FIRE

私が完全リタイア型のFIREではなく、セミリタイア型のサイドFIREを目指す理由

私がサイドFIREを目指す理由を紹介しています。

最近、書店に足を運ぶと様々なFIRE本が取り上げられており、FIREムーブメントがさらに盛り上がりを見せています。

私自身も2019年にFIREという生き方を知ってから資産形成の目標の1つにFIREを掲げるようになりました。

ただ、FIREに関する情報に触れていく中でFIREにも様々なスタイルがあることを知り、私はサイドFIREを実現したいと思っています。

サイドFIRE…金融資産等から得られる不労所得で生活費の半分を賄い、残りを働いて稼ぐ(=労働収入で賄う)ライフスタイルのこと

本記事では、私が完全リタイア型のFIREではなく、セミリタイア型のサイドFIREを目指す理由を3つ紹介します。

先に結論を述べておくと、私がサイドFIREを目指す理由は以下の3つです。

サイドFIREを目指す理由

①幸福の3つの資本のバランスがいい
②目標金額のハードルが下がる
③市場暴落時などでも心の安定を保てる

理由を1つずつ紹介していきますので、FIREを目指して資産形成に取り組んでいる方に参考にしていただけたら幸いです。

理由①幸福の3つの資本のバランスがいい

私がサイドFIREを目指している最大の理由が「幸福の3つの資本のバランスが非常にいい」ということです。

幸福の3つの資本とは、私が資産形成において大きな影響を受けている橘玲さんの著書『幸福の資本論』で提唱されています。

簡単に説明すると、人は3つの資本、すなわち「金融資産」「人的資本」「社会資本」の3つを運用して”幸福”という富を得ているという考え方です。

金融資産…(不動産を含めた)財産
人的資本…働いてお金を稼ぐ能力
社会資本…家族や友達のネットワーク

株式や不動産といった金融資産を運用することによって不労所得が得られるため、金融資産は自由を獲得するために欠かせない資本です。

人的資本とは働いてお金を稼ぐ能力のことを指し、最も重要な富の源泉と言えます。(人は働くことで大きな収入を得ているため)

人的資本を運用しながら幸福を感じるために重要なのが、いかに自己実現に近づけるかということになります。

せっかく働いてお金を稼ぐのであれば、嫌な仕事を続けて精神をすり減らしながら生活するよりも自分の好きなことで稼げた方が幸福感は間違いなく高いでしょう。

社会資本は聞きなれないと思いますが、家族や友だちなどのネットワークを指します。

そして、幸福は社会資本からしか生まれないといった特徴があります。

どんなにお金を持っていて自己実現していたとしても、家族や友人などがいなければ孤独であり幸せは感じにくいでしょう。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、サイドFIREはこの幸福の3つの資本のバランスが非常にいいんです。

サイドFIREは生活費の半分を資産収入等の不労所得(金融資産)で賄い、残りの半分を働いて稼ぐ(人的資本)スタイルでした。

生活費の半分を資産収入で賄えているので経済的にもある程度の自由を獲得しており、自己実現がしやすい環境も構築できています。

これまでは自分や家族の生活費を稼がなければならなかったので、我慢して嫌な仕事を続けなければならないといった状況でしたが、働いて稼ぐ金額が半分になると自分の好きな仕事が選べる可能性も非常に高くなります。

また、週の労働時間も半分になるので、家族や友人と過ごせる時間も増え、自分の好きな趣味や活動にもこれまで以上に時間を割けるようになるので幸福感の高い生き方を実現できます。

私は幸福の3つの資本のバランスを意識しながら人生を充実させていきたいと思っているので、これらのバランスが非常にいいサイドFIREを目指すことを決意しました。

幸福の資本論』については、以下の記事で詳しく取り上げておりますので、ご興味がある方は併せて参照にしていただければと思います↓

理由②目標金額のハードルが下がる

続いて私がサイドFIREを目指す2つ目の理由が「目標金額のハードルが下がる」ということです。

FIREの目標金額を算出するにあたっては「年間生活費の25倍」の金融資産を構築するのが一般的とされています。

たとえば、年間生活費が300万円だとすると、FIREを実現するために必要な金額の目安は7500万円となります。

完全リタイア型のFIREだと労働する必要はなくなりますが、年間生活費の25倍という金額はかなりハードルが高く感じないでしょうか…

しかし、サイドFIREであれば、生活費の半分を労働で賄うことができるので目標とすべき金額の目安も半分になるのです。

同じ例で年間生活費が300万円の人がサイドFIREを目指す場合、目標とすべき金額の目安は3750万円になります。

いかがでしょう。目標とすべき金額が1/2になると比較的手が届きそうに感じませんか?

資産形成に取り組むうえでの目標もあまり高すぎる目標を設定するよりも比較的頑張れば手が届きそうといった目標を設定した方がモチベーションも高まり、実現可能性も高くなると思います。

実現可能性といった観点からも私はサイドFIREを目指して資産形成に取り組んでいきたいと考えています。

サイドFIREに必要な金額の目安と到達までにどれくらいの年数がかかるのかを把握する方法を以下の記事で取り上げていますので、興味のある方は併せて参照にしていただければと思います↓

理由③市場暴落時などでも心の安定を保てる

私がサイドFIREを目指す3つ目の理由が「市場暴落時などでも心の安定を保てる」ということです。

様々なFIRE本でも語られているように、FIRE実現後に最も起きてほしくない出来事が市場の暴落です。

せっかく仕事を辞めて、配当金や資産を取り崩して生活していくのに市場が暴落してしまうと気が気でないと思います。

完全リタイア型のFIREであれば人的資本がゼロで金融資産に大きく依存している状況なので株式市場の暴落による精神的ダメージはかなり大きくなりますが、サイドFIREであれば人的資本が残っているので緊急事態が起こっても多少の安心感があるはずです。

私もコロナショックで-30%ほどの暴落を経験しましたが、そこで何も売らずに耐えれることができたのは働いて収入を得ていたからに他なりません。

市場の暴落以外にも、人生は何が起こるか分かりませんが、サイドFIREのようにある程度の備えができていると多少は安心です。

まとめ:サイドFIREを実現して幸福な人生を設計する!

以上、私がサイドFIREを目指す3つの理由について紹介させていただきました。

これまで説明してきたようにサイドFIREはかなり幸福度の高い生き方を実現できるライフスタイルだと思っています。

実際にFIREを実現した方々を見ていると、一定期間を経て何らかの形で仕事に戻り、自分の好きなことをやって生活している人がかなり多いような印象があります。

日本のFIREの先駆者穂高唯希さんも著書『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』でFIREを語るうえで重要なのは生き方と述べています。

自分の理想の生き方を掲げたうえで、やりたい仕事に打ち込み、好きな人たちと好きなことができるサイドFIREを目指していきたいと改めて思いました。

サイドFIREを目指して資産形成に取り組んでいる方々、これからも一緒に資産形成を頑張っていきましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。