人的資本形成

ハーバード・ジュリアードを主席卒業した私の「超・独学術」/廣津留すみれ

こんにちは、大谷翔平世代の読書家アークです。

最近、廣津留すみれさんの著書『ハーバード・ジュリアードを首席卒業した私の「超・独学術」』を読みました。

タイトルを見て、「ハーバード大学を首席卒業!?すごっ!どういう考え方なのかな?」と気になって本書の購入に至りました。

非常に読みやすく、参考になる部分がたくさんありました。

本書の内容を全てお伝えすることができませんが、私が気になった部分を少し紹介させていただければと思います。

著者について

著者は、廣津留すみれさんという方です。

私は本書を読んで初めて知りました。

1993年生まれの25歳で私と年齢が1つしか変わりませんが、バイオリニストでSmilee Entertainment社のCEOとすごい方です。

本書のタイトルにも記載されているように現役でハーバード大学に合格し、2016年に首席卒業しています。

その後はジュリアード音楽院の修士課程に進学。2018年にまたもや主席で卒業し、ニューヨークで起業されたみたいです。

経歴だけを見ると、天才なのか?と思ってしまう方が多いと思いますが、彼女自身も述べている通り、大分の自然に囲まれた田舎で公立小学校から公立中学、公立高校と通った普通の日本人だったみたいです。

以前、坪田信貴さんの著書『才能の正体』という本を読んで、才能というのは結果であり、才能があると言われている人に共通しているのは、みんな努力をしているという風に書かれていましたが、著者の廣津留さんもやってきたのはごく小さなことの積み重ねだそうです。

その小さなことの積み重ねというのが、以下の3つになります。

  • 時間の無駄をなくす
  • 時間を濃く過ごす
  • 淡々と努力する

このことを繰り返せば、「普通の人」は「天才」に匹敵する成果を出せると廣津留さんは考えておられます。

本書では、これらについて「時間管理術」、「集中術」、「モチベーション管理術」といった項目で様々な考えや経験が紹介されています。

全部を紹介することはできませんので、今回は私が気になった部分、活用したいと思ったことについてそれぞれ紹介したいと思います。

時間管理術

まずは、時間管理術についてです。

時間は言うまでもなく、1日24時間と皆が平等に有しているものであり、有限かつ貴重なものです。

この時間の使い方次第で人の成長度合いも大きく変わってくると思います。

廣津留さんがこれまで意識されていたのは、「必要のないことはしない」習慣。

不得手なことに時間を割かず、したいこと、伸ばしたいことに集中するくせを子どもの頃から身につけていたそうです。

場合によっては、苦手なこと嫌なことにも取り組まなければならない局面もあると思いますが、これらを少し意識して削減するだけでも他に自分がやりたいこと等に時間を使えるようになりますね。

必要なことをしないというのは、時間の無駄をなくすことにつながり、イコール自分のために使う時間を増やすということになります。

私も会社員ですので、会社にいる時間帯は必要なことをしないという選択肢を取ることは難しいですが、会社が終わったあとの時間という部分では自分のために使える時間を捻出し、読書やブログ、CFPの勉強などに時間を充てたいです。

あと、すきま時間セットを作ろうというのは参考になりました。

これも時間の無駄をなくすという意味では同じですが、電車での移動時間や誰かを待っている時間といった隙間時間に応じてやることを決めておくというものです。

たとえば、電車での移動が30分であれば読書をする、待ち合わせ時間より5分早く着いたという場合であれば何か最近学んだことをアウトプットするといったことでしょうか。

要は、5分、30分、1時間といったすきま時間の長さに応じて、やることのセットをあらかじめ決めておけば、より有効に時間を活用できるということです。

私は基本的に長い移動を伴う場合の時間の活用法は読書が中心ですが、短い場合の隙間時間の活用方法については考えたこともなかったので、これから何をやるべきかしっかり考えたいと思います。

・時間の無駄をなくし、自分のために使う時間を増やそう!

・すきま時間セットを作成し、すきま時間を有効活用しよう!

集中術

時間を濃く過ごすという意味で重要になってくるのが、集中力です。

私も経験上、だらだらと長くやっていることより、時間を決めて集中して取り組んだことの方が、しっかり身についている気がします。

本書では、集中するためには無駄をそぎ落とすことが重要でそのためにははじめる前に選択と集中をすることと書かれています。

具体的には、
・苦手なこと
・やりたくないこと
・メリットの小さいこと
のこれらを削除するだけでも能率がぐっと上がります。

前述の時間管理術において、必要のないことはしないという部分に共通していますが、選択と集中を行うことによって、得意なこと・したいことだけが残り、ストレスなく、明確な目標に専念することができるので、集中力が上がるというわけです。

私も経験として、あまりやりたくないようなことはどちらかというと作業に近い形で流してしまうことがこれまでありましたし、自分が好きなことは集中できて、もうこんなに時間が経ったのかという経験がたくさんあります。

自分は何がしたいのか、したくないのか。その原点にこまめに立ち返ることが大切ですね。

また、明確な目標は集中力に欠かせないみたいです。

なので、その日に何をやるのか、その日の目標を決めてから行動するということも集中力アップにつながります。

・選択と集中を行うことによって、集中力を上げよう!

・集中力を上げるために明確な目標を立てよう!

モチベーション管理術

淡々と努力をするには、モチベーションの維持、管理は非常に重要となってきます。

廣津留さんはバイオリニストで小さい頃から続けているバイオリンを1度も辞めたいと思ったことはないそうです。

考えてみると理由は2つあり、1つが習慣になってしまっていたからということ、もう1つが先を考えることが楽しかったということだそうです。

2つ目に挙げた「先を考えることが楽しかった」ということについて考えていきましょう。

これについては、イメージとシュミレーションが重要となります。

廣津留さんもバイオリンにおいては、「できたとき」のイメージを頭に描けると迷わずに前に進めるそうです。

スポーツでもよくイメージトレーニングが重要と言われますが、このイメージをする習慣が、目の前の課題を乗り越える推進力になります。

このようにイメージをすることは非常に重要ですが、シュミレーションも重要です。

イメージがゴールだとすれば、その思考がシュミレーションになります。

自分が描いたイメージについて、どうすればゴールにたどりつけるのか、できるだけ正確に頭に描くことがポイントだそうです。

私もFIRE(経済的実と早期退職)を目指して、金融資産形成に取り組んでいますが、これが続いているのは、FIREというイメージ(ゴール)があり、シュミレーションができているからだと思います。(シュミレーションの部分はまだ雑かつ不確実性が多すぎるが(笑))

今後もモチベーションを維持し、淡々と努力をしていくためにイメージとシュミレーションをうまく活用していきたいと思います。

・成功イメージとシュミレーションでできないことを超えていく!

おわりに

本書を読んで、非常に参考になる部分が多かったです。

冒頭でも紹介したように、時間の無駄をなくす、時間を濃く過ごす、淡々と努力をするということは非常に重要ですが、1番重要なのはそこに目標があるということだと感じました。

自分が実現したい目標があった上で、その目標を優先するために邪魔になりそうな障害を取り除ければ、日常の無駄を削ぎ落すことができ、結果として夢へ投資できる時間が増えるのだと思います。

私も自身の夢や目標を達成できるようにこれからも頑張っていきたいと思います。

当ブログで紹介させていただいた内容は一部ですので、ぜひ気になった方は本書も読んでみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。