健康

『医者が教える最強の温泉習慣』(一石英一郎)|温泉がもたらす7つの効果

こんにちは、最近サ活(サウナ活動)にはまっているアークです。

”サウナでととのう”を覚えてから、よく温泉に足を運ぶようになりました。

サウナでととのうことによって、心身ともに極限のリラックス状態になることができ、サウナの効用は肌で体感しました。

サウナが終わったあとは温泉に浸かる訳ですが、温泉にはどのような効用があるのだろうとふと気になりました。

そこで、こちらの本を読んでみました。

本記事では、温泉の効能について『医者が教える最強の温泉習慣』をもとに紹介していきたいと思います。

アーク
アーク
温泉こそ、ローリスク・ハイリターンだ!!

本記事で伝えたいこと

温泉に浸かることで、「体温上昇」「ミネラル吸収」「ストレス解消」の効能が得られる。これらの効能が相まって、心身に溜め込んだ、健康を阻害する様々な毒を効果的に抜くことができる。

こんな人におすすめ!!

・温泉が好き
・温泉の効能について知りたい
・リラックスできる方法を探している

温泉の3つの効能

温泉の効能で代表的なのが、「体温上昇」「ミネラル吸収」「ストレス解消」の3つです。

温泉に浸かることでこれらの効能が相まって、心身に溜め込んだ、健康を阻害する様々な”毒”を効果的に抜くことができるといいます。

実際に出ている統計データでも、毎日熱い風呂に入浴する人はそうでない人と比べて5年後に要介護にならない確率が約2倍となっており、入浴することの重要性が示されています。

日本は世界一の温泉大国であることや実際に毎日40~42℃の風呂に入浴する習慣もあるので、日本人の平均寿命が長いことと、温浴の習慣は関連があると考えられています。

入浴で得られる基本的なメリットが「簡単に温まることができる」ことであり、身体を温めることが心身の毒を抜かすために欠かせないのです。

普通の入浴でも身体を温めることができそうですが、やはり温泉には温泉ならではの効能があります。

先に述べた3つの代表的な効能がそうなのですが、もっと細かい因子でみていきたいと思います。

因子についても「物理的作用」「化学的作用」「生物学的作用」の3つに分けられます。

物理的作用」とは、温泉の温度や水圧によるもの。

化学的作用」とは、食塩や二酸化炭素など温泉に含まれる成分のこと。

この「物理的作用」と「化学的作用」が相まって身体を芯から温めるくれるのであり、これは自宅の風呂では再現することができません。

そして、「生物学的作用」というのが、自律神経やホルモンバランスなどの生体機能を整えることによるリフレッシュ効果や癒し効果を指します。

ここでお伝えしたかったのは、とりあえず入浴することで身体を温めることは非常に大事だということ。

中でも温泉は自宅の風呂では再現できない効能があるということをざっくりでも知っていただけたらと思います。

次に具体的な効果について紹介していきたいと思います。

温泉による7つの効果

ここでは、温泉に浸かることで実際にどのような効果が期待できるのかについて紹介していきたいと思います。

①被膜効果

温泉では化学的作用が働くことを前述しましたが、温泉には、硫化水素や二酸化炭素など、泉質によってさまざまな成分が含まれており、これらの成分が皮膚に付着することで膜のような状態になり、体内温度を高く保ってくれます

この作用のことを「被膜効果」と呼びます。

この被膜効果のおかげで、温泉を出てもしばらくポカポカ状態でいられるのです。

②血流がよくなる

これも化学的作用によるものですが、温泉の泉質によって、「高血圧」や「糖尿病」の改善が期待できるそうです。

実際に健康増進の研究調査を行う「日本健康開発財団」が厚生労働省とともに行った1000人規模の実験において、温泉入浴が血圧や血糖を下げる効果を証明しています。

仕組みとしては、温泉に入ることで「静水圧」という水の圧力(物理的作用)が身体中の血管に加えられることにより、血の巡りがよくなります。

血流がよくなると、心臓に集まっていた血液が手足の末端までグングン流れていくので、結果として血圧が下げられていくということだそうです。

また、このような物理的作用に加えて、温泉によるリラックス効果も血圧を下げることにつながります。

何かのきっかけでイライラしたり緊張したりすると、”緊張モードの神経”である交感神経が優位になって心臓がドキドキして血圧が上がってしまいます。

そこで、温泉に入ってゆったりとリラックスすると、交感神経は鎮まり、逆に”休息モードの神経”である副交感神経が優位になるため、血圧が下がっていくということです。

アーク
アーク
この部分については、サウナでととのうのと仕組みがかなり似ていますね。

また、温泉に浸かって温まると、血管の拡張を繰り返してマッサージしてくれるうえ、動物性脂肪を溶かして血液をサラサラにしてくれるので動脈硬化を直接的に改善してくれる効果も期待できます。

③デトックス効果(美肌効果)

血流がよくなることについては前述のとおりですが、血流が活発になると、全身の血管を通して細胞に栄養が行き渡るようになります。

そうすることで、細胞内の酵素やタンパク質などの健康において最も重要なものが活性化し、老廃物の排出もスムーズになります。

つまり、デトックス効果が期待できるということです。

さらに温泉だからこそ可能な発汗作用もデトックス効果に寄与します。

わきや額など、通常汗が出る汗腺からは有害ミネラルなどの老廃物を排出させることが難しいのですが、温泉の温め作用は、皮脂腺に直接作用し、デトックス効果を助け、有害ミネラルの排出促進をしてくれます

有害ミネラルを肺や経皮、経腸などにより吸収すると、うつ傾向や抑鬱状態、疲労感や倦怠感の増加にもつながるそうです。

現代人にとって、有害ミネラルをいかに効率的に排出するのかという観点は、今後ますます注目されていきそうなところですので、ぜひ温泉を活用していきたいですね。

また、日本の温泉には様々な成分が含まれていることから、アンチエイジング効果を期待できる水質も少なくないということで、美肌効果も期待できます。

温泉は細胞の中の老廃物、つまりチリやホコリのようなものを排出するデトックス効果と、皮膚そのものに作用する効果を併せ持っているので、身体の内側と外側、両面から美容効果が期待できるというのです。

④保湿効果

温泉に含まれる成分にもよるそうですが、たとえば、弱アルカリ性の泉質の温泉に入ると、皮膚の表面がツルツルになり、保湿効果も抜群だそうです。

「アトピー性皮膚炎」など、皮膚に問題を抱えている方にとっても、強い殺菌効果を持つ温泉に入ることで症状が改善する可能性があるそうです。

⑤細胞そのものが若返る

近年の研究により、温泉の熱が”細胞そのもの”を若返らせる可能性があることがわかってきたそうです。

細胞に圧力や酸などにより刺激を与えると「リプログラミング」と呼ばれる若返り現象が起きます。

温泉により得られる”熱”も刺激の1つなので、リプログラミングが起き、細胞に変化をもたらす可能性があるそうです。

また、効果は立証されていないそうですが、日本の各地には草津温泉など「毛生えの湯」と呼ばれる温泉もあり、「リプログラミングによる育毛効果があるのでは?」という仮説を著者は立てているそうです。

⑥成長ホルモンを活性化

温泉に浸かることによって成長ホルモンが分泌されることが分かっています。

成長ホルモンは、子どもの頃は身長を伸ばすために自然に体内で分泌生成されるホルモンですが、成長期を過ぎた大人の場合、それほど活発には分泌されません。

しかし、成長ホルモンは体内の代謝に深く関わっており、大人にとっても重要な役割を持っています。

成長ホルモンが少なくなると、心臓の機能低下や糖尿病リスクの増大、皮膚の乾燥など、老化現象を引き起こす可能性があるので、健康やアンチエイジングのためには成長ホルモンを意識的に取り込む必要があります。

今では、欧米を中心に成長ホルモン注射が人気を集めているみたいですが、温泉に浸かるだけで簡単かつ効率的に成長ホルモンを分泌することができるので、これは活用しない手はないですね。

⑦プロラクチン

温泉は成長ホルモンに加えて、「プロラクチン」という重要なホルモンを分泌させることも研究の結果から明らかになっているそうです。

プロラクチンの機能は多岐にわたり、さまざまな生物が生きるために欠かせない役割を持っています。

たとえば、魚が水中を泳ぐときに水温や水圧などの変化のなかでバランスを保てているのはプロラクチンのおかげですし、私たち哺乳類が授乳するためにもプロラクチンが欠かせないといいます。

プロラクチンの分泌を促す温泉は、ある意味”生命の泉”ともいえ、私たちの身体をより自然な状態に戻してくれます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

本書で紹介されていた温泉の効能を自分なりにまとめてみました。

本記事で紹介した温泉の効果はあくまで一部であり、他にも傷を癒したりする身体的効果や幸せにする精神的な効果まであります。

ただ、温泉にはリスクもあります。

温泉の唯一のリスクは、急激な体温の変化による温泉事故が挙げられます。

しっかりと正しい入浴法を守れば、温泉はローリスク・ハイリターンです。

投資商品だとなかなかこんなにいいものはありません。(笑)

ぜひ、心身ともに疲れたときなどは温泉に行ってリラックスされてみてはいかがでしょうか。

また、温泉の効用についてもっと気になるという方はぜひ本書も読まれてみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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サウナでのととのい方やサウナから得られる効用についてはこちらの記事で紹介しています。