投資信託

【ホルダーが解説】ひふみワールド+(プラス)を徹底評価!評判はどう?

ひふみワールド+ってどんなファンド?
アクティブファンドとしての評価はどうなの?みんなの評判は?

上記の悩みを解決していきます。

本記事では、ひふみワールド+(プラス)のファンドの概要を紹介し、ホルダーの視点からひふみワールド+(プラス)を徹底評価していきます。

アーク
アーク
私はレオス・キャピタルワークスに惹かれて2018年よりひふみプラス、2019年よりひふみワールド+(プラス)に投資を行っています。

ひふみワールド+(プラス)への投資を検討されている方に参考にしていただければと思います。

こんな人におすすめ!!

・ひふみワールド+の概要、魅力を知りたい
・世界の株式に投資をしてみたい
・守りながら資産を増やしていきたい

ひふみワールド+(プラス)の概要

ひふみワールド+は、レオス・キャピタルワークス株式会社が提供・販売する投資信託です。

レオス・キャピタルワークスは日本の成長企業に投資を行い、実績を上げてきた”ひふみ投信シリーズ“でお馴染みの投資運用会社です。

“ひふみ投信シリーズ”は成長企業の目利き力柔軟な運用姿勢顔が見える運用高い評価や信頼を得続けてきました。

そんな優れた国内の投資運用会社であるレオス・キャピタルワークスが「世界にあふれるビックリ!をみつけにいこう」をコンセプトとし、今まで知られていなかった斬新なモノやサービスなど、新しい「!」(ビックリ)を届けてくれるのが「ひふみワールド+(プラス)」です。

「ひふみワールド」と「ひふみワールド+(プラス)」の2種類ありますが、「ひふみワールド」がレオス・キャピタルワークスで口座を開設することで直接購入できる投資信託で、「ひふみワールド+」は銀行や証券会社などを通じて購入することができる投資信託です。

同じ「ひふみワールドマザーファンド」に投資しているため、直販投信(ひふみワールド)と投資方針、組入銘柄等に相違はありません。

ひふみワールド+は2019年12月13日に設定されています。(*ひふみワールドの設定日は2019年10月8日)

ひふみワールドひふみワールド+(プラス)
運用会社レオス・キャピタルワークスレオス・キャピタルワークス
設定日2019年10月8日2019年12月13日
純資産(2021/4/28時点)293億円1361億円
信託期間無期限無期限
運用形態アクティブファンドアクティブファンド
投資形態ファミリーファンドファミリーファンド
購入時手数料なし上限3.3%
(ネット証券等であれば無料)
信託報酬1.628%1.628%
実質コスト1.785%1.782%
信託財産留保額なしなし
【2021年4月28日時点】

ひふみワールド+(プラス)に投資する魅力は?

ひふみワールド+の主な魅力は以下の3つです。

①海外の成長企業に投資
②守りながらふやす運用
③顔が見える運用

①海外の成長企業に投資

“ひふみ投信”シリーズとの最大の違いは、日本株に投資をせず、海外の成長企業にのみ投資を行うことにあります。

逆に言うと、”ひふみ投信”シリーズとの大きな違いは投資対象だけです。

運用プロセスや理念は一切変わりません。

世界株(特に米国)は、時価総額が大きな会社で成長する会社が多く経営者も”企業価値を高める”ということに対してものすごく意識が高いので、従業員や投資家といったステークホルダー(利害関係者)がハッピーになれるといった魅力があります。

実際に組み入れられている銘柄につきましては、毎月変動しておりますので最新の月次運用レポートをご覧ください。

②守りながらふやす運用

“ひふみ投信”シリーズ、”ひふみワールド”シリーズどちらにも共通している最大の特長が「守りながらふやす」という運用スタイルです。

「守る」というのは、基準価額の変動に伴う不安をできるだけ減らすということ。

「ふやす」は、業種や企業規模に関係なく、将来的に成長が見込める企業を個別に選定するということです。

「守りながらふやす」を実現するために2つのことに取り組んでいます。

1.足で稼いだ情報で成長企業を発掘
2.株式市場の変化に柔軟に対応

もともと国内の成長株投資で実績を残してきた“ひふみ投信”シリーズでは実際に企業を訪問し、社長との対話や現場の視察といったように足で情報を稼いでいました。

外国の株式への投資となると、「これまでと同様に足で情報を稼ぐことが難しくなるのでは…?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

ただ、外国の企業に対してもしっかりと足を運んでリサーチができています。

海外にも外国株の運用スタッフが常駐しており、2019年だけでも1,000社以上の海外企業を回っています。

また、現在は海外企業がひふみにプレゼンをしに来るそうです。

”ひふみ投信”シリーズと”ひふみワールド”シリーズで合わせて1400億円以上の外国株式を保有しており、海外でも年々知名度が上がっていることから海外企業もレオス・キャピタルワークスを無視できなくなっています。

実際に足で情報を稼いだり、海外企業が押し寄せてくるため外国株式の情報のリサーチ体制はものすごく整っていると言えますね。

また、ひふみは構成銘柄の配分比率や現金比率を時流に合わせて機動的に変更させることで、リスクの低減と収益の最大化を図っています。

日々変動の激しい株式市場に対応すべく、企業規模、グロース・バリュー、割高・割安、リスク要因、現金比率など様々な観点から中身を柔軟に入れ替えています。

アーク
アーク
月次運用レポートなどを定期的に覗いてみると、組入銘柄が変わっていたり、現金比率が変わっていたりするので市場の動向に応じて柔軟な対応をしている印象があります!

③顔が見える運用

セミナーやイベントの開催を通じて顔が見える運用が行っているのも特長です。

毎月、ひふみアカデミーという形で月次運用報告会がなされていたり、半期ごとにひふみの運用報告会というものが開催されています。

私自身もひふみ保有者(ホルダー)として、動画を視聴したり、実際にセミナー会場に足を運んだりしていますが、運用している人たちがどういった人でどのような運用をしているのかを知れるのはいいですよね。安心してお金を預けることができます。

また、ひふみワールド+のような世界株の投資信託というのは、ほとんどが外部委託されているのが現状です。(日本の運用会社が海外のファンドマネージャーに運用を委託しているということ)

外部委託で外国株式を運用している場合、月次レポート以外で運用報告が行われる機会というのは少ないです。

そういった背景もあって、ひふみワールド+の場合、レオス・キャピタルワークスの運用メンバーが直接足を運んだ情報をもとに定期的に運用報告の機会が設けられている点は非常に素晴らしいと言えます。

ひふみワールド+(プラス)に投資する注意点は?

ひふみワールド+の主な注意点(デメリット)は以下の2つです。

①信託報酬が少し高め
②元本割れや為替変動のリスクがある

①信託報酬が少し高め

信託報酬とは、投資信託を管理・運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続けるコストです。

信託報酬は以下のように設定されています。

純資産総額信託報酬(年率)
5,000億円まで1.48%
5,000億円を超える部分1.38%
1兆円を超える部分1.23%

純資産総額が一定金額に達すると、一定金額を超えた部分に対して信託報酬が逓減される仕組みとなっています。

現在は、信託報酬が年率1.48%かかります。

アクティブファンドなので仕方がない部分がありますが、インデックスファンドと比較すると信託報酬は高くなってしまいます。

ただ、海外株式に投資を行う同カテゴリーのアクティブファンド(信託報酬:年率1.6%前後)と比較するとやや低く設定されています。

なお、ひふみワールド+はネット証券やネット銀行などコストのかからない販売会社から購入すれば購入時手数料はかかりません。

また、財産留保額(解約時に係るコスト)はありません。

②元本割れや為替変動リスクがある

これはどの投資商品にもいえることですが、株式を対象に投資している商品なので市況によっては元本割れが生じるリスクがあります。

また、外国株式に投資を行っているため、為替の影響を大いに受けます。

投資対象と組入銘柄を紹介

最新の決算期(2021年2月)をもとに、ひふみワールド+(プラス)の投資対象と組入上位10銘柄を紹介します。

組入上位10カ国

ひふみワールド+(プラス)の組入上位10カ国は以下のようになっています。【2021年2月の月次運用レポートより】

組入上位10カ国比率
1アメリカ59.78%
2中国11.06%
3フランス3.48%
4スウェーデン2.57%
5ドイツ2.54%
6イギリス2.14%
7台湾1.85%
8香港1.77%
9アイルランド1.60%
10カナダ1.33%

世界のGDP大国アメリカが59.78%、中国が11.06%とこの2カ国で約70%を占めています。

そのほかは先進国を中心にバランスよく投資をしています。

組入上位10業種

組入上位10業種は以下のとおりです。【2021年2月の月次運用レポートより】

組入上位10業種比率
1ソフトウェア・サービス14.43%
2資本財10.23%
3各種金融8.82%
4メディア・娯楽7.97%
5小売7.22%
6半導体・半導体製造装置7.05%
7消費者サービス4.05%
8自動車・自動車部品3.76%
9食品・飲料・タバコ3.46%
10耐久消費財・アパレル3.33%

業種は「ソフトウェア・サービス」が最も多く、14.43%を占めています。

業種に関しても大きな偏りは見られず、様々なセクターに幅広く投資を行っています。

組入上位10銘柄

組入上位10銘柄は以下のとおりです。【2021年2月の月次運用レポートより】

組入上位銘柄業種比率
1BILIBILI INC.中国メディア・娯楽1.89%
2ACCENTURE PLCアイルランドソフトウェア・サービス1.60%
3FIRST REPUBLIC BANKアメリカ銀行1.53%
4GENERAL MOTORS COMPANYアメリカ自動車・自動車部品1.51%
5GENERAC HOLDINGS INC.アメリカ資本財1.46%
6TEXAS INSTRUMENTS INCORPORATEDアメリカ半導体・半導体製造装置1.43%
7MICROSOFT CORPORATIONアメリカソフトウェア・サービス1.41%
8VIVENDAI S.A.フランスメディア・娯楽1.37%
9NVIDA CORPORATIONアメリカ半導体・半導体製造装置1.30%
10SITEONE LANDSCAPE SUPPLY,INC.アメリカ資本財1.30%

組入銘柄数は合計で124銘柄となっています。

組入銘柄1位でも投資比率は1.89%、組入銘柄上位10銘柄を合計しても14.8%であることから銘柄に関しても特定の銘柄に集中しているという訳ではありません。

1%前後の投資比率で124銘柄にバランスよく投資されているイメージですね。

時価総額別比率

組入銘柄の時価総額別比率は以下のとおりです。【2021年2月の月次運用レポートより】

時価総額別比率
10兆円以上18.96%
1兆円以上10兆円未満55.37%
3000億円以上1兆円未満14.51%
3000億円未満2.20%

「守りながらふやす」という運用を掲げているだけあって、時価総額は1兆円超の企業への投資割合が74.33%と非常に高くなっています。

決算期ごとの運用成績

決算期(2月15日)ごとの運用実績をみていきましょう。

基準価額期中騰落率純資産総額(百万円)
2019/12/13(設定日)10,00024,950
2020/2/17(1期)10,2302.30%53,257
2021/2/15(2期)13,59632.90%110,204

純資産総額は投資信託の評判(売れ行き・人気)を図る重要な指標です。

ひふみワールド+(プラス)の設定時の純資産総額は249億円で、1期の決算時に532億円、2期の決算時に1102億円と着実に増加していることが伺えます。

基準価額も着実に右肩上がりで成長していますね。

インデックスファンドとの比較

アクティブファンドはインデックスファンドよりも高いコストを支払っているため、インデックスファンドを上回る成績を期待したいところ。

世界株式に投資をする際の代表的な指数「MSCI ACWI」に連動するインデックスファンド「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」と運用成績を比較してみましょう。【2021年2月の月次運用レポートより】

1ヶ月3ヶ月6ヶ月1年3年
ひふみワールド+3.65%10.86%16.98%41.16%
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)3.50%9.40%14.60%25.80%

直近1年間の運用成績を比較するとひふみワールド+(プラス)はインデックスファンドを上回る成績を残しています。

1年間の比較だと「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」を15.36%もアウトパフォームしているので、アクティブファンドの役割をしっかり果たせているのではないでしょうか。

まとめ:これからもひふみワールド+(プラス)に期待!

以上、ひふみワールド+(プラス)の概要や魅力、注意点をホルダーの視点から紹介させていただきました。

まだまだ設定されてからの運用歴は浅いファンドですが、しっかりと“ひふみ投信”シリーズで実績を上げてきたレオス・キャピタルワークスの運用には非常に期待が持てます。

また、海外企業のリサーチを特化したことによって、“ひふみ投信”シリーズへの相乗効果も期待できそうです。

本記事がひふみワールド+について気になっていた方々の参考となれれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【関連記事】

レオス・キャピタルワークスが運用する「ひふみプラス」については以下の記事で紹介していますので、併せて参考にしていただければ幸いです。