FIRE

【FIREを目指すための2ndステップ】家計簿を作成してお金の流れを把握する

本シリーズでは、これからFIREを目指して資産形成に取り組んでいこうと思っているものの、まずは何から取り組んだらいいのか分からないという方にむけて、FIREを目指すための手順を紹介しています。

前記事【FIREを目指すための1stステップ】では、まずは自身の資産と負債を把握するために個人版貸借対照表(B/S)の作成方法を紹介しました。

本記事では、【FIREを目指すための2ndステップ】として家計簿を作成してお金の流れを把握するというテーマを取り扱っていきます。

資産形成に取り組むにあたって家計簿は必要不可欠な存在ですし、家計簿をつけて自身の貯蓄率を把握できればFIRE到達までの年数も逆算できるようになります。

家計簿をつける目的や家計簿をつけることによって得られる効果も紹介しておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

こんな人におすすめ!!

・FIREを目指して資産形成に取り組もうと考えている
・家計簿をつける目的を再認識したい
・家計簿をつけることによって得られる効果を知りたい

家計簿作成の目的はお金の流れを把握すること

家計簿を作成する目的は自身のお金の流れを把握することにあります。

家計簿アプリなどを利用して、自分が毎月いくら稼いでいるのか(=収入)、何にいくら使っているのか(=支出)を記録していきます。

そうすることで、毎月自分はいくら貯蓄できているのか、どういった費目にお金を使いすぎてしまっているのかを客観的に振り返れるようになります。

家計簿を通して自身のお金の流れを客観的に振り返ることができるようになると、どの部分の支出を減らしたらよいのかといった課題に対策を打つこともできますし、貯蓄率を引き上げるための目標設定などもしやすくなります。

このように資産形成において自身のお金の流れを把握することは非常に大切ですが、他にも得られるメリットがあります。

以前読んだDaiGoさんの『突破力 無理なく限界を突破するための心理学』という本では、家計簿をつけるだけで客観性が育つと述べられていました。

家計簿には脳の興奮を静める働きがあり、衝動買い等も抑えられるようになるため、自分の支出をつけ続けている人は概してセルフコントロール能力が高い傾向にあるそうです。(マッコリー大学の調査より)

確かに、私自身も支出をするたびに家計簿アプリに支出を入力していますが、支出が多くなると意識的に無駄遣いを排除できていることを実感しています。

家計簿をつけたことない人は習慣化するまでに時間はかかるかもしれませんが、まずは家計簿アプリをダウンロードして少しずつ自分の収入と支出を記録しはじめてみることをおすすめします。

貯蓄率が把握できればFIRE到達までの年数が逆算できる

家計簿をつけて毎月のお金の流れを把握することができるようになるとFIRE到達までの年数が逆算できるようになります。

なぜなら、FIRE実現にかかる年数は収入の多寡ではなく、貯蓄率によって左右されるからです。

貯蓄率は(収入-支出)/収入という数式で表され、収入のうちどの程度の割合を貯蓄に回すことができたかを測る指標になります。

家計簿をつけることによって自身の収入と支出が把握できれば、自身の貯蓄率も把握できます。

この貯蓄率が高ければ高いほど、FIREに到達するまでの年数が短くなります。

詳しい理由については以下の記事で取り上げていますので、気になる方はご覧ください↓

貯蓄率と投資リターンの関係をもとにFIRE実現までの年数を導き出した表が以下です。

生活費の25年分の資産を築きあげることがFIREを実現するために必要な金額の1つの目安とされています。

貯蓄率が25%で、投資リターンが4%といった状態で資産形成を続けていくと34年後にFIREが実現できるということです。(あくまで目安)

この表から読み取れるのは、貯蓄率が高ければ高いほどFIRE実現までにかかる年数は短くなるということと、同じ貯蓄率であれば投資リターン(利回り)を向上させることによってFIRE実現までにかかる年数を短縮できるということです。

実際に30歳でFIREを実現した三菱サラリーマン(穂高唯希)さんの貯蓄率は80%と非常に高いですし、『FIRE 最強の早期リタイア術』の著者クリスティー&ブライス夫妻の貯蓄率は52%∼78%で31歳でFIREを実現しています。

家計簿をつけて自身の貯蓄率が把握できるようになり、「もし自分の今の資産と貯蓄率だとあとどれくらいでFIREできるのだろうか…」と気になった方は以下の記事を参照にするとFIRE達成までに必要な年数が計算できますので計算してみてください↓

キャッシュフローを最大化し、資産を積み上げる

上で述べたとおり、FIREを目指して資産形成に取り組むのであれば、常に貯蓄率を高め続けることが重要となってきます。

貯蓄率を高めるためには、自分の収入を上げる努力をし、支出も無理ない範囲で切り下げていく必要があります。

そして、余剰資金を資産運用にまわし、投資リターン(利回り)を上げていくことも大切です。

つまり、キャッシュフロー(収入ー支出)を最大化し、余剰資金を投資にまわして資産を積み上げていくことがFIREへの近道ということです。

毎月、家計簿をつけて振り返ることによって、「もっと収入を伸ばせる方法はないか」「もっと支出を切り下げられる部分はないか」「もっといい利回りで運用できる方法はないか」といったことを模索していきましょう。

たとえば、収入を伸ばす必要があると感じたなら取れる選択肢としては、転職、副業などが挙がります。

支出を切り下げるには、固定費の見直しが効果的です。満足度を落とさずに固定費を削れないか自問してみましょう。

投資に関してはリスク・リターンが比例しているので、FIREを追い求めすぎてリスクを必要以上に取りすぎるのはよくありませんが、今の運用方法より少しでもいい手法はないかといったことを投資本や資産形成本から学んでみることはきっと役にたちます。

このように家計簿をつけて毎月の自分の「収入」「支出」「運用」といった点を少しずつ改善していくことで貯蓄率も少しずつ高まり、FIRE実現までの道のりも短縮できるようになるので地道な努力を続けていきましょう。

まとめ:家計簿は資産形成に必須のツール

以上、FIREを目指すための2ndステップとして「家計簿を作成し、お金の流れを把握すること」の重要性を紹介させていただきました。

家計簿の習慣がない方からすると、「家計簿をいちいちつけるなんてめんどくさい…」と思われるかもしれませんが、習慣化してしまえば継続することは簡単ですし、やがてセルフコントロール能力もアップしています。

そして、家計簿を作成し続けていくうちに自身のお金の流れを把握することができるようになり、資産形成の計画や振り返りもしやすくなるので、資産形成に取り組むにあたって家計簿は必須のツールといえます。

私は家計簿アプリとしてマネーフォワードMEを使っていますが、項目のカスタマイズ性が豊富で、銀行口座や証券口座との連携もできるのでおすすめです。

これからFIREを目指して資産形成に取り組んでいこうと思っているものの、まだ家計簿をつけたことがないという方はこれを機にぜひ家計簿をつけてみてください。

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