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ひふみ投信とひふみプラスの違いを図解で解説!どっちに投資すべき?

ひふみ投信とひふみプラスの違いを図解で分かりやすく解説

主に国内の成長株式への投資で実績を上げてきた「ひふみ投信」。

2017年にカンブリア宮殿で特集されたことによって一気に知名度が上がりましたが、最近でもレオス・キャピタルワークスの創業者藤野英人さんのメディア出演や書籍等でひふみの存在を知った方も多いのではないでしょうか。

そこで、ひふみの運用哲学や投資手法に興味を持ったものの、「ひふみ投信とひふみプラスって名前が似てるけれど、どういう違いがあるの…?どっちに投資をしたらいいの…?」といったような疑問を感じている方もいらっしゃるかと思います。

本記事では、そのような悩みを解決するためにひふみ投信とひふみプラスの違いを比較して分かりやすく解説していきます。

また、ひふみ投信とひふみプラスの違いを説明したうえでどっちに投資をすべきかという点にも触れていきますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

ひふみ投信とひふみプラスの違いを比較

まず、大前提として「ひふみ投信」も「ひふみプラス」も中身はほぼ同じと考えていただいて結構です。

というのも、「ひふみ投信」、「ひふみプラス」ともにレオス・キャピタルワークスが運用する「ひふみ投信マザーファンド」に投資を行っているからです。(*「ひふみ年金」も同じ)

マザーファンド
…複数のベビーファンドと呼ばれる投資信託から資金を預かり、それをまとめて運用する投資信託のこと。マザーファンドとベビーファンドを分けて運用する方式のことをファミリーファンド方式と呼ぶ。

「ひふみ投信」も「ひふみプラス」も同じ「ひふみ投信マザーファンド」に投資を行っているので、組入銘柄や運用成績等の相違はありません。

ファンドの設定日が違うので基準価額は異なりますが、日々の基準価額の上昇率は同じです。

2021/11/12のひふみシリーズの動き
【2021/11/12のひふみの動き(公式Twitterより)】

では、「ひふみ投信」と「ひふみプラス」の違いはどこにあるのでしょうか?

「ひふみ投信」と「ひふみプラス」の大きな違いは「販売会社」と「コスト」の2点が挙げられます。

1つずつ解説していきます。

販売会社の違い

まず、「ひふみ投信」と「ひふみプラス」の大きな違いと言えるのが販売会社です。

以下の表にそれぞれの特徴をまとめました。

ひふみ投信レオス・キャピタルワークスに口座を開設することで直接購入することができる
ひふみプラス銀行や証券会社を通じて購入することができる
ひふみ年金確定拠出年金制度に対応した金融機関を通して購入することができる

ご覧のとおり、「ひふみ投信」はレオス・キャピタルワークスで直接購入することができる投資信託で、「ひふみプラス」は銀行や証券会社を通じて購入することができる投資信託なのです。

そして、「ひふみ年金」は確定拠出年金制度に対応した金融機関を通して購入することができます。

ファンドの中身は同じでも、販売会社が異なることから名前がそれぞれ区別されているんですね。

これまでお伝えしてきたひふみシリーズの違いの全体像を図にまとめたものがこちらです↓

ひふみシリーズの違いを図解で解説

コストの違い

続いて、「ひふみ投信」と「ひふみプラス」の2つ目の違いであるコスト面について説明していきます。

以下に「ひふみ投信」と「ひふみプラス」、「ひふみ年金」のコストを比較した表を載せています。

ひふみ投信ひふみプラスひふみ年金
購入時手数料なし0%∼3.3%
*販売会社によって異なる
0%∼3.3%
*販売会社によって異なる
信託報酬(年率)1.078%1.078%0.836%
信託財産留保額なしなしなし

まず、レオス・キャピタルワークスの直販投信である「ひふみ投信」は購入時手数料と解約時にかかるコストである信託財産留保額の負担はありません。

一方、「ひふみプラス」や「ひふみ年金」は購入時手数料がかからない場合もあれば、最大で3.3%取られることもあります。

これは「ひふみプラス」や「ひふみ年金」を取り扱っている販売会社によって異なるからです。

対面型の銀行や証券会社であれば購入時手数料がかかるケースが多いので、手数料がかからないネット銀行やネット証券を活用するようにしましょう。

「ひふみ投信」も「ひふみプラス」も信託報酬は1.078%で共通していますが、どちらも信託報酬を逓減させる制度を設けており、その内容が異なります。

商品名信託報酬
ひふみ投信資産形成応援団(信託報酬一部還元方式)によって保有期間に応じた実質的な割引制度あり
【通常時】年率1.078% (税抜年率0.98%)
【保有期間5~10年】税抜年率で0.2%実質割引
【保有期間10年~】税抜年率で0.4%実質割引
ひふみプラス純資産総額に応じて信託報酬が逓減される方式
【純資産総額500億円まで】…年率1.078%(税抜年率0.98%)
【純資産総額500億円を超える部分】…年率0.968%(税抜年率0.88%)
【純資産総額1000億円を超える部分】…年率0.858% (税抜年率0.78%)
ひふみ年金0.836%

「ひふみ投信」には資産形成応援団という信託報酬の一部を還元する制度が設けられてます。

これは5年以上保有している「ひふみプラス」の口数について、信託報酬の一部相当額を還元することによって信託報酬を実質的に割り引くという制度です。

レオス・キャピタルワークスがお客様の長期投資を応援するために設けた制度で日本では初めての仕組みみたいですね。

還元率は5年以上保有している場合に0.2%、10年以上保有すると0.4%となります。

この還元する資金をもとに「ひふみ投信」の買い付けが行わますので、現金で戻ってくるのではなく、実質的に信託報酬が割引されるという点にご注意ください。

なので、レオス・キャピタルワークスの投資哲学や理念に共感し、長期でひふみに投資をしたいという方は「ひふみ投信」への投資がおすすめです。(レオス・キャピタルワークスの口座を開設する

一方、「ひふみプラス」の方は純資産総額に応じて信託報酬が逓減されていきます。

純資産総額が500億円未満の部分は信託報酬が年率1.078%ですが、純資産総額が500億円を超えると超えた部分の信託報酬が年率0.968%、1000億円を超えると超えた部分が0.858%となります。

ひふみ投信とひふみプラスどっちに投資をするべきか?

では、これまで述べてきた「ひふみ投信」と「ひふみプラス」の違いを踏まえたうえで、どっちに投資をすべきかといった悩みにヒントを提示していきます。

まずは前提として、どちらに投資をしても運用成績面では変わらないので、基本的にはどちらに投資をしても問題ありません。

では、敢えてレオス・キャピタルワークスに口座を開設して「ひふみ投信」への投資をおすすめできるのは以下のような方になります。

ひふみ投信に投資をすべき人

・5年や10年といった長期投資を考えている
・直販限定のイベントやセミナーに参加したい

「ひふみ投信」に投資をすることによって最大の恩恵を受けられるのが資産形成応援団による長期保有の実質割引制度です。

なので、ひふみの投資哲学や理念に共感したうえで、ひふみ投信に5年や10年以上の長期投資をしていきたいという方は「ひふみ投信」への投資がおすすめです。

また、レオス・キャピタルワークスで口座を開設すると直販のお客様限定のセミナーやイベントも用意されているので、そういったセミナー等を活用しながら長期でひふみと寄り添っていきたいと考えている人にもおすすめできます。

レオス・キャピタルワークスで口座を開設した場合もNISAやつみたてNISAといった非課税制度を利用できますので、ぜひ活用してくださいね。

ちなみに「ひふみ投信」への最小投資金額は1000円からとなります。

一方、「ひふみプラス」への投資がおすすめできる人は以下のような方です。

ひふみプラスに投資をすべき人

・既に銀行口座や証券口座を持っている
・少額から投資がしたい

既に口座を保有している銀行や証券会社が「ひふみプラス」を取り扱っているのであれば、新たに口座を開設することなく投資をはじめることができます。

ただ、対面型の銀行や証券会社だと購入時手数料が取られるケースがありますので、その点は注意してくださいね。

また、少額から投資をしたいといった方も「ひふみプラス」がおすすめです。

直販の「ひふみ投信」も1,000円からの少額投資が可能ですが、楽天証券やSBI証券を通じて「ひふみプラス」を購入するのであれば100円から投資が可能です。

「ひふみプラス」への投資を考えられているのであれば、人気のネット証券口座「楽天証券」がおすすめです。

楽天証券だと「ひふみプラス」の購入時手数料はかからないですし、100円からの少額投資もできます。

当然NISAやつみたてNISAの制度も活用できるのですが、楽天証券は楽天カードを利用した積立ができる点に大きな魅力があります。

まとめ:最も重要なファンドの中身と運用成績は同じ

以上、「ひふみ投信」と「ひふみプラス」の違いについて説明させていただきました。

改めて振り返ると、「ひふみ投信」と「ひふみプラス」の大きな違いは販売会社とコストの2つです。

最も重要なファンドの中身や運用成績は同じですので、自身に合った方のファンドに投資をしましょう。

本記事が「ひふみ投信」や「ひふみプラス」への投資を考えている人の参考に少しでもなれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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