ビジネス書

【書評/要約】『億を稼ぐ勉強法』小林正弥|人的資本を高めて、お金に換える

ブログなどの副業に取り組みはじめたものの、なかなか成果が出ない…
お金を稼いでいる人たちの思考法や仕組みを知りたい!

上記のような悩みを抱えている方々にぜひとも読んでいただきたいのが、
小林正弥さんの著書『時給900円から1億円プレイヤーになった私の億を稼ぐ勉強法』です。

本書は、1億円プレイヤーの著者が学力偏差値だけでなく、商売偏差値(稼ぐ力)を上げるための考え方や勉強法が紹介されています。

稼ぐ力を飛躍的に高めたい人やこれから夢や目標に向かって独立・副業を考えている人にとって非常に参考になると思います。

私も本書を読んで、ブログ運営に大いに役立てることができました。

本記事では、稼いでいる人の共通概念「過去時間」と「他人時間」商売偏差値を上げるための勉強法「学びて富む仕組み」を紹介します。

こんな人におすすめ!!

・稼ぐ力を高めたい人
・副業、独立を考えている人
・ブログの運営をしている人

著者:小林正弥

著者は(株)教育スクールビジネス研究所の代表取締役、小林正弥さんです。

2006年に早稲田大学理工学部を卒業し、25歳で独立されています。

しかし、独立したものの全く稼げず、時給900円の日雇いバイト(ラーメン屋の皿洗い)を経験することになります。

その後、とある社長に出会い、揶揄された一言によって現実を変えることを決意します。

結果的に、社長専門のビジネス教育者として執筆活動や講座運営、コンサルティングを行い、年間報酬が1億円を超える1億円プレイヤーの仲間入りを果たしています。

そんな著者が、学力偏差値だけでなく、商売偏差値が上がる勉強をしようという「勉強法革命」をテーマとしているのが本書です。

「過去時間」「他人時間」を使うと報酬は倍増する

まずは、商売偏差値の高い人(=たくさんお金を稼いでいる人)が実践している考え方を紹介します。

商売偏差値が高い人は「過去時間」「他人時間」を活用しています。

本書で紹介されている時間の概念を簡単に紹介します。

現在時間」とは、簡単に言い換えれば時給のことです。

著者も独立して全く稼げなかった期間はラーメン屋で皿洗いのバイトを経験していますが、まさにこの時間の使い方が「現在時間」です。

皿を洗うという労働力を提供して、対価として給料を得ています。

時給のアルバイトはイメージしやすいと思いますが、サラリーマンもこの「現在時間」の概念に該当します。

オーナーを除けば、高度な専門知識を必要とする士業やコンサルタント、営業のプロフェッショナルでもあくまで時給が高いだけで、働くことを止めた瞬間収入は途絶えてしまいます。

「現在時間」に対して、「過去時間」というのは文字通り自分の過去の時間のことで、「他人時間」とは他人が使ってくれる時間のことを指します。

分かりやすい例としてブログ記事を用います。

ブログ記事が読者に読まれている時というのは、リアルタイムに近い場合があるにしろ、ブログ記事作成時点よりは過去に書かれた記事が読まれているということになります。【過去時間】

また、記事が読まれているということは誰かが貴重な時間を割いて見てくれているということになります。【他人時間】

このようにブログというのは、「過去時間」と「他人時間」をうまく活用できていると言えます。

著者の場合はブログではありませんが、時間の切り売り(現在時間)をやめて、「過去時間」と「他人時間」を使って価値を生むビジネスにシフトした結果1億円プレイヤーに到達しています。

お金を大きく稼いでいる人たちというのは、「過去時間」と「他人時間」を活用しているという共通点があるのです。

人的資本を高めて、お金に換える!

また、もう1つ重要な要素があります。

それは、「目に見えない資産」です。

本書では、「目に見えない資産」と表記されていますが、「人的資本」と言い換えて差し支えないでしょう。

「目に見えない資産」の具体例は以下です。

知識資産:専門知識
情報資産:有益な情報、データ
信頼資産:仕事を依頼できるか?人を紹介できるか?
人脈資産:キーマンのつながり、紹介

『億を稼ぐ勉強法』小林正弥著

最近は、大学の先生がYouTuberになったり、オンラインスクールを提供しているのをよく見かけます。

これは「知識資産」をお金に換えている例です。

また、前述の「過去時間」と「他人時間」も上手に活用できています。

この例から分かる重要なことは、「目に見えない資産」を増やし、「過去時間」「他人時間」を使えばお金を稼ぐことができるということです。

もちろん、この仕組みを利用すれば簡単にお金を稼げるのではなく、専門知識、有益な情報、データなどどれをとっても深さが必要であることは言うまでもありません。

逆に言えば、「目に見えない資産」(人的資本)を高いレベルで保有している人は「過去時間」「他人時間」を利用することでお金に換えることができるということです。

商売偏差値を上げるためにも日々人的資本の形成にも着実に取り組んでいきましょう!

*人的資本を日々高める努力をしよう!
*「現在時間」ではなく、「過去時間」「他人時間」をうまく活用しよう!

学びて富む仕組み

商売偏差値を上げるための重要な勉強法を1つ紹介します。

それは「学びて富む仕組み」、すなわち、学ぶことで自身の経済価値が高まり、報酬が増えていく仕組みのことです。

学びて富む仕組み『億を稼ぐ勉強法』小林正弥著 を参考に作成

また、著者は「勉強」、「成長」、「報酬」についてこのように考えています。

勉強とは、顧客価値を高めるためのインプット&アウトプット
成長とは、顧客に価値を与えること
報酬とは、顧客価値の対価として受け取るもの

『億を稼ぐ勉強法』小林正弥著

この「学びて富む仕組み」は非常に素敵だなと思えました。

ビジネス全般に役立てることができる考え方です。

個人的にはブログ運営にも通ずる部分があり、目から鱗でした。

この「学びて富む仕組み」に関して、1つずつ順番に紹介していきたいと思います。

①顧客の成功を定義する

まずは顧客とは誰かを定義し、その顧客の成功(=カスタマーサクセス)を定義するということです。

図のとおり、サイクルの核となる部分であることからこの定義は非常に重要となります。

これは著者の経験からだそうですが、長期的に活躍している人は共通して「顧客中心のビジネス」を行っていると言います。

私も学生時代にドラッカーの『マネジメント』を読んだことがありますが、ドラッカーもマーケティングを行う上で顧客の定義は重要であると述べていました。

私もさっそく、ブログ運営に取り入れてみました。

私は社会人になる手前の学生時代から資産形成に取り組み、金融資産形成と人的資本形成を両輪に経済的自立と自己実現を目指しています。

そこで、当ブログで発信する内容と当ブログを訪問していただいた際に効果が得られやすい方(=役に立てそうな方)を以下のように想定しました。

・資産形成アーリー期(資産形成をはじめようと思っている人、はじめた人)
・コツコツと資産(金融資産、人的資本)を積み上げていきたい人
・同世代(20~30代)の人
・FIREを目指している人

詳細はプロフィールにも記載しているので、併せてご覧いただければと思います。

②顧客価値を磨く(学び)

上記で定めた顧客の成功のために学ぶ(インプット)ということです。

私は、当ブログを通じて資産形成(金融資産形成、人的資本形成)に役立つ情報やヒントを得てほしいと思っています。

なので、私自身もブログを訪問してくださった方々の成功を想起しながら、日々勉強や情報収集に取り組むべきということですね。

③顧客に価値を与える(成長)

インプットした次の段階で、顧客の成功のために情報を発信(アウトプット)するということになります。

私の場合、学んだことをTwitterで発信したり、ブログ記事にまとめるというのが該当します。

④価値の対価としてお金を受け取る

顧客の成功のために学んで、誰かの役に立つことによって報酬が得られるようになります。

私もブログでは、Google AdSense(広告)を貼って収益化に取り組んでいます。

今後も当ブログを訪問してくださった方々の役に立てるような情報を発信し、価値の対価として収益を大きく増やしていけるように頑張っていきたいと思います。

まとめ

以上、小林正弥さんの著書『時給900円から1億円プレイヤーになった私の億を稼ぐ勉強法』より参考になった箇所を一部紹介させていただきました。

個人的には「学びて富む仕組み」が非常に参考になりました。

今後、独立や副業を考えている人や私と同じようにブログを運営している人には非常に参考になる本だと思います。

本記事では紹介しきれませんでしたが、他にも「成功ノートの作り方」なども参考になりました。

億を稼ぐ勉強法とは、人的資本を高め、知恵や信頼をお金に換えていく実学です。

もし、興味を持たれた方はぜひ本書を手に取ってみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。