こんにちは、20代の資産形成家アークです。
最近はコロナショックによる米国市場の変動が激しいですね。
2月27日のNYダウは-1190.95ドルと過去最大の下げ幅を記録し、3月2日は+1293ドルと過去最大の上げ幅を記録しています。
ここ数週間で過去最大の上げ幅と下げ幅が同時に来ているのはかなり珍しく、相場の変動が激しい証拠です。
過去最大の上げ幅と下げ幅にも目がいきがちですが、日々2~3%程度は上下しているので値動きはかなり荒いです。
また、コロナショックの前のNYダウは30000ドルを目前に29568.57ドルの高値をつけていましたが、今や3000~4000ドルも下がっています。
私もコロナショックの直前は+12%程度の含み益(+10万円程度)がありましたが、ここ1週間くらいで消し飛びました。(笑)
日々の大きな相場変動に、大きな値下がり…
投資経験の長い方は何事もなかったかのようにここで積極的に買い増しされている方も見かけますが、投資をはじめたばっかりの方にとってはなかなか辛い相場ではないでしょうか。
今回の記事では、不安定な相場でも動じないために重要なものは何かを私なりに考えてみました。
コロナショックのような大きく相場が下落した局面を耐え抜くには生活防衛資金(心の拠り所)と株式市場の知識・経験(知識の拠り所)が重要!
・資産形成をはじめたばかり
・最近の相場の変動に不安がある
・投資を長く続けたい
不安定な相場を生き抜く2つの拠り所
強がっているように見えるかもしれませんが、今回のコロナショックによる相場変動について私はダメージはほとんど受けていません。
特に何かを売ったりはせず、平常運転です。(投資資金に余裕がないため、新しく買い増しもしていませんが…)
Twitterなどを見ていると、投資経験のある方は今回の相場下落を楽観視していて、積極的に買い増ししている印象を受けましたが、投資をはじめたばかりの人にとってはかなり堪えるようでこのタイミングで投資を辞めてしまったという話も見かけました。
今回のコロナショックの大きく下落した相場でも動じることなく、相場に居続けるためには何が重要なのか、個人的に考えてみました。
私は以下の2つの拠り所が重要なのではないかと思っています。
それは、生活防衛資金という心の拠り所と株式市場の理論や過去の経験則を知っているという知識の拠り所です。
①心の拠り所
まず、投資をし続けるうえで心の拠り所となってくれるのが生活防衛資金です。
生活防衛資金があるだけでも、絶大な安心感があります。
生活防衛資金は有事の出来事など、非日常的な問題が発生した時に生活に困窮しないためのものです。
生活防衛資金が形成されていると、今回のような相場が大きく下落した時でも、投資金額が最悪0になったとしても生活には困りません。(精神的ダメージはかなり大きそうですが…)
また、投資資金と生活防衛資金を色分けしておくことで、今投資している金額が余裕資金であることを認識できるのも大きいです。
仮に生活防衛資金を作らずにほとんど投資に資金をまわしていて、何か起きれば株などを売って売却して備えようというスタンスでいると今回の下落はかなり堪えると思います。
私も資産形成をはじめるにあたって、投資と生活防衛資金の形成は同時並行で進めています。
まだ、生活防衛資金については目標とする金額の60%程度くらいですが、今回の相場下落時においてもある程度安心感を与えてくれました。
②知識の拠り所
生活防衛資金は金銭面で相場下落時に心の安定をもたらしてくれますが、もう一つ重要なのが株式市場の理論や過去の経験則といった知識だと思っています。
今回の下落相場で投資経験が長い人たちは楽観視していて積極的に買い増しを行っている一方、投資をはじめたばかりの人が投資から撤退するところの差を分けているのがこの知識の部分だと思います。
そんなに深い部分までの理解は必要ないと思いますが、株式市場の仕組みを学んだり、リーマンショック時などの株価の動きなど過去の経験を知ることができれば多少は相場の変動に動じることがなくなるかと思います。
いくら生活防衛資金が形成されたうえで、余裕資金で投資をやっていたとしても、日々資産が目減りしていて今後どうなるのかも分からない状態であれば誰でも狼狽売りしてしまいそうです。
個人的にはコロナウイルスの影響で観光業を中心に消費が激減したり、各種イベントが中止になったりと経済に一時的な影響が大きくあるものの、落ち着けばまた経済成長が続いていくと個人的には思っています。
相場が回復するまでに時間がかかることは間違いないですが、あの100年に1度と言われるリーマンショックの時でも相場は回復どころか大幅に上昇しています。
余裕資金の範囲内で長期投資をされている方にとっては慌てずに売る必要はないと個人的には思っています。
おわりに
私が投資をはじめたのは2018年の1月からでした。
これまでにも2018年の12月に大きな相場下落を経験し、2019年の8月頃にも大きい相場下落を経験しました。
今回のコロナウイルスによる相場下落が3回目になります。
投資金額が少額(110万円くらい)であるということもあるかもしれませんがいずれの相場でも平常心を保てています。
今回、また大きな相場下落が起きたので不安定な相場でも動じないために重要なことは何なのかを考えるいいきっかけになりました。
やはり、長期投資が前提にあるうえで、生活防衛資金を形成した余裕資金の範囲内で投資を行っているということと、ある程度相場の知識を知っていたり、いろんな相場を経験しているというのが鍵になるのではないかと思いました。
コロナショックについても今後どういう影響が出てくるか未知数ですが、多分10年後にはそんなことあったなレベルになっていると思います。
直近は大きい変動相場が続いていくと思いますが、投資から撤退せずに一緒に乗りきっていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。