資産形成のヒント

【書評】『お金が貯まる人は何が違うのか?』工藤将太郎|お金が貯まる人の特徴を解説!!

みなさんは毎月しっかりお金を貯めることができているでしょうか?

なかには
生活するのに精一杯でお金なんて貯める余裕がない…
日々節約は意識しているけれども、なかなか成果に結びつかない…
という人もいると思います。

上記のような想いを抱いている方々におすすめしたい本が、
工藤将太郎さんの著書『入社1年目から差がついていた!お金が貯まる人は何が違うのか?』です。

本書はお金が貯まる人の定義や習慣などが紹介されています。

お金を貯めるにあたって最も重要なのは、「お金が貯まる仕組み」を作ることです。

本書では、この「お金が貯まる仕組み」や具体的な手法が紹介されているので、「お金を少しでも貯めたい」と思っている方に参考になると思います。

こんな人におすすめ!!

・お金が貯まる仕組みを作りたい
・お金が貯まる人の特徴を知りたい
・これから社会人生活を新しく迎える人

著者:工藤将太郎

著者は株式会社クレア・ライフ・パートナーズ代表取締役社長の工藤将太郎さんです。

もともとは日本生命に入社し、外資系金融機関(証券・銀行・投資顧問)や私立大学を中心とした学校法人の確定拠出年金や弔慰金制度などの福利厚生制度の構築に従事していました。

その中で、「なぜ日本人は生命保険ばかりに頼るのか?」という疑問を持ち、不動産投資や海外投資などの生命保険以外の将来対策を実践するようになります。

一人ひとりに適した、本当のクライアント目線で金融商品を提供したいと考え、トータルファイナンシャルプランニングを行う株式会社クレア・ライフ・パートナーズの設立に至ります。

工藤さん自身も会社員時代は浪費グセがあったみたいですが、やりたいことを我慢せずに勝手にお金が貯まる「自動貯蓄」に取り組み、約1400万円の貯蓄を築いています。

その貯蓄で、29歳のときに念願だった妻との世界一周旅行を達成されたようです。(羨ましい)

お金が貯まる人の定義

本書におけるお金が貯まる人の定義は以下のようになっています。

私が考える「お金が貯まる人」の定義は、とてもシンプルです。
それは「お金が貯まる仕組みをつくり、無理せず賢く貯金を続けられる人」です。

『入社1年目から差がついていた!お金が貯まる人は何が違うのか?』工藤将太郎 P12
アーク
アーク
なるほど!確かに仕組みさえ作ることができれば、お金を貯めることは容易そうです。

実際に私も社会人1年目から自分でお金を貯めるルールや仕組みは意識していました。

本書では、この「お金を貯める仕組み」について、入社1年目の人でも簡単にすぐに同じ仕組みが作れるような手法が紹介されていました。

本書で紹介されていた5つを簡単に紹介させていただきますので、何個実践できているか見直してみてください。

①自動貯蓄

自動貯蓄こそが、お金を自動的に貯める仕組みそのものといっても過言ではありません。

毎月の給与やボーナスが入ったら、使う前に決まった額を天引きして、貯金用(もしくは投資用)の口座へ移すということです。

多くの人はお金が余ったら貯蓄に回そうとして失敗します。(この方法だとお金が貯まりにくいです。)

まずは貯めたいお金を先取りして、残ったお金の範囲内で生活できるようになれば自動的にお金が貯まる仕組みが構築できたことになります。

この自動貯蓄の仕組みに慣れてしまえば、貯蓄をするのに感情や意思の影響を受けにくくなります。

私も自動貯蓄は社会人になったときから実践しており、結果として毎年100万円程度お金が貯まるようになりました。

ちなみに私は学生時代に本多静六さんの著書『私の財産告白』を読んだことがきっかけで自動貯蓄というスタイルを身につけました。

本多静六さんの『私の財産告白』では、給与の1/4を貯蓄・投資にまわすという手法が紹介されています。

こちらの本も「貯蓄のバイブル」として有名な本ですので、併せて参考にしていただければと思います。

②携帯料金プランの見直し

携帯料金プランの見直しは支出を減らすという点において一番効果が大きいです。

支出を減らそうと思うと、外食を減らしたり、缶コーヒーを買うのを控えたり、電気や水道の使用量を減らすみたいなところが思いつきますが、これらは自身の意思や感情に影響を受ける部分が大きく、節約効果も少ないです。

その点、固定費は支障がない範囲内で削ることができれば自動的に毎月の支出を減らすことができるので効果は絶大です。

私も社会人1年目の頃は携帯プランはほったらかしで毎月8,000円程度支払っていました。

社会人2年目から格安SIM(楽天モバイル)に切り替えてみましたが、結果として年間の通信費が54%も削減できました。

現在のところ、格安SIMでも通信速度等に不便さを感じないですし、格安SIMに切り替えてよかったなと思っています。

ぜひ、毎月の通信費が気になるという方は格安SIMへの移行を検討されてみてはいかがでしょうか。

③支出のコントロール

支出のコントロールとは、急な出費が出た場合でも毎月の支出を一定に保つということです。

要は自分が何にお金を使っているのかを把握できており、毎月何にいくらまで支出していいのかという状態を把握しているかどうかということです。

お金が貯まる人は、自分の中で優先順位をはっきりつけて、毎月の支出を一定に保つ仕組みを作っています。

④家計簿をつける

家計簿こそ、お金を貯めるための基本であり、家計簿をつけるだけでお金が貯まる体質になると本書では述べられています。

この点は私も非常に共感できました。

家計簿をつけることによって、自身のお金の使い方が丸わかりになります。

自身のお金の使い方が数字で分かるようになると月ごとに「この費目に使いすぎたな…」と反省することができたり、「来月はこの費目の支出を減らすよう努力しよう」とお金に対する意識が変わります。

家計簿を意識して生活することで無駄遣いを大きく減らすことができるようになります。

最近は手軽に家計簿をつけられるアプリも複数出ているので、自身にあった家計簿アプリをぜひ利用してみてください。

⑤目的ごとに財布を分ける

全ての支出を1つの財布(口座)で管理するのではなく、目的に応じて財布(口座)を分けようということです。

本書では財布の分け方として4つ提唱されています。

分け方は期間ごとになっています。

1つ目がすぐに使うお金で「短期」用。これには、食費や生活費、家賃など、日常的に引き出す必要があるお金を入れておきます。

2つ目が5年から15年以内に使う「中期」用。引っ越しやマイホームの資金、結婚に備える資金が該当します。

3つ目が将来に必要な「長期」用。子どもの教育資金や老後の資金などです。

4つ目が「緊急予備資金」で、急に必要なお金のことです。私の馴染みのある言葉だと「生活防衛資金」がしっくりきます。

私も財布(口座)は1つで管理するのではなく、複数に分けたほうがいいと思っています。

本書は期間ごとの時間軸で口座を分けていますが、私は目的ごとに分けるようにしています。

私は、日常生活用の口座投資用の口座生活防衛資金用の口座の3つに分けています。

口座を1つしか持たずに用途がバラバラで入出金しているとお金は貯まりにくいと思います。

私自身もしっかりと目的を口座ごとに分けているからこそ、バランスよく資産形成ができていると感じます。

口座の分け方は自身にあった方法でいいと思いますので、ぜひ期間や目的ごとに口座を分けられてみてはいかがでしょうか。

まとめ

以上、工藤将太郎さんの著書『入社1年目から差がついていた!お金が貯まる人は何が違うのか?』より、お金が貯まる人の特徴を紹介させていただきました。

「お金が貯まる仕組み」を5つ紹介させていただきましたが、みなさんはどれくらい実践できていたでしょうか?

お金が貯まるようになる仕組みや考え方はできるだけ早いうちに構築できると後々非常に楽になります。

本書は入社1年目の人でも実践できるお金の貯め方・増やし方が紹介されているので、「これからお金を貯めたい」と思っている方には参考になると思います。

ぜひ内容が気になった方は本書を手に取って読まれてみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。