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eMAXIS Neo遺伝子工学を徹底評価!評判はどう?

“神の技術”とも呼ばれる「クリスパー・キャス9」の登場により、遺伝子工学の分野に注目が集まっています。

「クリスパー・キャス9」から発展したゲノム編集技術は、世界で猛威をふるう新型コロナウイルス対策にもいち早く応用されるなど活用の幅も広がっています。

ヒト、動物、植物の遺伝子を改変することで、病気の治療や作物の品種改良などを行うテクノロジー分野が遺伝子工学ですが、同分野に興味を持たれている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、遺伝子工学をテーマにしている注目ファンド「eMAXIS Neo遺伝子工学」の特徴をはじめ、組入銘柄や運用成績、評判を紹介していきます。

eMAXIS Neo遺伝子工学ってどんなファンドなの?評価/評判は?

上記のような悩みを解決していきますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

こんな人におすすめ!!

・eMAXIS Neo遺伝子工学の中身を詳しく知りたい
・遺伝子工学というテーマに将来性を感じる
・eMAXIS Neoシリーズに興味がある

eMAXIS Neo遺伝子工学の基本情報

「eMAXIS Neo遺伝子工学」の基本情報をまとめてみました。

ファンド名eMAXIS Neo遺伝子工学
運用会社三菱UFJ国際投信
カテゴリー国際株式・北米
連動指数S&P Kensho Genetic Engineering Index
設定日2018年8月6日
信託期間無期限
決算日毎年8月17日
購入時手数料0%
信託報酬0.792%
実質コスト0.973%
信託財産留保額0%
純資産総額23億3700万円【2021/8/17(3期)時点】
モーニングスターレーティング☆2

eMAXIS Neoシリーズは三菱UFJ国際投信が手掛けており、将来性や高い成長が期待される11の革新的テーマが取り扱われています。

最大の特徴は、AI(人口知能)が米国の金融商品取引所に上場している銘柄の中から対象のテーマごとに銘柄を選定し算出する「S&P Kensho ニューエコノミー指数」に連動することを目指す、新時代のノーロード・インデックスファンド・シリーズであるということです。

eMAXIS Neoシリーズの特徴や魅力、注意点を詳しく知りたい方は以下の記事でまとめておりますので、併せて参照していただけたらと思います↓

「eMAXIS Neo遺伝子工学」はKensho社が開発したS&P Kensho Genetic Engineering Index(配当込み、円換算ベース)に連動する成果を目指しています。

Kensho Genetic Engineering Indexは、遺伝子工学業界に従事している企業や、リサーチ効率を上げるためのツールを提供している企業のパフォーマンスを測定するように設計されています。

S&P500指数と対比した過去3年間のパフォーマンスチャートが以下です。

Kensho Genetic Engineering Indexチャート
白…Kensho Genetic Engineering Index  青…S&P500 【2021/10/20時点】

3年前(2018年10月20日)を100とした場合、
S&P Kensho Genetic Engineering147.24
S&P 500…173.72

直近3年間の動きを見ていると、S&P500指数よりも劣った運用成績となっています。

eMAXIS NeoシリーズはほとんどのファンドがS&P500指数を圧倒しているので、「eMAXIS Neo遺伝子工学」のパフォーマンスは相対的に悪いですね。

続いてコスト面に着目すると、「eMAXIS Neo遺伝子工学」は購入時手数料と売却時のコスト(信託財産留保額)がかからないものの、信託報酬が年率0.792%と若干高く設定されています。

AIが銘柄を選定する新時代のインデックスファンドとあって、業界最安のインデックスファンドの信託報酬(約0.1%)と比較すると相対的に高く、アクティブファンド(約1.6%)と比較すると相対的に安いといった立ち位置です。

まさにインデックスファンドとアクティブファンドのちょうど中間のコストと言えます。

売買委託手数料や有価証券取引税、その他費用を加味した実質コストは0.973%となっています。

買付時手数料
…投資信託を購入する時に販売会社である証券会社や銀行などで注文を取り次ぎするための対価として支払う手数料のこと。

信託報酬
…投資信託を管理・運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続ける費用のこと。ただし、別途支払うのではなく、信託財産の中から「純資産総額に対して〇%」といった形で毎日差し引かれる。

信託財産留保額
…投資信託を解約する際に投資家が支払う費用のこと。ただし、別途投資家が支払うのではなく、「基準価額に対して〇%」といった形で解約代金から差し引かれる。

eMAXIS Neo遺伝子工学の組入銘柄

2021年9月30日時点の「eMAXIS Neo遺伝子工学」の組入上位10銘柄は以下のようになっています。

 銘柄ティッカー業種組入比率
1モデルナMRNAバイオテクノロジー3.60%
2インテリアセラピューティクスNTLAバイオテクノロジー3.20%
3アークトゥルスセラピューティクスARCTバイオテクノロジー2.40%
4アイヴァバンスバイオセラピューティクスIOVA医薬品2.20%
5ノババックスNVAX医薬品2.20%
6バイオNテック ADRBNTX医薬品・バイオテクノ・ライフ2.10%
7キャタレントCTLT医療機器2.00%
8アルナイラムファーマシューティカルズALNY医薬品2.00%
9レジェンドバイオテック ADRLEGN医薬品2.00%
10エディタスメディシンEDITバイオテクノロジー1.90%

投資地域別にみると米国が77.9%を占めており、ほとんどが米国株式に投資されています。

テーマ型の投資信託なので当たり前ではありますが、組入業種は「医薬品・バイオテクノ・ライフ」が94.4%に偏っています。

また、特徴的なのが組入銘柄数が全部で69銘柄と集中投資になっているということです。

eMAXIS Neoシリーズは”新時代のノーロード・インデックス・ファンド”と謳われていますが、実態はアクティブファンドにかなり近いと言えます。

集中投資になっているので、リスク・リターンは非常に高いですし、テーマ型は流行り廃りも激しいので注意が必要です。

決算期ごとの運用成績

決算期における「eMAXIS Neo遺伝子工学」の基準価額と純資産総額は以下のようになっています。

基準価額期中騰落率純資産総額(百万円)
2018/8/6(設定日)10,000300
2019/8/19(1期)8,671-13.29%602
2020/8/17(2期)10,91925.93%968
2021/8/17(3期)13,47923.45%2,337

「eMAXIS Neo遺伝子工学」の基準価額と純資産は着実に増加していますね。

期間1年3年(年率)
トータルリターン25.99%6.30%
カテゴリー順位210/232152/189
標準偏差27.37%34.18%
カテゴリー順位225/232175/189
シャープレシオ0.950.18
カテゴリー順位226/232161/189

「eMAXIS Neo遺伝子工学」の直近1年間のトータルリターンは+25.99%でしたが、同じカテゴリーと比較すると平均よりも-14.62%劣後しており、順位も210位(232位中)とあまりよくありません。

標準偏差も同カテゴリーの平均に対して+11.35%ほど高い27.37%となっており、順位は225位(232位中)でした。

つまり、同じカテゴリーと比較するとトータルリターンは-14.62%劣後しているにも関わらず、リスク(標準偏差)が+11.35%ほど高いということを意味しています。

運用の効率性を示すシャープレシオは0.95と同じカテゴリーの平均よりも-1.67ほど低く、順位も226位(232位中)でした。

シャープレシオ
…「(ファンドの平均リターン-無リスク利子率)÷標準偏差」で計算される。数値が大きいほど運用効率が高い。

同カテゴリーで比較すると、リターンが相対的に少ない割に値動きも激しいということで、モーニングスターのレーティングも☆2とかなり低評価となっています。

【評判】月次の資金流出入額は?

「eMAXIS Neo遺伝子工学」の評判を客観的に知るために月次の資金流出入額のグラフを見ていきましょう。

ファンドの資金が流入しているということは「eMAXIS Neo遺伝子工学」を購入している人が多くなっているということですし、逆に資金が流出している場合は運用成績に満足できずに解約した、もしくは利益確定等で売りが出ているという風に読み取れます。

以下が2021年9月30日時点の「eMAXIS Neo遺伝子工学」の月次資金流出入額のグラフです。

eMAXIS Neo遺伝子工学月次資金流出入推移
引用元:モーニングスター

ファンドの評価自体は低かったですが、資金は継続的に流入しているので評判自体は悪くないですね。

eMAXIS Neo遺伝子工学が買える証券会社はどこ?

2021年9月30日時点において、「eMAXIS Neo遺伝子工学」が購入できるのは以下の証券会社になります。

eMAXIS Neo遺伝子工学が買える証券会社
2021年9月月次レポートより

「eMAXIS Neo遺伝子工学」への投資をするのであれば、人気のネット証券である「楽天証券」か「SBI証券」がおすすめです。

まとめ:CRISPR技術の市場規模は拡大していく

以上、「eMAXIS Neo遺伝子工学」の特徴や組入銘柄、運用成績、評判などをまとめてみました。

”神の技術”とも言われるCRISPR(クリスパー)技術の市場規模は、2019年の7億6000万米ドルから2023年にはCAGR(年平均成長率)19.13%で15億5000万米ドルに達すると予測されています。(参照:「CRISPR技術の市場規模、2019年の7億6000万米ドルから2020年に9億2000万米ドルへ」)

“神の技術”によって、今までに治せなかった難病の治療法が確立されたり、食糧不足の問題を解決することができれば、社会も明るくなりますし、関連企業の業績や株価も上昇する可能性も期待できそうですね。

これからもクリスパー技術と同テーマを取り扱った投資信託「eMAXIS Neo遺伝子工学」の動向が非常に楽しみです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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・本記事は投資に関する情報の提供を目的に作成したものであり、特定の金融商品の勧誘を目的としたものではありません。
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