ミニマリズム

【書評】『思考と暮らしをシンプルに 人生を変えるモノ選びのルール』堀口英剛

ときめくモノに囲まれた生活を送りたい!
モノに対してこだわりを持って生きていきたい!
思考や生活をシンプルにしたい!

上記のような方々におすすめしたいのが、堀口英剛さんの著書『思考と暮らしをシンプルに 人生を変えるモノ選びのルール』(ポプラ社)です。

本書はモノマリスト(後述)として”ときめくモノ”しか所有していない著者の堀口さんが「モノに対するこだわり」や「実際に持ち歩いているモノ」、「モノを通した考え方」などを綴っています。

今、私たちの周りにあるモノは、私たちが行った「選択」の結果です。

こだわりのないモノに囲まれた生活を送るよりもこだわりのあるモノに囲まれて生活を送れた方が人生の質はきっと高まるでしょう。

本記事では、『思考と暮らしをシンプルに 人生を変えるモノ選びのルール』より個人的に印象に残った部分を紹介していきます。

こんな人におすすめ!!

・人生の質を高めたい!
・「モノマリスト」ってどういう考え方なんだろう?
・自分の持ちモノを厳選していいモノだけを残したい!

著者:堀口英剛

著者はブログ「monograph(モノグラフ)」の編集長、堀口英剛さんです。

早稲田大学在学中の2011年にmonographの前身となるブログ「NUMBER333」を開設し、ときめくこだわりのあるモノ(製品)を紹介するブログとして、1年3ヶ月で月間100万PVに成長します。

大学卒業後はYahoo!JAPANに入社し、大手広告会社の担当営業を務めます。

本業の傍ら副業としてブログを継続し、2014年にmonographというブログ名に変更。

monographには、自身のポリシーとして「これだ!」と思った”ときめくモノ”のみを載せています。

そして、2017年に独立し、株式会社dripを設立します。

独立後は「モノ」についてこだわりを持って語れる書き手を集め、紹介記事の制作・配信をサポートし、良い製品を世に伝えるお手伝いする自身で設立した会社(drip)の代表取締役社長を務めています。

モノマリスト

ここ数年「ミニマリスト」という言葉が生まれ、あっという間に一般層にまで浸透しました。

私自身も最近ミニマリズムに関連する書籍を読むことが多く、ミニマリストの生き方には憧れを抱いています。

著者の堀口さんもミニマリストの「モノを減らしていく過程で本当に必要なモノだけを見極める」という思想は近しいものを持っており、生き方や考え方には共感できる部分が多いと言います。

しかし、近年では「モノを減らすこと」自体に注目が集まりすぎてしまい、本来の目的とは少し離れてしまってきている人も多いようです。

最低限のモノがあれば最低限の生活をすることはできますが、それはあくまで「最低限」です。

そこからさらに生活を豊かにしようと思えば必然的にモノは増えていきます。

人によって、「最低限のモノ」と「必要なモノ」は大きく性質が異なるため、無理に持ちモノを減らす必要はないというのが堀口さんの考えです。

きちんと自身が管理できるモノの量を見極めながら、取捨選択を常に繰り返し、周りにモノを集めていくのがベストだと言います。

要はミニマリズムのベースとなる考え方をもとに、生活に豊かさをもたらしてくれるこだわりのモノをプラスしていくという考え方です。

このように自分にとって必要な、厳選されたときめくモノだけを周りに置く人々。

この人たちのことを「ミニマリスト」の一つの派生系で「モノマリスト」と定義しています。

「モノ」を基軸に「生活」を考え、こだわりを持って愛情を注いでいる人ですね。

非常にかっこいい生き方だと感じました。

モノの選び方はその人の生き方や考え方に直結しますし、自身の基準を持って”とくめくモノ”に囲まれた生活を送ることができればモチベーションも上がり、パフォーマンスも向上します。

特に最近は技術の進化に伴い、モノとしての技術が進化したり、デザインが洗練されているモノが多いです。

無駄なモノを省き、自分が本当に必要なモノと出会う力を高めることができれば、人生の質を高めることにもつながります。

1ジャンル1アイテム

本書は「モノマリスト」として活躍している著者の堀口さんの「モノ選びのマイルール」が紹介されています。

そこで紹介されていた「1ジャンル1アイテム」は非常にシンプルでいいルールだと思いました。

「1ジャンル1アイテム」は極力無駄なモノを買わず、本当に自分が納得のいく逸品のみを揃えるために堀口さんが徹底しているマイルールです。

名前から想像できるとおり、同じジャンルのモノは一つしか持たず、残さないという非常にシンプルなルールです。

そして、モノ選びの目を養うために非常に有効な手法です。

このルールを用いることで「判断軸」を作れるようになります。

ルールの性質上、新しくモノを買ったら一つ前の世代のモノは捨てなければならないので、後戻りができません。

なので、何か漠然と新しくほしいモノがあらわれたときに「これは今自分が持っているモノよりも良いモノなのか」、「買い替える必要性がどこにあるのか」ということを考えれるようになります。

この「1ジャンル1アイテム」で、モノが一つ増えたら一つ減らすようにすると、基本的にモノが増えることはなく、必然的に持ちモノも洗練され、良いモノだけが残っていきます。

私もモノに対してこだわりを持った生き方をしたいので、「1ジャンル1アイテム」の考え方は参考にしたいと思いました。

まとめ:”ときめくモノ”の割合を増やしていこう!

以上、堀口英剛さんの著書『思考と暮らしをシンプルに 人生を変えるモノ選びのルール』より個人的に印象に残った部分を紹介させていただきました。

ミニマリズムの概念を用いて自分にとって本当に必要なモノ以外を引き算したあとで、自分にとって”ときめくモノ”を足して人生を豊かにするという点は非常に参考になりました。

重要なのはモノそのものではなく、「なぜそれを選んだのか」という理由です。

自分はどうしてこれを持っているのか、どうしてこれを選んだのかが語れれば、それはきっと”ときめく”モノです。

自分の持ちモノの中で”ときめくモノ”の割合を増やしていければ、間違いなく今よりも気分が上がった生活を送れるはずです。

これからは適当にモノを選ぶのではなくて、しっかり自分にとって”ときめくモノ”を探していきたいと思いました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。