ファイナンシャルリテラシー

『お金の真理』(与沢翼)はお金持ちになるために”お金と向き合える”本

2020年4月に出版された与沢翼さんの著書『お金の真理』(宝島社)を読みました。

タイトルに「与沢翼が出したお金と幸せ、その最終結論」とあるとおり、与沢さんのこれまでの経験をもとにお金や人生に関する考え方が本音で書かれた本でした。

かつては「秒速1億円の男」として脚光を浴びていた与沢さんでも「死に金」にたくさんお金を使ってしまい、財産をなくす経験をされているのは意外でした。

ただ、そこからはお金と真剣に向き合い、再度70億円の純資産を築きあげています。

本書の構成は以下のとおりです。

序章 「欲望の日々」から学んだこと
第1章 お金とは何か?
第2章 お金を守る
第3章 お金をつくる
第4章 お金を増やす
第5章 お金に愛される生き方

「お金とは何か?」ということからお金の「守り方」「つくり方」「増やし方」そして、「お金に愛される生き方」まで与沢さんのこれまでの経験をもとに辿り着いた”お金の真理”が学べます。

こんな人におすすめ!!

・お金持ちになりたい人
・お金に不安がある人
・お金と真剣に向き合っていきたい人

本記事では、私が『お金の真理』を読んで、個人的に大切だと感じたことについて3つほど取り上げて紹介していきたいと思います。

著者について

与沢翼(1982年11月11日生まれ)さんは、日本の実業家であり、投資家としても活躍されている方です。

早大在学中に2度起業し、メディアへの登場を経て、「秒速1億円の男」として一躍脚光を浴びます。

2014年にシンガポールに移住し、日本の元レースクイーン、グラビアアイドルである相原麻美さんと結婚します。2016年からはドバイに移住。

現在は株式、不動産、外貨、仮想通貨、社債、保険、信託などを対象に個人投資家として活動しています。

マレーシア、フィリピン、タイ、アラブ首長国連邦、日本の5カ国に計40戸の高級不動産を所有し、大家業も行っています。

借入がなく、すべて自己資金による現金買いで、純資産はおよそ70億円に至ると言われています。

お金は備蓄

まず、「お金とは何か?」ということですが、1つの解として「お金は備蓄であり、パワー」だと与沢さんは述べています。

この備蓄こそがお金持ちになるための基本的な土台となります。

備蓄さえ万全ならば、基本的には突然降りかかってくる不幸をすべて乗り越えることはできるし、それをチャンスに変えることも可能です。

ますます不確実性が高くなっている世の中ですが、備蓄がしっかりしていれば不確実性の高い時代でも耐えて生き抜くことができます。

直近のコロナショックでいえば、投資家として備蓄があれば暴落のチャンスに全力で投資することができ、ピンチをチャンスに変えることができます。

また、コロナの影響を大きく受ける個人事業主の場合でも、備蓄があればなんとか耐え抜くことができますし、コロナ終息後に何か行動を起こすことが可能です。

私もお金の多さは選択肢の多さだと思っています。

平常時でもお金(備蓄)があることで心に余裕が生まれ、チャンスがまわってきたときにいつでも挑戦することもできます。

逆にお金(備蓄)がなければ取れる行動は限られてしまう、もしくは不安を抱えながら行動することになります。

今回はお金(備蓄)として考えが紹介されていましたが、改めて生活防衛資金の重要性を感じることができました。

これからも備蓄として生活防衛資金の形成に励んでいきたいと思います。

不確実性の時代を耐えて生き抜くために備蓄を万全にしよう!

気持ちよく息を吸って生きる

続いて、お金持ちを目指すにあたって重要だと感じたのは「気持ちよく息を吸って生きること」です。

「気持ちよく息を吸って生きること」というのは、お金を守る(支出を減らす)ために過度な節約に取り組まず、健康や精神衛生をしっかり保つということです。

人間は心の健康を保てないと思考が鈍って何もできなくなるため、衛生的な住環境や健康を維持するための食事、大切な人との交際費などは惜しみなく使っていきたいです。

私も資産形成に取り組むにあたって支出を抑えるために家計のPDCAを過去にまわしたことがありますが、意識しすぎてかえってしんどくなってしまった経験があります。

この時に支出を減らすのも重要だけど、健康や精神衛生の方が重要だなと感じました。

固定費や無駄な変動費はこれからも削っていくつもりですが、心を豊かにする浪費は惜しまずに大切にしていきたいと改めて思いました。

固定費や無駄な変動費は削り、心を豊かにする浪費は惜しまないようにしよう!

「お金を稼ぐ」ことにフォーカスする

お金持ちになるために本当に大切なことは、「お金を稼ぐ」ことです。

節約を目的にするのではなく、「お金を稼ぐ」ことによりフォーカスしなければならないと与沢さんは言っています。

節約に注力してお金持ちになることもできますが、若い時期できる経験を将来お金持ちになるために繰り延べてもあまりいいとは言えません。

生きがいのある人生とは、理想論をいえば、その時々でできる最高の経験をし続けながら目標にも近づいていくことに他なりません。

そう考えると節制・禁欲・貯蓄によるお金の懲役刑を経たあと、60代の老後に出所できても幸せとは言えないでしょう。

「お金を稼ぐ」ということはかなり難しいですが、稼げば稼げるだけ自由に近づき、取れる選択肢も増えていきます。

稼げる力が身についていれば、ある程度やりたいことができる環境で生きがいのある人生を歩むことにもつながります。

私もまだまだ模索中ですが、将来的には副業での収入を増やしていきたいです。

生きがいのある人生を歩むために「お金を稼ぐ」ことにフォーカスする!

まとめ

『お金の真理』を読んで、改めてお金の魔力を知ることができました。

資本主義社会においてはお金があればある人ほど、有利に生き抜くことができます。

お金の有無で取れる選択肢が変わり、心の豊かさまで変わります。

お金の使い方は人それぞれで正解もありません。

ただ、お金とは何かを知り、守り方、稼ぎ方、増やし方をバランスよくすることできっといい未来が拓けるのではないだろうかと本書を読んで改めて感じました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。