キャリアの転換時や転勤、家族のライフスタイルの変化に合わせて訪れる”引越し”。
人によって引越しの頻度は異なりますが、そんなに頻繁にするものではないので、なかなか相場も分かりづらいですよね…
そして、できれば引越しの費用も抑えたいという願望もお持ちだと思います。
私もつい最近20代に入って3回目の引越しを行いました。
今回の引越しで特にこだわったのが、複数社に相見積もりを出して引越し料金を引き下げる努力をしたことと楽天ポイントを使える業者を探したことです。
その結果として、当初提示された引越し料金を下げることに成功し、貯まっていた楽天ポイントも活用することができたのでキャッシュアウト(現金の流出)を減少させることができました。
本記事では、そのような体験談をもとに楽天ポイントが使える主要な引越し業者をまとめ、引越し料金を引き下げるコツを実際の事例をもとに紹介していきます。
- 引越しで楽天ポイントが使える業者を知りたい!
- 引越しで安くするコツを知りたい!
- 実際の相見積もりの事例を知りたい!
といった方に参考になるかと思いますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。
楽天ポイントが使える引越し業者
まず前提としてお伝えしたいのが、楽天ポイントを利用するには楽天Payを通じて決済する必要があります。
すなわち、楽天Pay決済に対応した引越し業者=楽天ポイントが使える引越し業者となります。
そして、楽天Pay決済に対応した主要な引越し業者は以下の3社です。
- アート引越しセンター
- アリさんマークの引越社
- 日本通運
アート引越しセンター、アリさんマークの引越社、日本通運の3社が楽天Pay決済に対応しています。
また、楽天ユーザーとして意識しておきたいのが、楽天ポイントが付与されるかどうかですよね。
引越しにおいて、楽天ポイントが付与されるのはアリさんマークの引越社、日本通運、サカイ引越センターの3社になります。
アリさんマークの引越社と日本通運の2社は楽天ポイントカードの提示と楽天Pay決済でダブルでポイントが付きますね。
楽天キャッシュで事前にチャージしておくとさらにお得です。
一応、今触れた4社の決済方法を下表にまとめておきます。
決済手段 | アート | アリさん | 日本通運 | サカイ |
---|---|---|---|---|
現金 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
クレジットカード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
事前振込 | × | × | × | 〇 |
楽天Pay | 〇 | 〇 | 〇 | × |
PayPay | 〇 | 〇 | 〇 | × |
d払い | 〇 | × | 〇 | × |
LINE Pay | × | 〇 | 〇 | × |
メルペイ | 〇 | 〇 | 〇 | × |
au PAY | 〇 | 〇 | 〇 | × |
ゆうちょPay | × | 〇 | 〇 | × |
WeChat Pay | × | × | 〇 | × |
AliPay | × | × | 〇 | × |
J-Coin pay | × | × | 〇 | × |
楽天ポイント付与 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
本記事では、楽天ユーザー向けに楽天Pay決済と楽天ポイント付与の対象先をメインで取り上げていますが、他のQRコード決済の対応の有無も併せて参考にしていただけたらと思います。
【実例】4社に相見積もりをしてみた結果
私は今回の引越し時に楽天ポイントが約35,000ポイントほど貯まっていたため、楽天Pay決済に対応した引越し業者を1つの軸に据えて相見積もりをしました。
厳密にはもっと広く相見積もりを出していますが、ここでは先に紹介した4社の相見積もりの結果を開示したいと思います。
ここで紹介する事例はあくまで私の一例であり、必ずしもここが安くなるといったものではありませんのでその点はご了承ください。
当時の私のざっくりとした相見積もり時の前提がこちらです。
- 時期:11月
- 単身での引越し
- 引越し距離:400Km前後(300Km∼500Km)
- 訪問見積もりではなく、電話やメールでの見積もりを希望
引越し時期は11月なので、いわゆるピーク時とはかけ離れた時期に引越しをしています。
また、家族ではなく、単身での引越しとなるため、物量としては相対的に少ない方だと思います。
ただ、近場での引越しではなく、ある程度距離があるので、移動のコストはその分かさんでしまいます。
最後に私は訪問の見積もりではなく、電話やメールでの見積もりを希望しました。
理由としては、訪問で見積もりを依頼すると、見積もりに来た人が契約をプッシュしてくる可能性が考えられたからです。
そして、そこまで大荷物でもないので、電話でもだいたいの荷物量が伝わり、見積もりがすぐにできます。
これらの条件に基づいて、実際に見積もりをお願いした結果がこちらです。
アート | アリさん | 日本通運 | サカイ | |
---|---|---|---|---|
見積もりの回答手段 | 電話 | 電話 | メール | 電話 |
初回の見積料金(税込み) | 59,400円 | 未回答 | 148,000円 | 56,650円 |
値下げ交渉(税込み) | 55,000円 | – | – | – |
インターネットを通じて見積もりの申込を行い、各社から電話またはメールがきました。
電話では、引越し先の住所やいつ頃を予定しているか、荷物の量などがヒアリングされ、その情報をもとに料金が提示されます。
初回に提示された料金はサカイが56,650円、アート引越しセンターが59,400円でした。
アリさんマークの引越社は電話がかかってきたものの、できれば訪問して見積もりをしたいと言われ、こちら側としては電話のみの見積をお願いしたいと伝えたところ、「では、担当者の方からまた改めて連絡させます」と言われたきり、電話がかかってきませんでした。(そのため未回答と表記しています)
日本通運は各社に電話で聞かれた同じような内容を専用のフォームで回答し、メールにて見積の料金が提示されたという形です。
ただ、148,000円とかなり相対的に高かったのでびっくりしました。
アリさんマークの引越社は回答がこず、日本通運は非常に高かったので選択肢から外れ、サカイとアートで検討することにしました。
ただ、先述のとおり、私は楽天ポイントを使用したかったので、この2社だと楽天Pay決済に対応しているのはアートだけだったんですよね。
そこで、アートに電話をかけ、「サカイから見積もりを56,650円(税込み)で提示されている状況でして、サカイよりお安くしていただけるのであればぜひ御社にお願いしたいんですが…」といった値下げ交渉をしてみました。
すると、値下げの交渉に応じていただき、税込みで55,000円の金額に落ち着いたという結果になりました。
引越し当日に楽天Pay決済を通じて30,000ポイント(上限)をしっかり使えたので、実際のキャッシュアウトは25,000円となり、楽天経済圏をうまく活用できたのではないかと思っています。
まとめ:引越し費用を安くするために相見積もりをしよう!
以上、私の最近の引越しの体験談から楽天ポイント(楽天Pay)が使える引越し業者や実際の見積もり結果を紹介させていただきました。
今回の引越しの体験を振り返ると、自分の中で引越し業者を選ぶ軸を持つことと引越しの費用を安くするために複数社から相見積もりを取ることが重要だと感じました。
私の場合、楽天ポイントが約35,000ポイントあり、これをうまく活用できないかということで楽天Pay決済が使える引越し業者を選ぶ際の1つの軸に据えました。
そのような軸を1つ持ったうえで、複数社に見積もりをお願いすると、引越しの費用も引き下がり納得のいく決断が出せるのではないかと思います。
実際に1社だけにお願いする形だと相場も分からずに相手の言い値になってしまう可能性があります。
本記事では楽天ユーザー向けの4社の見積もり結果しか開示していませんが、私が今回の引越しで相場が分からない時に最初に提示された金額は65,000円でした。
複数社に見積もりを出すと同じ内容を何回も伝えないといけないので、手間はその分かかってしまいますが、複数の条件を提示されることによっておおよその相場を把握することができ、他社の条件を伝えることによって値下げの余地が生まれてきます。
多少面倒ではありますが、その分得られる対価(=引越し料金の引き下げ)も大きいですので、ぜひ引越しを検討される場合は複数社に見積もりを依頼してみてください。
複数の引越し業者に見積もりを依頼する場合は引越し比較サイトを使うと便利です。
中でも引越し比較サイト運営会社で利用者数No.1の「引越し侍」がおすすめなので、ぜひ利用してみてください。
╲引越し比較サイト運営会社利用者数No.1╱
330社以上の見積もり業社の中から最大10社まで無料一括見積もり可能