投資信託

【インデックス投資の必読書】『お金は寝かせて増やしなさい』水瀬ケンイチ

これからインデックス投資をはじめようと思っている
金融の知識は全くないけど、少しでもお金を増やしたい

上記のような想いを抱いている方々に絶対に読んでほしい1冊を紹介します。

水瀬ケンイチさんの『お金は寝かせて増やしなさい』(フォレスト出版)です。

『お金は寝かせて増やしなさい』はインデックス投資の始め方から出口戦略(取り崩し方)まで丁寧に解説されたインデックス投資のバイブル本”です。

私も学生時代に本書を読んで、インデックス投資を始めました。

著者の水瀬さんはインデックス投資の制度があまり整備されていない時代から一貫してインデックス投資を続けてこられた方なので、実体験を伴った情報はとても説得力があります。

中でも2004年から2017年の15年に及ぶ水瀬さんのインデックス投資実践記はかなり貴重です。

本記事では、『お金は寝かせて増やしなさい』のおすすめポイントを紹介していきます。

こんな人におすすめ!!

・インデックス投資が気になっている
・金融の知識はないけど、資産運用をはじめたい
・資産運用にあまり時間を割きたくない

著者:水瀬ケンイチ

著者はインデックス投資実践記「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」を運営している水瀬ケンイチさんです。

都内IT企業会社員にして下町の個人投資家という方です。

インデックス投資に出会う前までは個別株投資を中心に行っており、仕事中も株のことが気になっていたと言います。

いつも投資のことが頭から離れず、仕事も中途半端になっていた時に『ウォール街のランダム・ウォーカー』と出会い、投資の悩みから解放され、人生が大きく変わります。

それ以来、「インデックス投資」という投資法をずっと継続し続け、実践記を「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」というブログで発信し続けられています。

インデックス投資を中心とした情報が常にアップデートされ続けていますので、インデックス投資をメインにしている方はブックマーク推奨です。

インデックス投資の必読書

冒頭でも述べたように、本書はこれからインデックス投資をはじめようと思っている人に読んでほしい、「インデックス投資の必読書」です。

本書のおすすめポイントを3つ紹介します。

①インデックス投資長期実践者の経験に基づいている

既に紹介したとおり、著者の水瀬さんは都内IT企業の会社員で個人投資家という属性の方です。

水瀬さんがインデックス投資に出会った時はインデックス投資に関する商品も今ほど整備されておらず、インデックス投資について書かれた本は日本にはほとんどなかったそうです。

今でこそインデックス投資に関する本も増えてきましたが、そのほとんどが金融機関の人やその関係者によって書かれたものです。

金融機関やその関係者(ステークホルダー)が書いた情報というのは、自分のビジネスに読者を誘導することができ、自社の利益につなげることができます。

なので、金融機関の著者が書く本は100%読者の側に立った情報とはいえない面があります。

その点、本書はインデックス投資の長期実践者が経験に基づいて書くインデックス投資本なので一線を画するものとなっています。

②インデックス投資の実践法が丁寧に解説されている

インデックス投資長期実践者の経験に基づいて書かれているということもあって、インデックス投資の実践法についても非常に丁寧に解説されています。

本書で紹介されている「失敗しないインデックス投資の手順」がこちらです。

1. 家計の状態を把握する

2. 生活防衛資金を貯める
  (貯金しながら投資をはじめてもOK)

3. 自分の「リスク許容度」を把握する

4. 資産配分を決める

5. ネット証券の口座を開く

6. 決めた投資商品に毎月1回積み立てて寝かせるだけ!
  (年に1回リバランス!)

このようにインデックス投資を長期で実践してきた著者が100年に1度と言われる「リーマンショック」や1000年に1度と言われる「東日本大震災」を経験した気づき・反省等も踏まえて解説されています。

インデックス投資は商品を決めて、毎月一定額積み立てて放置するだけだから簡単と思われていますが、長期で継続するには自分のリスク許容度を把握したり、土台となる生活防衛資金を構築しておくことも重要です。

リーマンショックのような大暴落は数年に一度起こります。

2020年度もコロナショックで株式市場は大暴落が起こりました。

そのような局面で、生活防衛資金が構築されていると安心してインデックス投資を継続することができますし、適正なリスクの範囲内で運用していれば途中で資産を手放すこともなくなります。

生活防衛資金は、私たちの生活を守ってくれるだけでなく、心の安定も守ってくれるという副次的効果があります

『お金は寝かせて増やしなさい』水瀬ケンイチ 

インデックス投資で大切なのは、最悪の事態を想定して自分のリスク許容度に見合った範囲内で運用することです。

本書では、生活防衛資金をいくら貯めるべきかやリスク許容度の測り方も丁寧に紹介されています。

また、どこの証券会社で口座を開設するべきかであったり、おすすめのインデックスファンドについても紹介されていますので、本書1冊だけ読めばインデックス投資をはじめられる仕様になっています。

③著者のインデックス投資実践記が紹介されている

2002年頃からインデックス投資をはじめた著者のインデックス投資実践記が掲載されているのも本書ならではのポイントです。

実際に水瀬さんがインデックス投資の記録をつけ始めたのが2004年からですので、本書では2004年から2017年の記録が紹介されています。

この15年間にわたるインデックス投資実践記を見ると、インデックス投資の成果や暴落時のすさまじさを追随することができます。

結果的には水瀬さんのインデックス投資の資産額は2017年末で元本4000万円に対して資産額6000万円となっており、資産は1.5倍に増えています。

しかし、2008年のリーマンショックや2011年の東日本大震災が起こった時の元本の割れ方はとても耐えがたい内容となっています。

改めて水瀬さんのインデックス投資実践記を拝見すると、暴落時に狼狽売りをせずに資本主義経済を信じて持ち続けることが重要だと感じました。

本書ではどうしても売りたくなったときにふれるべき言葉も紹介されています。

インデックス投資を始めてから相場の大暴落が起こった際に再度読み直す価値がある内容となっています。

私自身も今後相場が大きく下落することが続くようなことがあった場合は本書の言葉やリーマンショックや東日本大震災を乗り越えてきた水瀬さんのインデックス投資実践記を見直そうと思っています。

まとめ

以上、インデックス投資のバイブル本『お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬ケンイチ)の内容を簡単に紹介させていただきました。

私自身、社会人になる手前の学生時代に本書を読んだことがきっかけでインデックス投資を始めることができました。

金融の知識が特にない方でもインデックス投資とは何かということから始め方までかなり丁寧に分かりやすく紹介させていますので、非常に参考になると思います。

また、インデックス投資を始めたあとも暴落時に本書を読み返すことでインデックス投資を長期で継続できると思います。

そして、インデックス投資を長期で継続して老後を迎えたあとは出口戦略(資産の取り崩し方)を参考にすることができます。

インデックス投資に関わっている間は1冊家庭に常備しておきたいくらいの良本ですので、ぜひご興味を持たれた方は本書を手に取ってみられてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。