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eMAXIS Neoナノテクノロジーを徹底評価!評判はどう?

ナノテクノロジーとは、原子や分子サイズの物質を制御する技術です。

近年は半導体などのエレクトロニクス産業だけでなく、人間の体内で高度なタスクをこなすバイオテクノロジー製品にも発展をもたらすことが期待されており、同分野に興味を持たれている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ナノテクノロジーをテーマにしている注目ファンド「eMAXIS Neoナノテクノロジー」の特徴をはじめ、組入銘柄や運用成績、評判を紹介していきます。

eMAXIS Neoナノテクノロジーってどんなファンドなの?評価/評判は?

上記のような悩みを解決していきますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

こんな人におすすめ!!

・eMAXIS Neoナノテクノロジーの中身を詳しく知りたい
・ナノテクノロジーというテーマに将来性を感じる
・eMAXIS Neoシリーズに興味がある

eMAXIS Neoナノテクノロジーの基本情報

「eMAXIS Neoナノテクノロジー」の基本情報をまとめてみました。

ファンド名eMAXIS Neoナノテクノロジー
運用会社三菱UFJ国際投信
カテゴリー国際株式・北米
連動指数S&P Kensho Nanotechnology Index
設定日2018年12月3日
信託期間無期限
決算日毎年8月17日
購入時手数料0%
信託報酬0.792%
実質コスト0.930%
信託財産留保額0%
純資産総額63億9100万円【2021/8/17(3期)時点】
モーニングスターレーティング

eMAXIS Neoシリーズは三菱UFJ国際投信が手掛けており、将来性や高い成長が期待される11の革新的テーマが取り扱われています。

最大の特徴は、AI(人口知能)が米国の金融商品取引所に上場している銘柄の中から対象のテーマごとに銘柄を選定し算出する「S&P Kensho ニューエコノミー指数」に連動することを目指す、新時代のノーロード・インデックスファンド・シリーズであるということです。

eMAXIS Neoシリーズの特徴や魅力、注意点を詳しく知りたい方は以下の記事でまとめておりますので、併せて参照していただけたらと思います↓

「eMAXIS Neoナノテクノロジー」はKensho社が開発したS&P Kensho Nanotechnology Index(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指しており、ナノテクノロジー産業に従事している企業のパフォーマンスを測定するように設計されています。

具体的にはナノスケールの機器を生産している企業や、それらの生産ラインにおいてナノテクノロジーを使用している企業、またはナノスケールで情報を測定できる機械を制作している企業などが構成銘柄となっています。

S&P500指数と対比した過去3年間のパフォーマンスチャートが以下です。

Kensho Nanotechnology Indexチャート
白…Kensho Nanotechnology Index  青…S&P500 【2021/10/20時点】

3年前(2018年10月20日)を100とした場合、
S&P Kensho Nanotechnology…261.99
S&P 500…173.72

直近3年間の動きを見てみると、3年間で約2.6倍になっており、S&P500指数を圧倒しています。

続いてコスト面に着目すると、「eMAXIS Neoナノテクノロジー」は購入時手数料と売却時のコスト(信託財産留保額)がかからないものの、信託報酬が年率0.792%と若干高く設定されています。

AIが銘柄を選定する新時代のインデックスファンドとあって、業界最安のインデックスファンドの信託報酬(約0.1%)と比較すると相対的に高く、アクティブファンド(約1.6%)と比較すると相対的に安いといった立ち位置です。

まさにインデックスファンドとアクティブファンドのちょうど中間のコストと言えます。

売買委託手数料や有価証券取引税、その他費用を加味した実質コストは0.930%となっています。

買付時手数料
…投資信託を購入する時に販売会社である証券会社や銀行などで注文を取り次ぎするための対価として支払う手数料のこと。

信託報酬
…投資信託を管理・運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続ける費用のこと。ただし、別途支払うのではなく、信託財産の中から「純資産総額に対して〇%」といった形で毎日差し引かれる。

信託財産留保額
…投資信託を解約する際に投資家が支払う費用のこと。ただし、別途投資家が支払うのではなく、「基準価額に対して〇%」といった形で解約代金から差し引かれる。

eMAXIS Neoナノテクノロジーの組入銘柄

2021年9月30日時点の「eMAXIS Neoナノテクノロジー」の組入上位10銘柄は以下のようになっています。

 銘柄ティッカー業種組入比率
1ブルカーBRKR医療機器14.30%
2パシフィックバイオサイエンシズカリフォルニアPACBバイオテクノロジー12.30%
3バイオナノジェノミクスBNGO医薬品・バイオテクノ・ライフ11.30%
4ナノディメンション ADRNNDMテクノロジー・ハードウェア・機器10.90%
5サーモフィッシャーサイエンティフィックTMO精密機器7.70%
6ダナハーDHR電子機器・部品7.50%
7KLAコーポレーションKLAC精密機器6.70%
8アンジオダイナミクスANGO医療機器6.20%
9ネオフォトニクスNPTN通信5.30%
10キャボットCBT化学5.00%

投資地域別にみると、米国が88.2%、イスラエルが10.9%となっています。

組入上位の3業種は「医薬品・バイオテクノ・ライフ」が45.6%、「ヘルスケア機器・サービス」が17.5%、「半導体・半導体製造装置」が16.2%となっています。

また、特徴的なのが組入銘柄数が全部で13銘柄と集中投資になっているということです。

「eMAXIS Neoナノテクノロジー」の組入銘柄数はeMAXIS Neoシリーズの中でもダントツで少ないです。

eMAXIS Neoシリーズは”新時代のノーロード・インデックス・ファンド”と謳われていますが、実態はアクティブファンドにかなり近いと言えます。

集中投資になっているので、リスク・リターンは非常に高いですし、テーマ型は流行り廃りも激しいので注意が必要です。

決算期ごとの運用成績

決算期における「eMAXIS Neoナノテクノロジー」の基準価額と純資産総額は以下のようになっています。

基準価額期中騰落率純資産総額(百万円)
2018/12/3(設定日)10,000300
2019/8/19(1期)9,039-9.61%303
2020/8/17(2期)11,16023.46%407
2021/8/17(3期)22,624102.72%6,391

2期から3期で基準価額も倍になり、良好な運用成績を受けて純資産も大幅に増加しています。

期間1年
トータルリターン86.55%
カテゴリー順位7/232
標準偏差37.88%
カテゴリー順位229/232
シャープレシオ2.29
カテゴリー順位165/232
【2021年9月30日時点】

直近1年間の運用成績をみると、トータルリターンは86.55%で同じカテゴリー内で7位(232位中)の成績を上げています。

運用成績面では申し分ない成績を上げていますが、その分リスク(標準偏差)も非常に高くなっています。

同カテゴリー内の標準偏差の平均が16.02%であったのに対し、「eMAXIS Neoナノテクノロジー」の標準偏差は37.88%でした。

カテゴリーの平均よりも+21.86%ほど高く、かなり値動きが激しいことが伺えます。

カテゴリー内の順位も229位(232位中)となっており、同じカテゴリーのファンドと比較するとかなりリスク(変動幅)が高いファンドだと言えます。

ここから読み取れるのは、「eMAXIS Neoナノテクノロジー」はリターンも高い一方でリスクも非常に高い、ハイリスク・ハイリターンの投資信託であるということです。

運用の効率性を示すシャープレシオは2.29と同じカテゴリーの平均よりも-0.33ほど低く、順位は165位(232位中)でした。

シャープレシオ
…「(ファンドの平均リターン-無リスク利子率)÷標準偏差」で計算される。数値が大きいほど運用効率が高い。

【評判】月次の資金流出入額は?

「eMAXIS Neoナノテクノロジー」の評判を客観的に知るために月次の資金流出入額のグラフを見ていきましょう。

ファンドの資金が流入しているということは「eMAXIS Neoナノテクノロジー」を購入している人が多くなっているということですし、逆に資金が流出している場合は運用成績に満足できずに解約した、もしくは利益確定等で売りが出ているという風に読み取れます。

以下が2021年9月30日時点の「eMAXIS Neoナノテクノロジー」の月次資金流出入額のグラフです。

eMAXIS Neoナノテクノロジー月次資金流出入の推移
引用元:モーニングスター

2021年4月以降は資金流出に転じていますね。

あくまで推察ではありますが、2021年4月以降に「eMAXIS Neoナノテクノロジー」が売られているのは人気がなくなったという訳ではなく、利益確定を行っている人が多いからではないでしょうか。

eMAXIS Neoナノテクノロジーが買える証券会社はどこ?

2021年9月30日時点において、「eMAXIS Neoナノテクノロジー」が購入できるのは以下の証券会社になります。

eMAXIS Neoナノテクノロジーが買える証券会社
2021年9月月次レポートより

「eMAXIS Neoナノテクノロジー」への投資をするのであれば、人気のネット証券である「楽天証券」か「SBI証券」がおすすめです。

まとめ:様々な分野で発展が期待されるナノテクノロジー

以上、「eMAXIS Neoナノテクノロジー」の特徴や組入銘柄、運用成績、評判などをまとめてみました。

ナノテクノロジー市場は、2022年に1,423.5百万米ドルの市場価値から、2030年までに2,863.6百万米ドルに達すると推定されており、年平均成長率に換算すると10.50%になります。

ナノテクノロジーは様々な電子デバイスの高機能化・軽量化において欠かせない技術ですが、特にバイオテクノロジー分野との相互の活用が期待されています。

ナノテクノロジー×バイオテクノロジーの組み合わせの一例として、「ドラッグデリバリーシステム(DDS)」がありますが、この研究が進むと医薬品を人体の適切な場所に、適切な量、適切な時間作用させ、薬物の伝達をコントロールすることができるようになります。

近い将来、スマートデバイスで異常を察知し、ピンポイントで薬を投与できる日が訪れるかもしれませんね。

今後もナノテクノロジー技術と同テーマを取り扱った投資信託「eMAXIS Neoナノテクノロジー」の動向が非常に楽しみです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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