資産形成のヒント

【家計簿をつける意味とは?】お金のPDCAをまわしてキャッシュフローを最大化させよう!

資産形成を加速させるにあたって非常に重要なのが、「毎月いくら資産を積み上げられるか」(=ストックを増やす)ということだと思います。

ところで、みなさんは毎月の収支をきちんと把握することができていますか?

自身の毎月の収支を把握することができれば、今月は資産がいくら「増えた」or「減った」のかが明瞭になります。

冒頭でも述べたように、資産形成を加速させるうえで毎月の入金力は非常に重要な要素ですが、その前に自身のお金の流れ(=フロー)を知る必要があります。

そこで、自身のお金の流れ(=フロー)を把握するために役立つのが「家計簿」です。

私は学生時代から「マネーフォワード」を用いて毎月家計簿をつけており、自身のお金の流れを把握することができています。

本記事では、資産形成の観点から「家計簿をつける意味」について自身の経験を踏まえて紹介したいと思います。

家計簿をつける意味って具体的にどういうところにあるのだろうか…?
毎月の入金力を上げて、資産形成の速度を加速させたい!
という方に参考になればと思います。

こんな人におすすめ!!

・家計簿をつける意味やメリットを知りたい
・毎月の入金力をアップさせたい
・家計簿をつけはじめようと思っている

ストックを積み上げていけば資産形成は加速する!

資産形成を加速させるにあたって重要なのは、ストックを増やすことだと思います。

お金に働いてもらうということを前提にするのであれば、ストック(資産)が多いほど新たなお金をより多く生み出してくれますし(フロー)、さらにそのフローを再投資することでストックを増やしていくことができます。

具体的に銀行預金を例にしてみましょう。

1年の定期預金の金利が0.1%つくと仮定して、1000万円持っている人と100万円持っている人がいたとします。

1000万円を保有している人は利息が10,000円もらえますが、100万円を保有している人は1,000円しか利息がもらえません。(税金は考慮しない)

条件が同じであれば、資産(ストック)をより多く保有している人の方がより多くのフロー収入を得ることができるということです。

同様に株式投資の配当で考えても、1000万円から得られる3%の配当金は300,000円、100万円から得られる3%の配当金は30,000円となります。(税金は考慮しない)

また、株式や投資信託の値上がりで3%上昇した場合でも、1000万円投資している人の資産価値は1030万円(+30万円)に、100万円投資している人の資産価値は103万円(+3万円)となります。

このように割合(%)で考えると全く同じなのですが、金額ベースで考えるとストックが多いほどより多くのフロー収入を得ることができるのです。

そして、このフロー収入を再投資していくことによってさらに資産(ストック)が増えていくため、複利の力を味方につけて資産を増やしていくことができます。

以上を踏まえると、資産形成の速度を加速させていくためにはストックを増やすことが重要です。

ただ、宝くじでも当たらない限り、一気にストックを増やすことは難しいです。

結局のところ、ストックを増やしていくには日々の積み重ねが重要になります。

そこで、おすすめなのが資産形成に役立つ便利なツール「家計簿」です。

この家計簿をうまく利用することによって毎月のCF(キャッシュフロー:入金力)を最大化することができるようになります。

家計簿をつけてキャッシュフローを最大化する

家計簿をつけることの意義は、自身のお金の流れを把握できるということにあります。

先ほど、資産形成を加速させていくには資産をいかに多く積み上げていけるかが重要ということを述べました。

家計簿をつけることによって収支を把握できるようになるので、自身の毎月のキャッシュフロー(収入-支出)も把握することができるようになります。

家計簿においてキャッシュフローに焦点を当てキャッシュフローの最大化に努めることでより多くの資産を積み上げていくことができます。

例えば、家計簿で月の収支(収入-支出)が70,000円であれば、その月に資産が70,000円増えたということと同義です。

このように月のキャッシュフロー(収支)を最大化することができれば、より多くの資産(ストック)を積み上げていくことができます。

そして、家計簿においてこのキャッシュフローを最大化するには、①収入を上げる②支出を下げるという行動を取っていく必要があります。

ただ、私のような会社員の場合だと、①収入を上げるについては天井がある程度決まってしまっているため、キャッシュフローの最大化においてより重要なのは②支出を下げるになります。

家計簿をつけることで、客観的に支出を振り返ることができるようになるため、「お金のPDCA」を回すことで支出を下げることにコミットできるようになります。

お金のPDCA

お金のPDCAは下図のようなイメージです。

毎月の家計において目標(Goal)、計画(Plan)を設定し、実践(Do)して、振り返り(Check)、翌月につなげ(Adjust)るイメージです。

「お金のPDCA」を用いることで支出を下げることにコミットすることができるようになるので、「毎月の入金力を最大化したい」「少しでも収支を改善したい」という方におすすめです。

まず、計画(Plan)のフェーズでは、月間目標(KGI)を定めます。

ここでは、月間目標(KGI)をキャッシュフロー(収入-収支)70,000円と定めます。

そして、仮に収入が手取りで210,000円くらいであれば、KGIを達成するためには月の支出を140,000円以内に抑える必要があります。

この月の支出を140,000円以内に抑えるがKPIとなります。

実行(Do)のフェーズでは、毎日自分が使った支出を記録しながら、KPIとの進捗を比較してできる限り支出を抑える努力をするということの繰り返しになります。

マネーフォワードを利用すれば、簡単に日々の支出を記録でき、グラフや数値で視覚的に支出を把握することができます。

評価(Check)では、月末にExcelファイルに集計します。

ここで、KPI(ここでは、月の支出を140,000円以内に抑えれたか)を達成することができたか、KGI(収支70,000円)を達成することができたかを確認します。

家計簿のいいところは、何にいくら使っているのかを客観的に知ることができるので、目標を達成できたのであれば成功要因(この費目を抑えることができた)、目標が達成できなかったのであれば失敗要因(この費目にお金を使いすぎた)を数値で確認することができます。

この振り返りを踏まえて、翌月に活かします。これが調整(Adjust)のフレーズです。

あくまで例として紹介させていただきましたが、このPDCAのサイクルを毎月まわしていくのが「お金のPDCA」です。

注意点は、あまりにもきつすぎる目標(ほとんど無駄な支出ができない状況)を設定してしまうとしんどくなってしまうということです。

お金を貯めることを意識しすぎて、お金を使えないという生活も幸福を感じにくくなってしまうので、自分が幸福を感じるところではしっかりお金は使うべきです。

逆にFIRE(経済的自立と早期退職)を早い時期に目指すのであれば、毎月の家計キャッシュフローの最大化は必要不可欠です。

自分がどこを目指しているのかを再度認識したうえでぜひ活用していただければと思います。

ちなみに私は毎月「お金のPDCA」をまわしていますが、ちょっと頑張れば問題ない程度の目標を設定して無理なく継続してキャッシュフローを増やすことに取り組んでいます。

家計簿をつけると客観性が育つ

家計簿が資産形成に役立つというのは既に述べた通りですが、実は他にも家計簿をつける効用があります。

メンタリストDaiGoの『突破力 無理なく限界を突破するための心理学』では、家計簿をつけるだけで客観性が育つと述べられていました。

マッコリー大学の調査によると、自分の収入をつけ続けている人は概してセルフコントロール能力が高い傾向にあるといいます。

たんに家計簿をつけることによって衝動買いをしなくなるだけではなく、ダイエットや仕事などの人生のあらゆる場面で欲望に負けずにゴールを達成する確率が高くなるそうです。

このような現象が起きるのは、家計簿には脳の興奮をしずめる働きがあるからです。

私も経験として、定期的に家計簿(マネーフォワード)を見ていると、「今月はお金を使いすぎているな…これ買おうと思ってたけど、やっぱやめとこう」というように欲しい物があった場合でもいったん冷静に立ち返ることがあります。

このようなことを繰り返すことで、少しずつ脳の報酬系が冷静な態度を学び、やがて人生のあらゆる場面でも客観性を保てるようになるのです。

これは他の記録でも代替ができるみたいで、何らかのデータを記録し続けるという要点を満たせば、同様の効果が得られるそうです。

家計簿をつけることによって、心理学的にもこのような副次的な効果を享受することができるので、ぜひ家計簿をつけてみてください。

まとめ

以上、家計簿をつけることによって得られるメリットを紹介させていただきました。

家計簿は資産形成を加速させるためにも役立つツールですし、副次的な効果としてセルフコントロール能力を高めることができます。

家計簿をつけたことがない人は始めることに最初は抵抗があるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単です。

まずは、家計簿アプリをダウンロードして少しずつ家計簿をつけはじめてみられてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。