ファイナンシャルリテラシー

【書評】『「勇気」と「お金」の法則』小林昌裕|物語形式でお金の本質が学べる本

お金の本ってなんだか難しい…。これからお金を貯めていきたいけれど、読みやすくてモチベーションを高めてくれるような本ってないの?

上記のような悩みを抱いている方にピッタリの1冊を紹介します。

それが、小林昌裕さんの著書『ふがいない僕が年下の億万長者から教わった「勇気」と「お金」の法則』です。

本書は、物語形式で話が進み、間に著者の解説が入っているので、スイスイ読み進めることができます。

また、”お金の本質”について考えさせられる部分も多く、ストーリーを読み進めていくとなんだか勇気がもらえるような内容となっています。

本記事では、『ふがいない僕が年下の億万長者から教わった「勇気」と「お金」の法則』についてネタバレしない程度にあらすじと重要だと感じたことを紹介させていただきます。

ぜひ、興味を持たれた方は本書を読まれてみてください。

こんな人におすすめ!!

・お金の本質について学びたい!
・現状に満足しておらず、現状を打破したい!
・お金を手に入れて、幸せな生活を送りたい!

著者:小林昌裕

著者は「収入の柱を増やし、人生を選べるようになる」を理念とする副業アカデミーの代表小林昌裕さんです。

明治大学リバティアカデミー「金融マネジメント入門」の講師も務められていらっしゃいます。

小林さんは『金持ち父さん貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ著)を読んだことがきっかけで、2009年にサラリーマンをしながら不動産投資をはじめ、今では区分マンション・都内シェアハウス・地方一棟マンションなど計67室を保有されています。

また、不動産投資以外にも20余りの収入源を持ち、年間収益は1億円を超えているとのこと。

これだけの資産と収入源がある人なら、「もともと事業で成功した人なんでしょ?」と思っちゃいそうですが、著者の小林さん自身ももともとは年収350万円程度の平凡なサラリーマンだったそうです。

本書の物語の主人公と重なる部分もありますが、著者自身こそお金との現状に向き合い、お金を得るために小さな一歩を踏み出した結果として、人生そのものを大きく変えていった方なんだろうなという印象を受けました。

あらすじ

冒頭でも説明したように本書は物語形式でお金の本質について学べる初心者でも読みやすい内容となっています。

ネタバレしない程度に簡単に本書のあらすじを紹介させていただきます。

物語の主人公は40歳のサラリーマンである務。

妻(敬子)と息子(譲)の家族3人で生活していますが、結婚前に抱いていた理想とはかけ離れた生活を日々過ごすことになります。

息子の譲は、3歳の頃にひどい癇癪を起すようになり、医者に発達障害と診断されます。

息子のこともあって、妻の敬子は正社員を辞めてパートに。もともと温厚だった妻も言うことを聞かない息子の育児に追われ、さらに朝から夜まで仕事と家事を過ごす日々が続き、家事も育児も全く手伝おうとしない務に不満を募らせていきます。

また、遠方に暮らす70代の務の父は脳梗塞を患い、認知症を発症。特別養護老人ホームに入ってもらうも負担は務に。また、父はギャンブルによって借金を抱えており、これも一人っ子の務に重くのしかかります。

務は都内で平均的な年収500万円を稼いでいますが、将来のための貯金もできておらず、毎月の家計のやりくりで何とか過ごす日々。

そんな絶望感を抱きながらも、最近様子が変わった会社の同僚と話しをすることであるコンサルタントを紹介してもらうことに。

そのコンサルタントからお金の本質を学び、お金を得るために勇気を出して小さな一歩を少しずつ踏み出していくことで事態が改善されていくというストーリーに仕上がっています。

人生は予定外の連続

本書は、物語を通じてお金の本質について学べる部分が非常に大きいです。

ただ、ここで紹介しすぎてしまうとネタバレにもつながりかねないので、冒頭部分よりちょっとだけ感じたことについて感想を述べます。

上記のあらすじを読んでいただいたとおり、本書の主人公の人生は予定外の事態が連続しており、結婚前に抱いていた理想とはかけ離れた生活を送っています。

私もまだまだ20代なのでこれから先の将来、予想外の事態はたくさん起きてくると思っています。

ただ、ここで重要になってくるのは、予想外のことにいかに余裕を持って対応できるかということ。

本書のストーリーにおいても始まりは理想とはかけ離れた暗い生活を送っており、お金さえあれば子どもの学費も心配せず、やりたいこともさせてあげられるのに…という心情が描かれている場面もあります。

結局、こういった予想外の事態に対して余裕を持った対応をするにはお金が必要です。

私自身についても考えられうる想定外というのは、リストラや倒産で給与収入がなくなるということであったり、親が倒れる、自分が重い病気にかかるということが挙げられます。

いずれの事案においても何も対策が講じられていなければ、いっきに人生の先行きがとても暗くなってしまいます。

このような場合にお金があれば、精神的な安定剤にもなりますし、取れる選択肢もだいぶ広がります。

お金の余裕は心の余裕とも言われますので、改めて日々資産形成に取り組むということは重要であると感じました。

生活防衛資金はこういう有事の際は非常に頼りになります。

予定外の事態が起こった時にも余裕を持って対処できるよう日頃から資産形成であったり、生活防衛資金の構築を意識していきたいですね。

人生は予定外の連続。
そして、それらを「解決」してくれるのは最終的にお金しかない。

「勇気」と「お金」の法則 小林昌裕

まとめ:お金の本質と感動が詰まった物語

以上、小林昌裕さんの著書『ふがいない僕が年下の億万長者から教わった「勇気」と「お金」の法則』について簡単にあらすじと重要だと感じた部分について紹介させていただきました。

本書を読んだことによって、お金の本質について改めて考えさせられる部分も多く、またお金を生み出すための勇気を踏み出すことの重要性についても学べました。

本の内容自体も非常に読みやすくなっていますので、いい1冊に出会えたなという感想です。

ストーリー形式で読みやすいですし、主人公がお金について学び、勇気を踏み出してどういう人生を歩んでいくのか気になった方はぜひ本書を読んでみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。