運用成果となっています。

モーニングスターのレーティングは☆2が付与されています。

【評判】月次の資金流出入額は?

「eMAXIS Neoロボット」の評判を客観的に知るために月次の資金流出入額のグラフを見ていきましょう。

ファンドの資金が流入しているということは「eMAXIS Neoロボット」を購入している人が多くなっているということですし、逆に資金が流出している場合は運用成績に満足できずに解約した、もしくは利益確定等で売りが出ているという風に読み取れます。

以下が2021年9月30日時点の「eMAXIS Neoロボット」の月次資金流出入額のグラフです。

eMAXIS Neoロボット月次資金流出入推移
引用元:モーニングスター

直近2ヶ月は資金流出となっていますが、概ね安定的に資産流入が続いており、まずまずの評判といえます。

eMAXIS Neoロボットが買える証券会社はどこ?

2021年9月30日時点において、「eMAXIS Neoロボット」が購入できるのは以下の証券会社になります。

eMAXIS Neoロボットが買える証券会社
2021年9月月次レポートより

「eMAXIS Neo宇宙開発」への投資をするのであれば、人気のネット証券である「楽天証券」か「SBI証券」がおすすめです。

まとめ:あらゆる産業でロボットは普及していく

以上、「eMAXIS Neoロボット」の特徴や組入銘柄、運用成績、評判などをまとめてみました。

産業用ロボットの市場規模は、2021年の422億ドルからCAGR(年平均成長率)12.3%で成長し、2026年には753億ドルに達すると予測されています。(参照:「産業用ロボットの市場規模、2026年に753億米ドル到達予測」)

今後もあらゆる産業で協働ロボットの需要が高まり、広く普及していくことは間違いないでしょう。

ロボットの活躍によって人手不足を解消したり、社会全体としての生産性も高まっていくことが想定されるので、経済成長の側面からみても恩恵を受けることができそうです。

これからもロボット市場と同テーマを取り扱った投資信託「eMAXIS Neoロボット」の動向が非常に楽しみです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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・本記事は投資に関する情報の提供を目的に作成したものであり、特定の金融商品の勧誘を目的としたものではありません。
・また、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものでもありません。
・投資は自己責任でお願いします。