金融資産形成

生活防衛資金に外貨(米ドル)を組み入れるのはありか?

いざ、何か起きてしまった時に心の拠り所となる生活防衛資金。

私は投資をはじめた頃から投資と並行して生活防衛資金の形成に取り組んでいます。

目標金額は生活費の半年分を多く見積もって120万円としています。

現在は、68万円(56.7%)まで形成することができました。

ちょうど目標額に向かって折り返しているところです。

また、私は生活防衛資金の一部に外貨(米ドル)を組み入れています。

今回の記事では、私が生活防衛資金に米ドルを組み入れてもいいと思えた理由について紹介していきたいと思います。

本記事で伝えたいこと

生活防衛資金に外貨(米ドル)を組み入れるのは個人的にはありだと思っている。

安全性という面では△だが、それを上回るメリット(金利、通貨分散)がある。

仮に生活防衛資金に外貨(米ドル)を組み入れるなら比率は20%以内にしておきたい。

こんな人におすすめ!!

・生活防衛資金の形成に取り組んでいる
・外貨預金(米ドル)に興味がある
・これから資産形成に取り組む

生活防衛資金として満たしておきたい条件

まずは、私なりに考えた生活防衛資金として満たしておきたい条件について。

以下の2つを満たすことが重要だと思っています。

それが、流動性安全性

生活防衛資金は有事の際に利用することを想定しているので、流動性(すぐに現金として使えるか)と安全性(価値が大きく減らないか)は意識しておきたい重要なポイントです。

では、1つずつ着目していきましょう。

①流動性

流動性は、有事の際にすぐに引き出せるかどうかがポイントです。

結論からいうと、外貨預金(米ドル)はすぐに引き出すことはできるので、この条件は満たしています。

ただ、すぐに引き出せるとはいっても引き出す時点での為替に影響されるため、元本が保証されている訳ではありません。

②安全性

安全性は、価値が大きく減らないかどうかがポイントです。

この安全性については、△だと思っています。

先述のとおり、外貨預金はすぐに引き出すことは可能ですが、為替が絡んでくるので、大きな円高(=ドル安)時に有事が起きてしまうと元本割れします。

逆もしかりで、円安(=ドル高)時に有事が起こると、元本以上に増えている可能性もあります。

このような為替リスクは注意すべきです。

外貨(米ドル)を組み入れるメリット

続いて、外貨(米ドル)を生活防衛資金に組み入れるメリットについてみていきたいと思います。

メリットも大きく2つあると考えています。

①金利が高い

米ドルは相対的に金利が高いというところがかなり魅力です。

日本の銀行預金は金利が0.01%とかなり低いですもんね。

2020年2月28日時点ですが、ソニー銀行だと米ドルの普通預金の金利は年利で0.25%、1年の定期預金で1.3%も金利がつきます。

やはりこの金利差は大きいです。

先日、私も普通預金の金利が日本円とドルで双方入ってきましたが、日本円が2円だったのに対して、米ドルは0.32ドル(=約35円)も入ってきました。

②通貨分散

私は投資信託で間接的に外国株式にも投資を行っていますが、ドル建てで保有している訳ではありません。

なので、生活防衛資金に外貨(米ドル)を組み入れることで、通貨の分散を図っています。

いまでこそ円は安全資産としてその地位を確立していますが、いざ何か起きてしまった時に日本円だけの保有であれば世界的に資産が目減りしていることになります。

最近の円安傾向を見ても、リスクオフとしての円安ではなく、日本と米国の差(米国が強くて、日本が弱い)によるものも見られます。

こういった日本円の価値が低下しているときに対外通貨を持っていると、通貨価値を補完してくれます。

米国は世界の基軸通貨ですし、将来はどうなるか分かりませんが、比較的安泰な通貨だと思っています。

外貨(米ドル)の比率はどうすべきか

これまで見てきた外貨(米ドル)の特性を踏まえると、生活防衛資金として安全性の部分が△であるものの、それを上回るメリット(金利、通貨分散)を享受できるため私は生活防衛資金の一部に外貨(米ドル)を組み入れるのはありだと思っています。

そこで意識したいのが、生活防衛資金内の外貨(米ドル)の比率です。

私は、外貨(米ドル)の比率は20%以内に抑えたいと思っています。(120万円の生活防衛資金なら24万円程度)

現在の比率は、生活防衛資金(=680,851円)のうち米ドル(=164,216円)と24.1%となっています。

この比率を保っておくことで、仮に有事が起きたとしても、円から引き落としていき、外貨はどうしてもの時に切り崩していけばそんなに問題はないかなと思っています。

何も起きなければ、米ドルを定期預金に預けて少しでも働いてもらう方がいいと思います。

私も、現在のところ2月と8月の年2回に分けて外貨定期預金にまわしています。

664.76ドル(年利1.7%)と757.60ドル(年利1.35%)を1年間預けると日本円換算で1000円程度のインカムゲインを得られるのは魅力的です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

考え方は人それぞれだと思いますが、私は米ドルを持つことは非常に重要だと思っています。

生活防衛資金として外貨を組み入れなくても、外国株式を保有することによって外貨を保有することも可能です。

人それぞれ、投資スタイル・資産形成スタイルがあると思うので、自身に合った方法で外貨を資産形成の一部に組み入れられてみてはいかがでしょうか。

本記事が少しでもお役に立てたならば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。