つみたてNISA

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資をする3つの理由

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資をする3つの理由

つみたてNISA対象ファンドの中でも、積立金額・件数ともにトップクラスで人気のあるファンド「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」。

純資産総額も5000億円を突破しており、多くの投資家から高い支持を獲得していることが伺えます。

そんな「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に関して、

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)への投資を検討しているけれど、実際に投資をしている人はどういう理由でeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資をしているのだろうか?

という疑問を持たれている方もいらっしゃると思います。

そこで、本記事では1つの参考として、私が「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に投資をする3つの理由を紹介していきます。

経済理論にしっかり基づいて説明していきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

こんな人におすすめ!!

・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)への投資を検討している
・どういう理由でeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資をしているのか知りたい
・米国株式に長期投資しようと考えている

米国は長期投資の対象として最適

まずは長期投資の対象先として米国は最適であるということを述べさせていただきます。

投資家として長期投資を行うにあたって利益を享受するために経済成長は必要不可欠です。

学術的にも経済成長率と株式のリターンの関係性は正の相関があると言われているので、今後も持続的に経済成長できる国に投資をする方がいいでしょう。

そこで長期的な経済成長に対する1つの見方として参考になるものに「経済成長理論」があります。

詳しくは別の記事で紹介しておりますので、より詳しく知りたいという方は以下の記事をご覧いただきたいのですが、簡単に説明すると長期的な視点で経済成長につながる要因は以下の3つに集約されるというものです。

労働(人)
資本(金)
イノベーション(技術革新)

要はたくさんの人が働いて(労働)、そこにお金を投じ(設備投資)、イノベーション(技術革新)が起こると、生産力が飛躍的に向上するので、生産力側から着目すると新しく生産した分が付加価値としてGDPに計上されるので経済成長につながるということです。

これらの経済成長の3要素を踏まえると、米国が非常に有望な投資先であるということが分かります。

まず、「労働(人口)」という観点ですが、米国は先進国の中でも人口が増え続けている数少ない国です。

2019年の米国の人口は約3億2800万人ですが、総務省統計局の「世界の統計2018」によると、アメリカの人口は2030年に3億5000万人、2050年には3億8000万人を超える見込みとなっています。

「資本(金)」の活用という点においても、米国企業は借入を増やして積極的に設備投資を行い、売上や利益を高めているので、他の先進国と比べて資本の活用がより効率的となっています。

具体的にROIC(投下資本利益率)といった指標を日本や欧米企業と比較すると、米国企業の資本効率の高さが分かります。

ROIC(%)
日本(上場企業全体)6.75%
欧州(STOXX600)8.81%
米国(S&P500)10.17%
2018年のデータ

また、他にも米国企業はM&Aによる買収件数が多いことや、研究開発・人材への投資なども積極的であるという点も優れています。

最後に「イノベーション(技術革新)」という点についてですが、これは感覚的にも米国企業は素晴らしい技術を持った会社が多いというのがお分かりなのではないでしょうか。

2019年に東洋大学が「グローバル・イノベーション・ランキング」というものを発表していましたが、「技術革新」の項目で米国は2位となっています。

ちなみに1位は中国なのですが、中国と米国のスコアは突出しており、現在様々なテクノロジー分野で米中の覇権争いが勃発している点も納得です。

以上の理由から米国は長期的に経済成長できる3つの要素をしっかり兼ね備えており、今後も長期投資の対象先として米国は有望だと言えます。

S&P500インデックスに投資をする理由

米国の株式市場の中でも最も代表的な指数と言えるのが「S&P500」指数です。

ここでは「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が同じ連動成果を目指す「S&P500」指数の魅力について紹介していきます。

米国の主要企業500社に分散投資できる

なんといっても最大の魅力が米国の主要企業500社に分散投資することができるということです。

S&P500指数に採用されている企業はグローバルに活躍している優良企業ばかりです。

500社全てを列挙することはできないので、組入上位10銘柄の顔ぶれを見てみましょう。

No企業名
1Apple
2Microsoft
3Amazon
4Facebook
5Alphabet
6Alphabet
7Tesla
8Berkshire Hathaway
9JPMorgan Chase
10Johnson & Johnson

GAFAMをはじめとした、世界を代表する企業ばかりですね。この上位10銘柄の合計で約27%ほどを構成しています。

あくまで今紹介した企業はS&P500指数の中の一部ではありますが、 他にも優良企業がズラリと並んでおり、こういった企業に低コストで分散投資できるのは非常に魅力です。

ちなみに2021年度はS&P500指数のEPS(1株当たり純利益)が最高値を更新する見込みとなっている点も注目です。

これまでにもたくさんの暴落を乗り越えてきた

株式市場に暴落はつきものですが、S&P500はこれまでにもたくさんの暴落を乗り越えてきた実績があります。

リーマンショックや直近だとコロナショックなど企業業績に大きな影響を与える出来事が発生すると株式市場は大きく下落します。

ただ、長期の視点でみるとこれまで説明してきたように米国には長期で経済成長していくための原動力が備わっていますし、外部環境に影響されずに企業業績を着実に伸ばしていける企業が多いのでS&P500指数は何度も暴落を経験しながらも史上最高値を更新し続けているのです。

過去30年の年平均リターンも+9.3%と驚異的な数値を出していますし、これほど長期投資で安心できる株価指数もないのではないかと思います。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資をする3つの理由

上記で紹介した「S&P500」指数に連動する成果を目指すのであれば、ETFや投資信託など選択肢は複数ありますが、私が「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に投資をするのは以下の3つの理由があります。

①毎月自動で積立の設定ができる(つみたてNISAも対応)
②同カテゴリー内で最低水準のコスト
③同カテゴリー内で純資産総額が最も大きい

①毎月自動で積立の設定ができる

ETFではなく、投資信託を利用している最大の理由が毎月自動で積立の設定ができるという点にあります。

そして、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」 はつみたてNISAにも対応している商品ですので、税制上のメリットを享受することも可能です。

ちなみに私は毎月17,000円ほど「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」への積立設定を行っております。

②同カテゴリー内で最低水準のコスト

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」 は同カテゴリーにおいて最低水準のコストを誇っています。

「S&P500」に連動するインデックスファンドにおいて信託報酬の最安は「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」の0.0935%ですが、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」はそれに次ぐ0.0968%です。

SBI・VシリーズとeMAXIS Slimシリーズのどちらも優れた商品ではありますが、eMAXIS Slimシリーズの方が取り扱っている証券会社が多いという特徴があります。

これは後述する純資産総額の増加に影響を与える1つの要因となります。

③同カテゴリー内で純資産総額が最も大きい

S&P500指数に連動するインデックスファンドのうち、最も純資産総額が大きいのが「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」です。

インデックスファンドにおいては投資家の観点からみるとコストは低い方がいいので、先ほど説明した「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」と「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」の2つに資金が集中しているといった構図になっています。

ただ、2021年8月25日時点で比較をしてみると「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の純資産総額は約5973億円、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」の純資産総額は約2966億円と差は大きく開いています。

インデックスファンドの場合、運用成績で差別化することはできないですし、両ファンドともコストは最低水準に設定しているため、純資産総額の観点から「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に大きな優位性があると言えます。

純資産総額は大きければ大きいほど、規模のメリットによって経費率を抑えられるようになり、信託報酬が今後も引き下がる可能性があります。

また、繰上げ償還も考えられにくい規模であるため、長期的な視点で安心して積立投資を継続することができます。

まとめ:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は長期投資に向いた優秀なファンド

以上、経済理論も交えながら私が「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に投資をする3つの理由について紹介させていただきました。

米国は長期的に経済成長できる3要素がしっかり整っており、その中でも世界を代表する優良企業500社に低コストで積立ながら分散投資ができる商品が「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」です。

私も今後長期にわたって「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」への積立投資は継続していくつもりです。

これから長期的な視点での投資を考えている方に少しでも参考にしていただけたら幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。