「人生をもっと楽しめるような生き方がしたい!」
「お金と時間に余裕がない生活を送っている…」
「身の回りをスッキリさせたい!」
上記のような悩みを抱いている方々におすすめしたいのが、ミニマリストTakeruさんの著書『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活』(クロスメディア・パブリッシング)です。
本書はミニマリズムの概念に出会って人生が一変した著者のTakeruさんの経験談をもとにミニマリストの魅力やメリット、具体的なアクションプランが書かれた内容となっています。
ミニマリズムの魅力に惹かれた人はミニマリズムの素晴らしさを学ぶことができ、改めて自分の人生に関して見直すきっかけとなりますのでぜひ本書を読んでいただければと思います。
本記事では、『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活』より個人的に特に心に刺さった部分を紹介していきたいと思います。
・人生を楽しむ時間とお金がほしい!
・自分の理想の生き方を歩んでいきたい!
・身の回りをスッキリさせたい!
著者:ミニマリストTakeru
著者はミニマリストのTakeruさん。
YouTuberとして登録者5万人、月間150万PVのYouTubeチャンネルを運営しています。
Twitterでのフォロワーも1.4万人を超えており、SNSでミニマリズムの魅力を広める活動を行っています。
過去に腫瘍性大腸炎という難病を患い、病気と闘う生活を続けていました。
1年間、自宅療養で無職・無収入の状態が続いていた時に、ミニマリズムの概念に出会います。
そして、「ミニマリスト」になってから人生に転機が訪れます。
3000個以上のモノを手放したことで、月10万円で質素に小さく暮らせるようになっています。
また、モノを手放したことによって自分の人生について深く考えるようになり、「少ないことが、より豊かなこと」だということに気づきます。
現在は、YouTube活動のみならず、全国各地のミニマリストを取材したり、ミニマリストオフ会なども開催されています。
ミニマリズムの目的を明確にする
著者のTakeruさんはミニマリストになってから人生が好転しています。
本格的にミニマリズム生活を始動させたのは2017年の秋でしたが、最初は何をどんな風に取り組んでいけばいいのか全く分からなかったそうです。
そこで、『より少ない生き方』を熟読し、「ミニマリズムとは何なのか」を真剣に学び、少しずつ行動に落とし込んでいきます。
Takeruさんがミニマリズム生活をはじめるにあたって最初に取り組んだのが、「こんな人生にしたい!」を明確にすることでした。
今までの人生を振り返りながら、どんな人生にしたいのかをひたすらノートに書いたそうです。
その過程を経て、自分は何の目的のためにモノを減らすのか(=ミニマリストになりたい理由)を明確にしています。
Takeruさんはこれまでの人生を整理した結果、自分の知識や経験を人のために役立てる仕事ができたら最高な人生だということに気づき、「その夢を叶えるためにモノを手放そう」とミニマリストになることを決心しています。
そして、この夢を叶えるためなら、どんな犠牲も惜しまない、そんな覚悟を持ってモノを減らす決意をしています。
このようにミニマリズムを実践する上で大事なのは、人生をシンプルにして、本当に叶えたい夢に集中して成し遂げることだとTakeruさんは考えています。
「こんな人生にしたい!」「こんな人間になりたい!」という目標が決まったらあとは簡単で、その夢や目標に関係ないモノを手放していくだけです。
私も本書を読みながら、自分がどういう人生を歩みたいのか考え直してみました。
私は時間、お金、メンタルに常に余裕があって、自分の好きなことを好きなタイミングで取り組む生き方を手に入れたいので、この生活を手に入れるために関係のないモノを手放していきたいと思いました。
夢を叶えるために不要なモノは手放し、自分が持てるかぎりの時間とお金を一点集中させましょう!
捨てるモノの判断基準
ミニマリズムの目的を明確にしたら、あとは不要なモノを処分していくだけですが、「捨てるモノの判断基準が難しくてなかなかモノを捨てられない…」という人もいるかと思います。
Takeruさんはこれまでに3000個以上のモノを手放していますが、ある3つのルールにしたがって「モノを残す」「手放す」「買う」を判断しています。
その3つのルールとは
①お金を生み出してくれるモノ
→モノ自体がお金を生み出すかどうか
ex)仕事道具や仕事に生きるモノ
②時間を生み出してくれるモノ
→モノ自体が時間を生み出してくれるかどうか
ex)生活の効率化してくれるモノ
③ポジティブな気分にしてくれるモノ
→モノ自体が気分をポジティブにしてくれるかどうか
ex)使うだけで、見るだけで気分をプラスにしてくれるモノ
です。
この「お金」「時間」「心」の三つの条件に当てはまらないモノは、徹底的に処分しても問題ありません。
Takeruさん自身もこのルールに則ってモノを手放したそうですが、捨てたモノで後悔したことは全くなかったそうです。
これはTakeruさんの例でしたが、重要なのは自身で「残すべきモノ」「手放すべきモノ」の基準やルールを明確にして、そのルールにしたがってモノを持つかを判断することです。
そうすることで、これから何に集中するべきかなのかが見えてきますし、ルールにしたがってモノを残していけば生活に余裕が出ること間違いなしです。
自分でモノを処分する際には、自身で基準やルールを定めるようにしましょう。
もし、判断基準がないという人はTakeruさんの捨てるモノの判断基準を参考にモノを処分してみてはいかがでしょうか。
まとめ:ミニマリズムは「今」に集中する生き方
以上、ミニマリストTakeruさんの著書『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活』より個人的に重要だと感じた箇所を紹介させていただきました。
改めてミニマリズムは無駄なモノを削ぎ落し、「今」に集中する生き方だと感じました。
本書を読むことでミニマリズムの考え方を深く理解することができますし、実際に本書のワークを行うことで自分の人生について深く考えることができます。
自分がこれからどういう人生を歩んでいきたいかが明確になれば、その夢や目標を実現するために不要なモノは処分していきましょう。
ミニマリズムを通して、「今」に集中した生き方ができれば、きっと未来は明るくなっていくはずです。
私自身もこれからモノを減らして豊かな暮らしを送れるようになりたいと強く思いました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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